システムバスには、様々なオプションがあります。どんな機能が我が家に必要なのか、よく検討して決定するようにしましょう。
・浴室乾燥暖房機
換気扇に乾燥、暖房機能を付属した機器です。ガスなどで水をお湯に暖め、温風を出すタイプと電気で温風を出すタイプがあります。寒い冬場には温風で温めたり、梅雨の季節はシステムバスの中で洗濯物を乾燥することができます。
乾燥機能があるとカビの発生を抑える効果もあります。お掃除がラクになります。また、夏場は換気に加え、送風機能を搭載してものがありますので快適に入浴できます。
・浴槽洗浄機能
自動洗浄「おそうじ浴槽」専用のリモコンが付いていて「ふろ洗浄」スイッチを押すだけでおふろ洗いができます。
「ふろ洗浄スイッチを押すと排水管が自動で開きお湯で予備洗浄。洗剤を噴射して汚れを浮かし、お湯で汚れを流しとします。「ふろ自動」スイッチを押すとお湯張りがスタートするようになっています。
浴槽洗浄機能は浴槽全体を洗う機能です。お風呂掃除の時間が短縮されるので、忙しい主婦には嬉しい機能です。
・残り湯利用システム
洗濯機の操作のみで残り湯を使用ができます。ホースを出し入れすることがなく簡単に残り湯を使うことができます。水道代の節約にもなり、大変便利なシステムです。
洗濯機からホースを伸ばし、いままで浴室の残り湯をポンプで汲み上げていた人の場合は残り湯利用システムを使えば洗濯がラクになります。湯器の追い炊き配管を利用して洗濯機に直接給水します。毎回洗濯機からホースを伸ばすことなく使用できます。浴室と洗面のリフォームを同時にお考えの方にはお勧めです。
暖かいお湯を使うと洗浄力がアップします。オール電化住宅などで、深夜電力利用で洗濯をする家庭にとって良いシステムです。
・ミストサウナ
ミストサウナは、発汗作用、温浴効果、美容効果があり、とても人気のある機能です。低温・高湿度なので息苦しくなく心も体もリラックスします。全身が潤います。
目に見えないほどの小さなミストが全身を包み込みます。1ミクロン未満の小さなミストなので濡れた感じがしないのが特徴です。ドライ・サウナの高温・低湿度に比べて体への負担が少ない低音・高湿度なので、お子様からご年配の方までゆとりのあるバスタイムを楽しむことが出来ます。
キメ細かくなった肌は化粧水が浸透しやすくなります。ミストサウナはヘアケアにも良いです。水分を逃がさず、しっとりとしたヘアにしてくれます。ミストサウナの中で洗顔をするとファンデーションが毛穴の奥からきれいに落ちます。お肌が水分を持ち、ふっくらしてくるので、入浴後にお顔のマッサージをすればさらに効果的です。
サウナモード、約40℃を中心に5段階の温度切替ができます。(Panaspnic i・ミスト)
・多機能シャワー
日頃からシャワーを楽しむ人は多機能シャワーにしたいという希望の人も多くなってきています。節水機能が高い、数種類の水流を使い分けるなど、かなり機能が増えています。水流や使い勝手などをショールームで確認してみましょう。
出る水の量や水の出方を変えることができる多機能シャワーは、水量や水流の種類、強さなどを変えることができます。シャワー水栓、霧や霧雨のような水流や打たせ湯のような強い吐水、効果的に身体を温める吐水方法。マッサージ効果を持つような水流があれば、快適な癒されるバスタイムを送ることができます。
節水機能を高めたタイプは多くなってきています。シャワーヘッドにオンオフや流量を調整するスイッチがあるタイプは、水に空気を含ませるなどして、節水をしながらたっぷりした浴び心地が味わえます。
形状もデザインも豊富です。さまざまな水流を吐水するものの他に、管状・プレート状・アーム状(シャワーバー、シャワーシステムなど)のものから水流が出るタイプもあります。上からだけでなく横からの水流を楽しむことも可能です。椅子に座った状態で身体中にシャワーを浴びることができるタイプ、既存のシャワーヘッドを交換できるタイプもあります。
・浴室テレビ、サウンドシステム
浴室テレビ、サウンドシステムを付ければ、入浴中にテレビ番組や音楽を楽しみながら入浴が出来ます。リラックスしたバスタイムを手に入れたい人には注目したいオプションです。
オプションをつけるだけで、バスタイムがより充実したものになり、日々の疲れが取れます。健康的な毎日を過ごしたい、ちょっと贅沢なバスタイムを過ごしたいという人にはオススメです。浴槽に浸かりながら、臨場感のある映像と天井から降りそそぐサウンドで快適なバスタイムを楽しむことができます。さらに、フルデジタルサウンドシステムと組み合わせれば、まるで劇場やスタジアムにいるかのような雰囲気も味わえます。自宅でスパリゾート並みの豪華設備でのバスタイムもいいですね。
【まとめ】
気をつけたいのが、そのときの気分でその家にとって必要のないオプションをつけてしまうことです。よく家族で話し合って、本当に欲しいオプションをつけて、間違いのないシステムバス選びをしましょう。快適なバスタイムが実現でしましょう。(投稿日:2015年9月22日)
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