リフォーム相見積もりは何社がおすすめ?依頼のコツや注意点、マナーを解説

リフォームの依頼先を決めるために、数社に相見積もりを依頼して比較検討する方が増えています。しかし、むやみに相見積もり先を増やしてしまうと、現場調査や打ち合わせに疲れてしまい、時間が掛かりリフォーム時期を逃してしまいかねません。ここではリフォーム相見積もりの依頼方法や注意点、ポイントについて解説します。

リフォームの相見積とは?

相見積もり(あいみつもり)とは、リフォームの依頼先を決めるために、1社ではなく複数のリフォーム会社から見積を出してもらうことです。相見積もりを「あいみつ」と略されることがあります。辞書には、相見積もりと合い見積もりと掲載されていますが、どちらも同じ意味です。一般的には相見積もりが使われています。

相見積もりのメリットは、それぞれの会社の提案内容や金額を比較検討できることです。しかし、沢山の業者に相見積りを依頼し過ぎると、業者ごとに現地調査や打ち合わせが重なり、時間と労力がかかってしまうデメリットもあります。

リフォームの相見積りは3社程度がおすすめ

リフォームの相見積もりは、3社程度がおすすめです。見積依頼先が1社だけでは、リフォームの金額が妥当なのか比較対象がありません。2社に相見積もりを依頼した場合は、金額を比較できますが、建築の知識が無ければ一般的な相場であるか?判断するのは困難です。

3社に相見積もりを依頼すると、商品の割引率や工事代の相場、会社の特色などがみえてきます。提案内容はもちろん、金額や施工品質、保証を比較しながらリフォームの依頼先を決めましょう。3社を比較して納得いかない場合は、もう1社追加する方法もありますが、業者選定に時間が取られ、迷ってしまう可能性もあります。見積もり依頼先はある程度絞ることをおすすめします。

リフォーム相見積もりの依頼先はどこがおすすめ?

リフォーム相見積もりの依頼先は、家を建てたハウスメーカーや工務店、新聞の折り込みチラシのリフォーム専門店や、知り合いから紹介してもらうなど様々です。またインターネットやグーグルマップで検索し、口コミの評価が高い近くの建設会社やリフォーム会社に依頼もできます。

リフォームの依頼先が沢山あって「どこに依頼していいかわからない」と悩まれる方も沢山いらっしゃいます。優良工事店ネットワークでは、地元で活躍している工務店や塗装店へリフォームの見積もりを依頼することをおすすめします。

リフォーム相見積もりを業者へ依頼する前にやるべきこと3選

手当たり次第、相見積もりをしても時間と労力ばかり掛かって失敗します。ここでは、リフォーム相見積もりを依頼する前にやるべきことをまとめています。

1.やりたいリフォームをまとめる

リフォーム見積もりを依頼する前に、今回のリフォームでやりたいことをまずは整理しましょう。リフォームの優先順位を考えながら改善したいことや要望、わからないことなどをA4サイズの1枚の用紙にまとめておくと便利です。リフォーム後のイメージに近い写真や事例、使いたい商品をピックアップしておくこともおすすめします。

中古物件の購入にあわせてリフォームする方も少なくありません。入居日が決まっている場合は、いつまでに工事を終わらなければならないか?スケジュールを確認しておく必要もあります。

2.リフォーム見積もり依頼先を厳選する

何も調べずにいきなり現場調査を依頼して失敗するよりも、事前に「どんなリフォームが得意か?」下調べを忘れずに行いましょう。見積もりを依頼したい気になる会社をピックアップして、どんなリフォームが対応可能か?得意な工事は何か?調べてみましょう。

大規模なリノベーション工事が得意な会社や、水まわりリフォームに特化した会社、外壁塗装やエクステリアなど専門に工事を行う工事店もいます。見積もり依頼先がホームページを作っていれば、過去のリフォームの施工事例やお客様の声、口コミを参考に得意な工事を調べることが可能です。

3.リフォームの予算を決めておく

今回やりたいリフォームの予算を決めましょう。リフォームがいくら必要なのか?全く見当がつかない場合は「○○○万円までは用意できる」という目安だけでも把握しておきましょう。リフォーム資金は、全額現金で支払う場合もあれば、リフォームローンを利用することも可能です。10年後を見据えて、最低限のリフォームで済ませるか?ある程度改装して住み続けるか?考えながらリフォームの予算を決めましょう。

リフォームの相見積もりが不要な場合がある

過去にリフォームを依頼した業者が信頼できて、任せて安心な担当者であれば、無理に相見積もりをする必要はありません。見積もりや提案が納得できる内容であれば、そのままリフォームを依頼しましょう。リフォームの規模や内容によって対応が難しく、少し不安だなと思われた場合は相見積もりを取って比較検討しましょう。

リフォーム相見積もりのマナーと注意点

相見積もり先のリフォーム業者を同時に呼んで一斉に現地調査を行うことや、他社のプランや見積もりを別の業者に見せて「いくらでできますか?」と相見積もりをすることはやめましょう。このような方法で見積依頼をすると、リフォーム会社と信頼関係を築くことは困難です。

複数の会社へリフォームの現地調査を依頼する場合は、午前と午後に時間帯をずらず、または現場調査の日付を変えましょう。

相見積もりは同条件で依頼するのがおすすめ

「せっかくなら色々なプランの見積もりが欲しい」からといって、各社違う条件で見積もりを依頼しては比較検討することは困難です。リフォームの相見積もりは、同じ条件で依頼しましょう。見積もりを依頼時期も合わせることをおすすめします。依頼するプランの他に、おすすめプランをリフォーム会社が提案してくれる場合もあります。

相見積もりは数字の比較だけで判断しない

見積書の総合計金額や、値引額だけで判断してしまいがちですが、希望するリフォーム工事の内容が全て含まれているか?追加工事は発生しないか?不要な工事が含まれていないか?などのチェックも大変重要です。見積の中でわからないことがあれば遠慮なく担当者に確認しましょう。

断りの連絡は必ず入れましょう

「何度も打ち合わせをしてプランを作ってもらったのに断るのは申し訳ない」からと連絡を途絶えさえたり、フェードアウトすることはやめましょう。見積もりのお断りの連絡は担当者へメールや電話、LINEでも構いません常に連絡を取っていた方法で断ることをおすすめします。

まとめ

リフォーム相見積もりの依頼方法や注意点、ポイントについて解説しました。リフォームの相見積もりは、信頼できる業者を選ぶための大切な手段です。リフォーム会社選びで悩まれている方は、優良工事店ネットワークが発行する「リフォームの青本」が参考になります。まだお持ちでない場合は、ぜひお取り寄せください。

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