こんにちは!今回は「子育てグリーン住宅支援事業」について調べてみました。
以前にお話した「先進的窓リノベ事業」とは違い、「子育てグリーン住宅支援事業」は新築、リフォームともに補助対象になります。
今回はリフォームの際の補助対象となる必須工事についてお伝えします。
必須工事 | 附帯工事 |
---|---|
①開口部の断熱改修 ②躯体の断熱改修 ③エコ住宅設備の設置 | ④子育て対応改修 ⑤防災性向上改修 ⑥バリアフリー改修 ⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 ⑧リフォーム瑕疵保険等への加入 |
補助金の上限額は以下の2パターンです。
【Sタイプ】①~③の必須工事すべてを実施・・・上限額60万円/戸
【Aタイプ】①~③の必須工事のうちいずれか2種類を実施・・・上限額40万円/戸
何種類のリフォームをするかで上限額が変わるだけのようですね。必須工事の内、最低でも2種類はしないと、補助の対象にはなりません。
それでは、①~③の必須工事について詳しく見てきましょう。
この記事の目次
①開口部の断熱改修
先進的窓リノベと同じで開口部の断熱性能を上げて、省エネ化を目指すというものです。
一つの窓で「先進的窓リノベ事業」と「子育てグリーン住宅支援事業」、2つの補助金は申請できません。
②躯体の断熱改修
開口部以外の躯部分の断熱性能を上げて省エネ化を目指します。具体的には外壁、屋根・天井、床の断熱リフォームです。部位ごとに上限額が違います。また、使用する断熱材の区分によって最低使用量も決まっているので、リフォーム業者さんに確認すると良いでしょう。
③エコ住宅設備の設置
エコ住宅設備とは、省エネで身体良くて地球環境にに配慮した設備です。以下の5つの設備が補助金の対象です。
- 節水型トイレ
- 高断熱浴槽
- 高効率給湯器
- 節湯水栓
- 蓄電池
これらの設備を設置することで住宅の省エネ化を目指します。対象となる設備には、それぞれクリアしないと補助金がおりない基準が設けられています。また、高効率給湯器の設置については、「給湯省エネ2025事業」や「賃貸集合給湯省エネ2025事業」の方がより高い補助を受けられる場合があります。(一つの給湯器で複数の補助事業を重複して申請することはできません)
次回は、必須工事以外の「子育てグリーン住宅支援事業」の附帯工事について調べてみます。