みなさんは、お風呂の「お湯はり」を何度に設定していますか?私は、寒い日々が続く冬の時期は、少し熱めの44℃に設定して5分程度浸り、サッとあがります。
「ちょっと設定温度が高すぎ!熱過ぎでは?」と思われてしまうかもしれませんが、長風呂が苦手な私には、ピッタリな湯船の温度だと勝手に自負しています。

湯船のオススメ温度は体温が関係
実は、湯船のオススメ温度は、基礎体温によって上下します。体温(基礎体温)から+2~3℃くらいは、ぬるめのお湯と感じ、体温(基礎体温)から+5~6℃となると、熱めのお湯と感じます。また体温は、気温に影響を受けるため、夏場と冬場では、丁度良いお湯はり温度が変わってきます。
さらに、ぬるめのお湯と熱めのお湯とでは、効果が変わります。体温が36度の方を想定して効果の違いを解説します。
ぬる湯「38℃以下の入浴効果」
38度以下の「ぬるめのお湯」は、低温浴や微温浴と呼ばれています。ぬるめのお湯は、筋肉がゆるみ、身体がリラックス状態になります。身体への負担が少ないため、肩まで浸かる全身浴でゆったり15分前後入浴すると質の高い眠りが得られる効果も。
中温浴「39~41℃の入浴効果」
39~41℃のお湯に浸かると、低温浴よりも身体があたたまり、10~15分程度入浴すると、副交感神経を刺激し、身体を温めることや、水圧によって血流が促進される効果が期待できます。寒い冬の時期は、低温帯では寒く感じることがあるため、中温帯でしっかり身体を温めることをおススメします。
高温浴「42℃以上の入浴効果」
熱めのお湯は別名「高温浴」と呼ばれています。高温浴は、交感神経が刺激され、目が覚め神経が高ぶりアクティブに行動しやすくなる効果が期待できるため、朝の入浴におすすめです。高温のため、入浴は長くとも5分以内にしておきましょう。43℃以上のお湯に長い時間入浴すると、身体への負担が大きくなります。
お風呂の設定温度や、湯船に浸かる時間によって効果が変わります。
私は、基礎体温が高く、熱めの湯船が好みなので、一般的には熱過ぎる温度選定でも丁度良いと感じるのでしょう。しかし、給湯器のメーカーの公式サイトには、お湯はりの最高温度は43℃までと推奨されていました・・・今後は気を付けたいと思います。
冬場はヒートショックに注意
まだまだ寒い日々が続きますので、お風呂に入る前は、脱衣室と浴室をしっかり温めてから入りましょう。テレビや新聞などニュースで「ヒートショックに注意!」という報道がなされています。寒い冬場は、寒暖差によってヒートショックが起きやすくなります。ヒートショック対策を解説したYouTube動画もありますので参考にしてください。