前回までのブログは、ペットと快適に暮らすための「床と壁材選び・音と臭い対策」「室温調整と専用出入り口の設置」「運動不足解消と室内リフォーム」「猫の運動不足解消~キャットウォーク」について解説しました。これまでは室内のことを解説してきましたが、今回は、室外、お庭で安全にペットと遊ぶための外構リフォーム対策を解説します。
ペット脱走を防ぐ「フェンスの選び方」
ペットをお庭で遊ばせる際に、最も気を付けなければならないことは、ペットの脱走や飛び出し事故です。
ペットが脱走しない庭、安全に遊べる環境を作るには、庭から道路や隣地への隙間をなくすためのフェンスや、門扉を設置が必要です。
お庭に設置するフェンスの選び方
お庭に設置するフェンスには、様々な素材や形状のタイプがあります。小型犬であればDIYで簡易的なフェンスの設置でも十分かもしれません。しかし、大型犬になるとフェンスを壊し、飛び越えてしまうことも。お庭に設置するフェンスの選び方を解説します。
①フェンスの高さ
庭に設置するフェンスの高さは、ペットの種類によって、大きさ、ジャンプ力が変わってきます。また、個性、年齢にあわせてペットが乗り越えないフェンスの高さを選びましょう。
②フェンスの素材
よく使われるフェンスの素材は、天然木、人工木(樹脂)、アルミ、スチールです。耐久性や定期的なメンテナンスのことを考えると、アルミ、人工木(樹脂)が他の素材に比べておすすめです。
③フェンスのデザインや形状
フェンスのデザインには、縦型や横型、格子、メッシュの形状があります。縦型のフェンスは、比較的ペットが登りにくい形状のため、脱走しにくく安全です。目隠しも兼ねたい場合にオススメな横型フェンスは、地面から数段ブロックを積み、その上にフェンスを組み合わせると隙間からの脱走を防ぐことができます。メッシュフェンスは、解放感があるお庭にしたいのであればおすすめのデザインです。
④フェンスの隙間をなくす
外構リフォームでフェンスを設置しても、ペットに脱走されては意味がありません。地面とフェンスの隙間、扉とフェンス隙間、どちらも隙間を埋めることが最も重要です。隙間が無くなった!と喜んでいても、ペットが穴を掘って脱走してしまう場合もあります。地面付近は、ブロックやコンクリートで固めましょう。
まとめ
今回は、お庭で安心してペットと遊べる空間を作るための、外構リフォーム「フェンス選び」について解説しました。外構リフォームで安全対策をして、お庭でペットと一緒に遊びましょう。