工事保証の【落とし穴】
年数だけでは安心できない
リフォームの保証は、年数が長いほど安心というわけではありません。
本当に大切なのは、「不具合の原因を誰が判断するか」です。
リフォームでは、工事のあとに不具合が出ることがあります。
そのとき、どこまで無料で直してもらえるか。その約束が「工事保証」です。
ただし、保証があっても、安心とは限りません。
保証が使えるかどうかは、「工事が原因かどうか」で決まるからです。
そして大切なのは、それを誰が判断するかです。
実は、リフォーム後の安心は、ここで大きく変わります。
ここでは、保証の仕組みと、会社選びのポイントを説明します。
リフォームで失敗しないための知識は、こちらにまとめています。
→ 失敗しないリフォーム知識
【工事保証】とは?
工事後のための約束
工事保証とは、工事が原因の不具合を、無料で直す約束のことです。
リフォームは、完成したときに問題がなくても、あとから不具合が出ることがあります。
例えば、次のようなものです。
- 雨の日に天井にシミが出る
- ドアや窓が閉まりにくい
- 外壁の塗装がはがれる
- 洗面所やトイレの水漏れ
このような不具合が出たとき、きちんと直してくれる会社もあれば、対応してくれない会社もあります。
そのため、契約前に保証を確認することが大切です。
保証トラブルの原因
【誰が判断するか】
まず知っておいてほしいのは、保証は何でも無料で直してくれるわけではない、ということです。
保証が使えるかどうかは、「工事が原因かどうか」で決まります。
工事が原因の不具合なら、無料で直してもらえます。
しかし、経年劣化などが原因なら、保証は使えません。
ここで問題になるのが、「誰が原因を判断するのか」です。
多くの場合、この判断は工事会社が行います。
お客様は工事が原因だと思っても、会社はそうではないと判断することがあります。
つまり、保証が使えるかどうかは、会社の判断で決まることが多いのです。
これが、保証トラブルが起きる一番の原因です。
実例|保証トラブル
他社で外壁塗装をされた方から、実際にあった相談です。
工事から半年後、塗装がはがれてきました。
調べてみると、施工ミスの可能性が高い状態でした。
しかし会社は、「経年劣化が原因」と判断し、無料では直してもらえませんでした。
本来なら無料で直してもらえるはずの工事です。
それでも、有料の修理になってしまうケースは多くあります。
トラブルを防ぐ方法
【第三者】が原因確認
トラブルを防ぐ方法は、第三者に原因を確認してもらうことです。
例えば、建築士などの専門家が、
- 工事が原因なのか
- 経年劣化や建物の問題なのか
を確認します。
リフォームは、お客様と工事会社の契約です。
そのため、トラブルになった場合は、当事者同士で話し合うことになります。
しかし、意見が分かれると、解決できないこともあります。
そのため、第三者が原因を確認する仕組みが大切です。
この仕組みがあるかどうかで、安心は大きく変わります。
【瑕疵保険】という制度
第三者検査と保険
第三者が原因を確認する仕組みの一つに、「リフォーム瑕疵保険」という制度があります。
瑕疵保険の仕組み
これは、施工ミスによる不具合を、保険で直す制度です。
また、工事中に第三者の検査が入るため、工事のチェックにもなります。
瑕疵保険の注意点
ただし、この保険にも注意点があります。
- 事前に保険料がかかる
- 保証期間は原則1年
- 補償金額に上限がある
そのため、瑕疵保険だけで安心とは言えません。
工事会社の保証の内容も、あわせて確認することが大切です。
保証で一番大切なこと
【誰が判断するか】
当ネットワークでは、お客様と工事会社の間に、第三者の建築士が入ります。
不具合で意見が分かれたときは、第三者の建築士が状況を確認します。
そして、工事が原因と判断された場合は、無料で補修対応を行います。
つまり、施工ミスかどうかを、工事会社ではなく、第三者が判断します。
このような仕組みがあるかどうかは、会社選びの大切なポイントになります。
契約前に確認しておくと安心です。
良い会社の見分け方
【保証書】を見る
実は、保証書を見ると、その会社がどこまで責任を持つのか、どれだけ工事に自信を持っているのかが分かります。
信頼できる会社の保証には、次のような特徴があります。
判断基準が明確
・「症状が著しい場合」など、あいまいな書き方になっていない
免責事項が少ない
・会社に都合のよい免責事項(保証の対象外)が少ない
この2点は、契約前に必ず確認することが大切です。
実際に保証書を見ると、その会社の考え方がよく分かります。
まとめ|保証で失敗しない
【第三者がいる会社】
- 1 保証で大切なのは年数ではない
- 2 大切なのは、原因を誰が判断するか
- 3 保証トラブルは「判断」で起きる
- 4 第三者が確認する仕組みが重要
保証は「年数」ではなく、「誰が原因を判断するか」で決まります。
第三者が確認する仕組みがあるかどうかで、結果は大きく変わります。
契約前に、その仕組みがあるか確認しましょう。
よくある質問
【工事保証】について
Q
保証年数が長ければ安心ですか?
大切なのは「何が保証されるか」と「誰が原因を判断するか」です。
Q
不具合が出たときはどうすればいいですか?
判断が分かれる場合に備えて、第三者に確認できる仕組みがあると安心です。
Q
第三者が入ると何が違うのですか?
そのため、トラブルになりにくくなります。