屋根塗装は意味がない?スレートは必要ないと言われる理由を解説

屋根をきれいにして、雨漏りも防ぎたい。でも、屋根塗装は意味がないと聞いて迷っている」そんな悩みはありませんか?

屋根塗装が必要かどうかは、屋根材の種類と劣化の進み具合で決まります。塗装が有効なケースもあれば、塗装よりカバー工法や葺き替えが適しているケースもあります。

そこでこの記事では、屋根塗装は意味がないと言われる背景を整理したうえで、塗装が必要な屋根の種類・避けたい屋根材、費用相場、判断の目安を分かりやすく解説します。

屋根のメンテナンスを検討している方、「屋根塗装って意味ある?」と疑問に感じている方は、ぜひ参考にしてください。

記事監修者

安藤

建築士の安藤です。リフォーム業界歴20年。住まいを通じ、豊かな暮らしをお届けいたします!!ゆうネット公式YouTubeでリフォームお役立ち情報も配信中。

この記事の目次

スレートの屋根塗装は意味がないと言われる理由

「屋根塗装は意味がない」と言われる背景には、屋根材によって塗装の役割が違うことがあります。

たとえば、和瓦(陶器瓦、釉薬瓦)は塗装してもあまり意味がありませんが、トタンやガルバリウム鋼板といった金属製の屋根材は塗装が必須です。

そしてリフォーム会社の間でも意見が分かれやすいのが、スレート(セメントと繊維を混ぜてつくる板)屋根です。

ここでは、スレート屋根は塗装の意味がないと言われる4つの理由をご紹介します。

  • 屋根の防水機能は塗料だけで実現しているわけではないから
  • 劣化が大きく進んでいる場合は塗装では不十分なこともあるから
  • 塗装工事がかえって屋根を傷めてしまうスレートがあるから
  • 塗装のやり方が適切でないとかえって見た目が悪くなることがあるから

この4つの理由について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

屋根の防水機能は塗料だけで実現しているわけではないから

屋根の防水でもっとも重要なのは、屋根材の下にある「ルーフィング」と呼ばれる防水シートです。

屋根塗装で使われる塗料は、屋根の表面を保護するための「膜」のようなもの。紫外線や雨風から屋根材を守る役割はありますが、雨水の侵入を最終的に防いでいるのはルーフィングです。

このため、「雨漏り対策だけを目的にするなら、屋根塗装は意味がないのでは?」という意見が出てくることがあります。

劣化が大きく進んでいる場合は塗装では不十分なこともあるから

劣化が大きく進んでいる場合は、塗装では不十分なこともあります。

ルーフィングや、その下にある下地材が寿命に近づいている状態では、スレート屋根を塗装しても、根本的な雨漏り対策にはなりません。

すでにルーフィングが傷んでいたり、下地材が湿気や結露で弱っていたりする場合には、塗装ではなく、屋根材や下地から新しくする「葺き替え工事」が必要になるケースもあります。

とくに、新築から30年以上が経過している屋根では、塗装よりも葺き替えを検討したほうがよい場合が少なくありません。

無理に塗装だけで済ませてしまうと、あとから雨漏りが起きたり、強風で屋根材がずれたり、飛んだりするリスクが高まることもあります。

まずは、ご自宅の築年数や屋根の状態を確認し、「塗装で対応できる段階なのか」「下地からの工事が必要なのか」をリフォーム会社にしっかり見極めてもらうことが大切です。

塗装工事がかえって屋根を傷めてしまうスレートもあるから

スレート屋根の中には、塗装工事が必ずしも適さない種類があることをご存じでしょうか。

とくに2006年前後は、健康被害を防ぐ目的でアスベスト(石綿)の使用が全面的に禁止された時期です。それに伴い、アスベストが入っていない「ノンアスベスト」のスレート屋根材が多く製造されました。

アスベストには、スレートの強度や耐久性を高める役割もあったため、当時に製造された一部のノンアスベスト製品の中には、割れやすく、劣化が早いものが存在します。

このようなスレート屋根では、塗装工事のために職人が屋根に上がるだけで、ひび割れや欠けが生じてしまうケースがあり、塗装によって屋根の状態を悪化させてしまう可能性があります。

さらに注意したいのが、屋根材の種類や劣化状況を十分に確認しないまま塗装工事がおこなわれてしまうケースです。

実際に、屋根材の特性を理解しないまま塗装工事を進めた結果、作業中にスレートが次々と割れてしまい、工事前よりもひび割れが増え、屋根全体が傷んでしまったという事例も少なくありません。

とくに劣化が進んだノンアスベストのスレートでは、「塗装すればきれいになる」と思って工事をしたものの、結果的にひび割れだらけの屋根になってしまったという失敗例も見られます。

そのため、2006年前後に建てられた住宅の場合は、屋根塗装が本当に適しているのか、それともカバー工法や葺き替え工事が必要なのかを、事前にリフォーム会社や専門業者に確認してもらうことが重要です。

屋根の種類や現在の状態を正しく見極めることで、「せっかく工事をしたのに、かえって屋根を傷めてしまった」という後悔を防ぐことができます。

塗装のやり方が適切でないとかえって見た目が悪くなることがあるから

スレート屋根を塗装した場合でも、正しい工程で施工されていればすぐに塗膜が剥がれたり、まだらになったりすることは通常ありません。

しかし、下地処理が不十分だったり、屋根材の状態に合わない塗料を使用したりすると、塗装後それほど時間が経たないうちに、塗膜が剥がれたり、色ムラが出たりしてしまうことがあります。

このような状態になると、自然に色あせた屋根よりも、かえって汚れて見えたり、傷みが目立ったりしてしまう場合があります。

その結果、「スレート屋根の塗装は意味がない」「塗るとかえって見た目が悪くなる」と感じてしまう方がいるのも事実です。

大切なのは、塗装をする・しないの判断だけでなく、屋根の状態を正しく見極めたうえで、適切な工事方法と塗料を選んでもらえるかどうかです。

見た目の美しさを長く保ちたい場合は、施工実績のある業者に相談し、「どのくらいもつのか」「次の塗り替え時期はいつ頃か」まで丁寧に説明してもらうようにしましょう。

屋根塗装をしないと起こりやすいリスクと目的は?

「スレート屋根の塗装は意味がない」と言われる理由をご紹介しました。一方で、塗装には大切な役割もあります。

塗装するかどうかを正しく判断するためにも、スレート屋根の塗装をしないことで起こる問題と、塗装の目的について確認していきましょう。

  • 色あせやコケの繁殖が進み美観が落ちる
  • 屋根材が傷みやすくなり補修コストが増える
  • 塗膜で屋根材を保護することで劣化スピードを抑えられる
  • 遮熱や防汚など塗料の機能で暮らしを快適にできる場合もある

それぞれ詳しく解説します。

色あせやコケの繁殖が進み美観が落ちる

長いあいだ雨や紫外線にさらされたスレート屋根は、色があせるだけでなくコケやカビの繁殖が進み、見た目が悪くなる点に注意が必要です

傷みで塗膜の水を弾く機能が弱くなると、屋根が水分を保持しやすくなります。その結果、コケやカビの繁殖が進み、手入れされていないような印象になりがちです。

家の外観の印象をきれいに保ちたいなら、定期的に屋根や外壁を塗装しましょう。

屋根材が傷みやすくなり補修コストが増える

古くなって水を吸うようになったスレート屋根は、反ったり、冬の寒さで凍って割れやすくなったりします

この状態を長く放置してしまうと、スレート屋根が全体的に傷み、部分的な補修では対応できなくなるケースもあります。そうなると、本来であれば数十万円の塗装で済んだはずが、100万円を超える葺き替え工事が必要になることも珍しくありません。

将来的な補修費用や大がかりな工事の回数をできるだけ減らしたい場合は、屋根材の傷みが軽いうちに、早めに塗装を検討することもひとつの選択肢といえるでしょう。

塗膜で屋根材を保護することで劣化スピードを抑えられる

塗装の大切な目的のひとつが、風雨や過酷な直射日光からスレート屋根を直接ガードすることです。

塗料がバリアとなって紫外線を遮ることで、スレート屋根の劣化スピードを抑えることができます。また、塗装によって屋根の美観も保たれ、住まい全体の印象を良好な状態に維持できます。

なるべく屋根材を長持ちさせたい場合は、適切なタイミングで塗装することが肝心です。

遮熱や防汚など塗料の機能で暮らしを快適にできる場合もある

最近の屋根用塗料には、夏の強い日差しを反射して屋根の表面温度上昇を抑える「遮熱塗料」や、雨水で汚れが流れ落ちやすい「セルフクリーニング機能」を備えたものがあります。

遮熱塗料を使用することで、屋根から伝わる熱が抑えられ、室内の暑さがやわらぐ効果が期待できます。ただし、室内の温度は窓からの熱の出入りも大きく影響するため、窓まわりの対策とあわせて行うことが大切です。その結果、冷房の使用を控えめにでき、電気代の節約につながる場合もあります。

また、セルフクリーニング機能のある塗料であれば、雨が降るたびに表面の汚れが落ちやすく、コケや黒ずみが付きにくいため、きれいな状態を長く保ちやすくなります

塗料を選ぶ際は、色や耐用年数だけで判断するのではなく、ご自宅の立地や暮らし方に合った機能にも目を向けてみるとよいでしょう。

屋根塗装が必要な屋根材とその理由

屋根塗装が必要かどうかは、使われている「屋根材の種類」によって変わります。

塗装を怠ると屋根材の劣化が進みやすくなる場合もあるため、ご自宅の屋根が「メンテナンスが必要なタイプ」かどうかを、ここでしっかり見極めておきましょう。

ここでは、塗装が必要な代表的な3つの屋根材をご紹介します。

  • スレート(カラーベスト・コロニアル)
  • セメント瓦・コンクリート瓦(モニエル瓦)
  • 金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板など)

なぜ塗装が必要なのか、それぞれ詳しく解説します。

スレート(カラーベスト・コロニアル)

セメントを主成分とするスレート瓦は、塗装による保護が不可欠です。

スレート自体には防水性がなく、表面の塗膜で水が染み込むのを防いでいます。塗膜が傷むと水を吸って割れやすくなり、寿命が大幅に縮まってしまうかもしれません。

そのため、一般的には築10年を過ぎた頃を目安に、塗り替えが必要な状態かどうか、一度専門業者による点検を受けておくと安心です。

屋根の状態によっては、すぐに塗装が必要ない場合や、塗装以外の方法が適しているケースもありますので、無理に工事を進めるのではなく、現状を正しく確認することが大切です。

セメント瓦・コンクリート瓦(モニエル瓦)

セメント瓦やコンクリート瓦も、防水性を保つために定期的な塗装が必要です。どちらも和瓦のように釉薬(ゆうやく)で保護されていないため、定期的に塗装しないと水を吸うようになります。

なお、昭和50年代ごろに人気だった「モニエル瓦 (以下の写真を参照)」は、表面に「スラリー」と呼ばれる層があり、塗料が乗りにくい点が特徴です。

モニエル瓦の塗装では、まずスラリー層を取り除く必要があるため、慣れたリフォーム会社に塗装を依頼していただくことをおすすめします。

金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板など)

トタンやガルバリウム鋼板などの金属製の屋根は、サビを防ぐために塗装が必須です。

塗膜が剥がれて金属が露出すると、そこからサビが発生します。サビが進行すると素材に穴が開き、雨漏りにつながることもあります。

表面に白い粉が出たり、赤サビが見えたりしたら、早めに塗り替えを相談してください。

屋根塗装をしないほうがいい屋根材とその理由

塗装が必要な屋根材がある一方で、塗装をしても意味がない、あるいは塗装をしてはいけない屋根材も存在します。

無理に塗装をするとお金をムダにするだけでなく場合によっては屋根を傷めてしまうかもしれません。

ここでは、塗装を避けるべき屋根材をご紹介します。

粘土瓦(釉薬瓦・いぶし瓦・和瓦など)ジンカリウム鋼板アスファルトシングル

それぞれ詳しく見ていきましょう。

粘土瓦(釉薬瓦・いぶし瓦・和瓦など)

昔ながらの粘土瓦(陶器瓦)は、基本的に屋根塗装が不要な屋根材です。表面がガラス質の釉薬や炭素の膜などで覆われており、雨水をガードしてくれます。

粘土瓦のメンテナンスは、割れたときの交換が中心です。ただし瓦を止める銅線やクギ、下地材は徐々に傷むため、定期的な点検と必要に応じた交換を行ってください。

また瓦の隙間を埋める漆喰(しっくい)も、ヒビ割れたり剥がれたりするため、定期的にメンテナンスが必要です。

ジンカリウム鋼板(金属板に石粒を吹き付けたもの)

ジンカリウム鋼板屋根は金属製の屋根材ですが、塗装が必要ないケースがほとんどです。

ジンカリウム鋼板とは、ガルバリウム鋼板などの金属板の表面に、細かい石粒を吹き付けて加工した屋根材のことを指します。

表面が石粒で覆われているため、紫外線や雨の影響を受けにくく、一般的な金属屋根に比べて耐久性が高いのが特徴です。製品によっては、30年以上の耐久性が期待できるものもあります。

この屋根材は、表面を塗装して保護する構造ではないため、劣化が進んだ場合も、塗り替えで延命するのではなく、葺き替えを検討する時期と考えるのが基本です。

そのため、ジンカリウム鋼板屋根では、「塗装の時期」を考えるよりも、屋根全体の寿命を見据えた点検や計画が大切になります。

アスファルトシングル(ガラス繊維にアスファルトを含浸したもの)

アスファルトシングルは、表面を塗膜で保護する構造ではなく、素材そのものの性質によって耐久性を保つ屋根材です。

そのため、劣化が進むと表面が柔らかくなってフカフカした状態になり、浮きや破れが生じやすくなります。このような状態では、塗装をおこなっても十分な効果が得られにくく、寿命を大きく延ばすことは難しいと言えます。

また、アスファルトシングルは油性塗料を使用すると表面が溶けてしまう性質があるため、使用できる塗料は基本的に水性塗料に限られます。

このように、使用できる塗料や施工方法に制約があることから、屋根の状態によっては、塗装よりも葺き替えやカバー工法を検討したほうが適切な場合もあります。

傷みが気になり始めたら、無理に塗装で対応しようとせず、屋根の状態を確認したうえで、リフォーム会社に相談してみるとよいでしょう。

屋根メンテナンスの費用相場

屋根のメンテナンスには、主に「塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3つの方法があります。

安心して生活を送るためには定期的なメンテナンスが必要ですが、費用がどれくらいかかるのか不安な方もいるでしょう。

ここでは、それぞれの工事方法でかかる費用の相場と、工事期間の目安を整理して紹介します。

費用相場・工事期間一覧表

屋根のリフレッシュには、主に以下の3つの方法があります。費用相場や工事期間とともにご紹介します。

工事方法費用相場工事期間
塗装50~70万円1~2週間
カバー工法100~160万円5日~2週間
葺き替え190~250万円5日~2週間

※延床面積100平米(約30坪)程度の2階建て住宅の場合

それぞれ詳しく解説します。

屋根塗装の概要

塗装は、屋根材に塗料を塗って、防水性と見た目を回復させる方法です。他の工法に比べて材料費が低コストで済むため、安く抑えられます。

塗装は屋根材自体がまだしっかりしている「築10~20年前後」の家にピッタリです。外壁も一緒に塗り替えることで、さらにコストパフォーマンスが良くなります。

屋根に大きな割れや反りがないなら、まずは塗装をベースに考えると良いでしょう。

カバー工法の概要

カバー工法は、今ある屋根材を新しい屋根材で覆って、屋根を新しくする方法です。塗装では寿命が延びないほど傷んでいる場合に選ばれることが多いです。

塗装より費用はかかりますが、葺き替えに比べて廃材が少ないので安く抑えられます。一方で、古い屋根材を撤去せずに覆うため、ルーフィング(防水シート)や下地材の全面交換ができない点に注意が必要です。

下地の傷みが進んでいる場合は、カバー工法が適さないケースもあります。

また、屋根が二重構造になることで建物全体の重量が増すため、耐震性への配慮も欠かせません。そのため、カバー工法ではガルバリウム鋼板などの軽量な屋根材が選ばれる傾向があります。

葺き替えの概要

葺き替えは、古い屋根を全部取り払い、下地からすべて新しくつくり直す方法です。

ルーフィング(防水シート)や野地板などの下地材まで傷み始めている場合や、重い瓦から軽い金属屋根にして耐震性を上げたい場合に選ばれます。

また、現在の屋根材にアスベストが含まれている場合は、飛散防止のための養生や特別な処理が必要となり、撤去費用や工事期間が増える点にも注意が必要です。

屋根リフォームの費用については、以下の記事でも詳しく解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

屋根リフォームの費用相場と安く依頼するポイントを解説

屋根塗装を検討すべき時期と劣化の症状

屋根塗装の相場が分かったところで、どんなタイミングでリフォーム会社に相談するのが良いのでしょうか?

「早すぎてももったいないし、遅すぎると雨漏りして余計な費用がかかってしまう……」と悩みますよね。

ここでは、屋根材の耐用年数と、屋根塗装が必要な劣化症状の例をご紹介します。リフォーム会社に相談する時期の目安にしてください。

耐用年数は10~15年程度

一般的な塗料の寿命は10~15年です。このサイクルが、塗装時期の目安になります。

塗装の膜(塗膜)は、雨や風、紫外線の影響を長年受けることで少しずつ劣化し、屋根材を保護する力が弱まっていきます。耐用年数を過ぎると、塗膜だけでなく屋根材そのものが傷み始めるリスクも高まります。

新築あるいは前回の塗装から10年が経ったら、一度「診断」としてリフォーム会社の点検を受けてみてください。

屋根塗装が必要な劣化症状の例

以下のような症状が出始めたら、塗り替え時期のサインです。

  • チョーキング(白い粉をふく現象)
  • 著しい色あせ
  • コケが繁殖している
  • 板金など金属部品がサビ始めている

屋根の状態を地上から確認する場合は、少し離れた位置から屋根全体を眺めてみてください。遠くからでも、色のムラや以前より色が薄くなっていることは意外と分かります。

上記の症状が見られる場合や、地上からでは確認しづらい場合は、無理をせずリフォーム会社に相談することをおすすめします。

症状が出ている、または自分では確認できない場合は、遠慮せずにリフォーム会社に相談してください。ハシゴをかけて上へ登るのは危険なので、無理に確認する必要はありません。

屋根塗装のよくある疑問【Q&A】

Q1:新築から10年経ちましたが屋根塗装が必要ですか?

スレート屋根や金属屋根の場合、最初の10年目は非常に重要なメンテナンスの時期です。ちょうどこの頃から、紫外線や雨風の影響で塗装の劣化が少しずつ表れ始めます。

ここで手入れを怠ると、屋根材そのものの傷みが進行して寿命を縮めてしまいます。

屋根の見た目をきれいに保ちたい方や、将来の葺き替え工事をできるだけ先延ばししたい方は、

築10年を目安に一度、専門業者に点検を依頼してみましょう。

Q2:近所で工事している会社が無料点検を提案してきたけど任せて大丈夫?

「近くで工事をしているので」「ついでに無料で点検しますよ」「今なら材料が余っているので、安くできます」このように突然訪問してくる業者には、少し注意が必要です。

中には、点検を口実に屋根に上がり、必要以上に不安をあおったり、実際には問題がないのに「このままだと雨漏りします」と契約を急がせるケースも報告されています。信頼できるリフォーム会社ほど、無理に急がせることはありません。

対応のポイントは、次の3つです。

  • その場では屋根に上らせない
  • すぐに契約しない
  • 名刺だけ受け取り、家族や別のリフォーム会社に相談する

屋根の点検は、ご自身で探して依頼した会社に任せるのが安心です。「無料」という言葉に惑わされず、落ち着いて判断するようにしましょう。

Q3:屋根塗装の工事費用をコストダウンするコツはありますか?

複数のリフォーム会社に見積もりを依頼する「相見積もり」が効果的です。ただし、安ければいいというものでもありません。

安すぎる会社は、必要な作業手順が省略されていたり、あとから追加費用を請求されたりする可能性があります。費用相場を知るために、2~3社ほど比べるのが鉄則です。

なお外壁の汚れも気になっているようなら、まとめて工事することを検討しましょう。足場の設置が一度で済むため、別々に工事するより節約になります。

まとめ:屋根塗装の意味がないかどうかはときと場合による

「屋根塗装は意味がない」「スレート屋根は塗装しなくていい」と言われることがありますが、実際には、屋根材の種類と現在の傷み具合によって判断が分かれます。

屋根塗装をするべきかどうか迷っている方は、この記事でご紹介した「屋根塗装は意味がない」と言われる理由や、塗装をしない場合のリスク、塗装が必要・不要な屋根材の違いを参考にしながら、ご自宅の状況に合った判断をしてみてください。

「自分では判断が難しい」「屋根の状態がよく分からない」という場合は、無理に決めず、専門業者に相談することも大切です。

ただ、「どこに相談すればいいのか分からない」「知らない業者にいきなり連絡するのは不安」という方も多いのではないでしょうか。

そのような時は、ぜひ私たち優良工事店ネットワーク をご活用ください。優良工事店ネットワークでは、信頼できるリフォーム会社の選び方が分かる『リフォームの青本』を無料でお届けしています。

資料請求をしたからといって、こちらから営業のお電話や訪問をすることは一切ありません。どうぞ安心してお取り寄せください。

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