外壁塗装は選んだ色で耐用年数が変わります | 優良工事店ネットワーク(ゆうネット)|リフォーム会社・外壁塗装業者選びの専門家

外壁塗装は選んだ色で耐用年数が変わります

みなさんは、同じ塗料でも選んだ色によって耐用年数が変わること、ご存知でしょうか?

外壁塗装に使われている塗料の多くが「樹脂」「顔料」「添加剤」「溶媒」の4つの成分で構成されています。

  • 樹脂:塗料の骨格を担当(耐用年数に影響)
  • 顔料:塗料の色艶を担当
  • 添加剤:塗料の補助役
  • 溶媒:塗料を塗りやすさ担当

樹脂には、アクリルやウレタン、フッ素など様々な種類があります。樹脂によって耐久年数が大きく変わることはご存知かと思います。実は、赤・青・黒といった原色に近い濃い色を選ぶと、塗料に含まれる顔料が増えます。

顔料(がんりょう)には、鉱物や金属を主体とする無機顔料と、炭素を中心とした化合物からできた有機顔料があります。有機顔料は、透明度が高く鮮やかに発色しますが、紫外線に弱く色あせが早く劣化してしまいます。

濃い色は劣化が早い

戸建て住宅に使われる塗料は、有機顔料を使った塗料が多く、赤・青・黒といった原色に近い濃い色は、淡い中間色(パステルカラー)の塗料よりも顔料が多く含まれるため、劣化が早くなります。四六時中太陽光があたる南面の外壁は、特に紫外線の影響が強く、太陽光が当たらない北面の外壁よりも早く劣化します。

耐用年数を最優先で考えるなら、淡い中間色(パステルカラー)がおすすめですが、せっかく家を塗り替えるなら、好みの色に変えたい方は多いはずです。一度塗り替えると10年程度は塗装することはありません。

ご家族や夫婦で相談しながら、色決めされると思いますが、私個人的には「好きな色で塗る」ことが一番だと思います。

最近は、1階と2階の色を変えたり、バルコニーや、一部の壁だけ色を変えるツートンカラーで塗るお客様が増えてきました。サイディングの凹んだ部分と平らな部分を色分けする「ダブルトーン」とよばれる塗装工法もあります。

外壁塗装の施工事例

バルコニーと外壁の一部を塗り分けたツートンカラーの事例です。

この事例を見る

外壁の色決めは塗板で選ぶ

外壁の色を決めるために、塗料メーカーのカタログだけで選んでいる方がいるかもしれません。カタログに載っているカラーは小さく、印刷されたものなので、実際に外壁に塗った色と印象が違うことがあります。

カラーシミュレーションを使えば、全体の雰囲気は掴めますが、色決めは塗板(とばん)で決めましょう。塗板は、塗料メーカーが発行しているサンプル板で、A4サイズの板材に実際の塗料を塗ったものです。

外壁に使いたい色の塗板をいくつか取り寄せ、外壁の南面、東面や西面、ひなたや日陰にあててみながら決めましょう。

追記:本日は私の一番好きな筋トレメニューをお伝えします。それは・・・・「懸垂」です。最近はチンニングという言い方をされています。背中が大きくなることは勿論ですが、なんといっても動き(見た目)がかっこいいトレーニングです。最近は、自重では飽き足らず、5キロのプレートをベルトに通し、腰に巻いて行っております。私が一回のトレーニングで行う回数は、15回、12回、10回、7回、6回、計50回を5セットに分けて行っています。ジムに行かなくても公園の鉄棒でもできるトレーニングなので皆さんも是非、やってみてください。世界が変わります。

この記事を書いた人

広津

小学生から20年間、青春の全てをラグビーに捧げた生粋のラガーマン。趣味は、筋トレと塊根植物収集です。塗装に役立つ情報をお届けします。(稀に筋トレと塊根植物情報も配信)

TOP