リフォーム現場で毎日飛び交う難解な建築用語達。今回は、サブロクバンとサンパチバンについて解説します。サブロクは、労働基準法第36条で規定されてているサブロク協定ではありません。36インチ幅の織物でもありません。
サブログバン(3×6板)
サブログバン(3×6板)とは、建築用語では3尺×6尺サイズの板材の呼び名です。3尺は約91センチメートル。6尺は、約182センチメートル。丁度1坪の半分、畳サイズです。ホームセンターの建材コーナーに行くと、サブロクサイズのベニヤ合板、石膏ボードが売ってますね。
サンパチバン(3×8板)
サンパチバン(3×8板)とは、建築用語では3尺×8尺サイズの板材のことです。3尺は約91センチメートル。8尺は、約242センチメートル。サンパチ板を縦にすると一般住宅の天井高さ位になります。このサイズに使われる建材は、キッチンパネルや、石膏ボードなどです。
トタンやポリカなども8尺サイズのものが販売されていますが、幅は2尺サイズです。2尺×8尺サイズなので、建築用語ではニハチと呼ばれています。
ご自宅のリフォーム現場に、板材が運ばれてきたら、大工さんに「このサブロクバンどこに使われますか?」と聞くとビックリされると思います。ぜひ、試してみてください。