外壁リフォームの費用相場はいくら?種類・工事別の価格と失敗しない会社選び

「外壁にひびが入ってきたけど、このままでも大丈夫かな」

「色あせが目立ってきたけど、リフォームって高そうで不安」

そんな風に思って、つい後回しにしてしまっていませんか?

外壁は、住まいを雨や風、紫外線から守る大切な部分です。年月が経つと少しずつ建物が古くなり色あせや傷みが出てきます。もしそのままにしておくと、家の寿命が縮んだり、結果として修理費用がかさんでしまうこともあります。

この記事では、外壁リフォームが必要になるサインから、工事の種類や費用相場、安心できるリフォーム会社の選び方まで分かりやすく解説します。大切な家を長持ちさせるために、まずは適正な費用や基本知識を押さえておきましょう。

記事監修者

安藤

建築士の安藤です。リフォーム業界歴20年。住まいを通じ、豊かな暮らしをお届けいたします!!ゆうネット公式YouTubeでリフォームお役立ち情報も配信中。

この記事の目次

外壁リフォームの種類|費用相場とそれぞれの特徴【早見表】

外壁リフォームにも様々な種類があります。まずは主な施工内容と、それに合う費用相場・工事日数を表にまとめたので見ていきましょう。

施工内容費用相場工事日数
外壁塗装80〜120万円10日程度
外壁の重ね張り(カバー工法)200〜280万円2~3週間
外壁の張り替え250〜350万円2週間~1ヶ月
シーリング(コーキング)の打ち替え1,000~1,500円/m5日~1週間
シーリング(コーキング)の増し打ち600~1,000円/m5日~1週間

※上記費用相場は、窓の大きさや選ぶ商品のグレード、施工会社によって大きく変動します。

次の章では、上記で紹介した外壁リフォームの費用相場と特徴について詳しく解説していきます。

外壁塗装工事

費用相場(30坪あたり)工事日数
80〜120万円程度10日程度

外壁塗装は、家を長持ちさせるために欠かせない大切なメンテナンスです。

塗装は「外壁を包み込んで守るバリア」と言えますが、年数とともに弱っていきます。このバリア(塗膜)がなくなると、外壁材が直接、雨や日光にさらされ、傷みはじめます。すると外壁が反ったり割れたりして、そのすき間から雨水が入り込んでしまい、家の骨組みの木材が傷み、家全体の寿命を縮めてしまう原因にもなるのです。

外壁塗装は、10~15年ごとに塗り替えるのがおすすめです。定期的に塗り替えることで、防水性をしっかり保ち、家を長く安心して使えます。

また、外壁によってはシーリング材(窓まわりや外壁のすき間を埋める、ゴムのようなもの)の補修も必要です。これがはがれたり割れたりすると雨漏りにつながるため、塗装と同時に打ち替え・増し打ちを行います。

とくに、近年、全国の住宅で使われる外壁材のうち、約8割を占める窯業系サイディング※や、断熱性・耐火性に優れたALCパネルではシーリング補修が必須です。

外壁塗装=塗るだけではなく、継ぎ目のケアまで含めたメンテナンスと考えておきましょう。

※引用元:2024年3月版「住宅用建材使用状況調査」の概要よりhttps://www.jsma.or.jp/Portals/0/images/statistics/pdf/chousagaiyou2403.pdf

外壁の重ね張り工事(カバー工法)

費用相場(30坪あたり)工事日数
200〜280万円程度2週間〜3週間程度

外壁に深いひび割れがあるなど傷みがひどい場合、塗装だけでは直せないこともあります。この時に採用されるのが「重ね張り工事(カバー工法)」です。

「重ね張り工事(カバー工法)」とは、今ある外壁材の上から新しい外壁材を重ねて張る方法です。

多くの場合、軽量で建物への負担が少ない「金属サイディング」が新しい外壁材として使用されます。古い外壁と新しい外壁の二重に外壁材が施工されるため、断熱性や遮音性が向上する効果も期待でき、住まいの性能を上げたい方にもおすすめです。

外壁の張り替え工事

費用相場(30坪あたり)工事日数
250〜350万円程度2週間〜1ヶ月程度

外壁の傷みが進み、表面だけでなく 壁の内部(柱や断熱材など) にまでダメージが出ている場合、塗装や重ね張り(カバー工法)だけでは十分に補修できない場合があります。

そのようなときに採用されるのが 「外壁の張り替え工事」 です。張り替え工事では、まず古い外壁材をすべて取り外し、内部の状態をしっかり確認してから 新しい外壁材に交換します。

壁の内部(下地や柱などの構造材)が傷んでいた場合は、このタイミングで補修が可能です。家を長持ちさせられるので重要な工事といえます。

重ね張り(カバー工法)は今の外壁の上に新しい外壁を取り付けます。そのため、家の重さ(重量)に負担がかからないよう、採用される外壁材は主に軽い金属サイディングです。

一方で、張り替え工事は古い外壁をすべて撤去するため、重さの制限が少なく、選べる外壁材の種類が大きく広がります。

張り替え工事は、外壁表面の傷みだけでなく、雨漏りや内部の腐食 といった深刻なダメージがある場合に、とても効果的な「根本的な治療」といえる工事です。

さらに、外壁材を自由に選べるため、家のデザインを大きく変えたい方にもぴったりです。

カラーや質感、素材の種類が広がるので、まるで新築のような雰囲気に大変身させることも可能です。

シーリング(コーキング)の打ち替え工事

費用相場(1mあたり)工事日数
1,000〜1,500円/mあたり5日〜1週間程度

外壁材どうしの継ぎ目や窓まわりのスキマには、コーキング材(シーリング材)というゴム状の充填材が使われています。寿命は5〜10年が一般的ですが、高耐久タイプなら20〜30年もつものもあります。
ただし、どの種類でも雨水の侵入を防ぐために定期的な点検は欠かせません。

コーキング材は本来柔らかいですが、紫外線や熱の影響で徐々に硬くなり、ひび割れや剥離が起こります。
そこから雨水が入ると、外壁の内側でサビやカビ、木材の腐食が進行し、家の寿命を縮める原因になります。

そのため、劣化したシーリングは古い材をはがし、接着剤(プライマー)を塗り直してから新しい材を入れる「打ち替え工事」が必要です。

シーリング(コーキング)の増し打ち工事

費用相場(1mあたり)工事日数
600円〜1,000円/mあたり5日〜1週間程度

増し打ち工事とは、古いシーリング材をそのまま残し、上から新しいシーリング材を重ねて補充する方法です。

古いシーリング材の劣化が軽い場合に採用され、打ち替え工事より費用を抑えられます。

ただし、古いシーリング材が大きく傷んでいる場合は、増し打ちでは十分な耐久性が得られません。そのため、しっかり劣化を直せる「打ち替え工事」 が推奨されます。

一方、窓まわりだけは増し打ち工事が一般的です。

これは、古いコーキング材を取り除く際に、内側の防水シート(雨水の侵入を防ぐ大切な層) を傷つけてしまうリスクがあるためです。

窓まわりなどリスクのある部分を除けば、外壁全体のメンテナンスでは、長持ちしやすい「打ち替え工事」が基本と覚えておきましょう。

外壁リフォームが必要かどうかの判断基準|外壁の劣化症状

見た目がきれいでも、外壁材は築10年ほどで傷みが始まります。

放置すると見えない部分から劣化が進み、修繕費が大きくなる可能性もあります。

ここでは、リフォームの判断に役立つ具体的な劣化・痛みのサインを分かりやすく紹介します。

シーリングの劣化

シーリング材は、サイディング同士のつなぎ目や窓まわりのすき間を埋めるゴム状の材料で、外壁の動きを吸収しつつ水の浸入を防ぐ大切な役割があります。

紫外線や雨風で傷みが進むと、ひび割れや切れが起こり、防水機能がぐっと落ちてしまいます。

一般的な寿命は5〜10年ほどと言われるため、外壁塗装のタイミングでシーリングの補修も一緒に行うのがおすすめです。

ひび割れ(クラック)

外壁のひび割れは「クラック」と呼ばれ、細い「ヘアクラック」と、幅が広い「構造クラック」に分けられます。

ヘアクラックは塗膜の経年による細かな傷みが原因で、すぐに危険というわけではありませんが、早めの点検が安心です。

一方で幅が広い構造クラックは、地震や地盤の動きなど構造に関わる場合もあるため、見つけたら専門会社に状態を確認してもらいましょう。

塗膜の膨れやはがれ

外壁塗装の塗膜(塗料が乾いてできた保護の膜)が水ぶくれのように膨らんだり、ペリッとはがれてくるのも、進行した傷みのサインです。

原因としては、ひび割れから水が入り込んだり、前回塗装時の下地処理や乾燥が不十分だったことなどが考えられます。

そのままにすると破れた部分から雨水が入り、外壁材のサビや傷み、雨漏りにつながるため、膨れやはがれを見つけたら早めにリフォーム会社に相談しましょう。

金属サイディングのサビ

金属サイディングは、劣化のサインとして「サビ」が発生することがあります。

サビが発生する原因は、外部からの付着(もらいサビ)、金属製外壁自体の経年劣化、または施工不良などが考えられます。

「たかがサビ」と油断して放置してしまうと、そこから金属の腐食が一気に進んでしまいます。最悪の場合、外壁に穴が空いて雨水が直に侵入し、大切なお家の柱や土台を腐らせる雨漏りへと発展しかねません。

軽度のサビであれば自分で除去できる場合もありますが、広範囲のサビや高所の作業は危険なため、リフォーム会社に必ず依頼しましょう。

室内への雨漏り

外壁の傷みがさらに進むと、ついに水が建物の中まで入り込む「室内への雨漏り」が起こります。

天井や壁紙のシミ、カビ、水滴などが見られる場合は、外壁の防水機能がほとんど働いておらず、柱や梁が傷んでいる可能性も高い状態です。

このように雨漏りは建物の安全性にも関わるため、気づいたら一刻も早く専門会社に連絡し、調査と補修を進めましょう。

特にトラブルが多い外壁塗装のリフォームで失敗しないポイント

外壁リフォームは決して安くない工事だからこそ、「失敗したくない」と感じるのは当然です。

費用の安さだけでなく、工事の質やリフォーム会社選び、色・素材の決め方が満足度を大きく左右します。

ここでは、契約前〜施工後まで押さえておきたい大事なチェックポイントをまとめてご紹介します。

ランニングコストを考える

外壁リフォームでは、初期費用だけでなく長期的な「ランニングコスト」を考えることが重要です。

塗料にはアクリル、シリコン、フッ素など様々な種類があり、耐用年数が長くなるほど初期費用は高くなります。

塗料の種類耐用年数費用
アクリル塗料約6〜8年1,500〜2,000円
ウレタン塗料約8〜10年1,800〜2,500円
シリコン塗料約10〜15年2,000〜3,500円
ナノテクノロジー塗料約12〜15年3,000〜4,500円
ラジカル制御型塗料約10〜15年2,200〜4,000円
フッ素塗料約15〜20年3,500〜5,000円
光触媒塗料約15〜20年3,500〜5,000円
遮熱・断熱塗料約15〜20年4,000〜4,500円
ピュアアクリル約15〜20年4,000〜4,800円
無機塗料約20~25年3,500〜6,000円

例えば、アクリル系塗料は初期費用を抑えられますが、短いサイクルで何度も足場を組んで塗り替える必要があります。

一方、フッ素塗料など耐用年数が長いものは価格は高めでも、塗り替え回数が減るぶん、トータルでは安く済む場合もあります。

「何年ごとにリフォームしたいか」「どこまで予算をかけられるか」をリフォーム会社と相談し、性能と価格のバランスが取れた塗料を選びましょう。

事前に色のシミュレーションをする

外壁の色選びは楽しみな反面、「完成したらイメージと違った」という失敗も起こりがちです。特に大きく色を変える場合や、ツートンカラーにする場合などは、工事前にカラーシミュレーションを行い、仕上がりをできるだけ具体的にイメージしておきましょう。

シミュレーションは、WEB上で簡単に試せるものや、自宅の写真を使ってリフォーム会社に加工してもらう方法があります。希望の色味や雰囲気は、写真やカタログを見せながら担当者にしっかり伝えると安心です。

また、カタログの色見本は小さく濃く見えやすいため、可能であればA4サイズほどの「塗り板」を用意してもらい、晴れた日に外で確認しましょう。家全体の雰囲気や周囲の家並みとのバランスも意識して選ぶと、仕上がりに満足しやすくなります。

景観でトラブルが起こらないように気を付ける

外壁の色は、自宅だけでなく周りの家並みとの調和も大切です。

自治体によっては、街並みを守るための「景観条例」や「景観ガイドライン」で使える色が決められている地域もあります。お住まいの地域にルールがあるか、事前に役所などで確認しておきましょう。

条例がない場合でも、あまりに派手な色は周囲から浮いてしまい、ご近所とのトラブルにつながることもあります。迷ったときは、周りの家より少し落ち着いた色味を選ぶと安心です。

施工中・施工後はチェックする

外壁リフォームの仕上がりを左右するのは、職人さん任せにせず「途中経過」と「完成後」をきちんと確認することです。

とくに、後から見えなくなる下地処理や下塗りは大切な工程なので、可能であれば担当者に立ち会いをお願いし、作業内容や進み具合を説明してもらいましょう。

足場を外した後も、塗りムラや塗り残し、ひび割れの補修漏れがないかをチェックし、気になる点は引き渡し前に必ずリフォーム会社へ伝えて修正してもらうと安心です。

工事前には必ず近隣挨拶をする

外壁リフォームでは、足場の組み立てや高圧洗浄などで、どうしても音や振動が発生します。

そのため、工事前には必ずご近所へ挨拶に伺い、「工事の期間・時間帯」「ご迷惑をおかけする可能性」を簡単にお伝えしておきましょう。

リフォーム会社が挨拶してくれる場合でも、ご自身から一言そえることで、トラブルを防ぎやすくなり、気持ちよく工事を進められます。

外壁リフォームの施工事例

外壁リフォームの費用や知識を学んだら、次は「実際にどんなリフォームができるのか」を見てみましょう。写真でビフォーアフターを確認することで、ご自宅のリフォーム後のイメージを具体的に持つことができます。

ここでは、「ゆうネット」で実際に手がけた外壁リフォームの事例をいくつかご紹介します。

お客様がどのような目的でリフォームを行い、どんな点に満足されたのか、ぜひ参考にしてください。

屋根・外壁塗装工事|工事の出来栄えに感動!

BEFOREAFTER

以前はホワイト系だった外壁を、シックなツートンカラーに塗り分け、落ち着いた雰囲気に仕上がった事例です。

外壁塗装は、このように色を塗り分けることで、家の外観のイメージを大きく変えることができます。色選びに悩んだ際は、カラーシミュレーションを活用すると便利です。

以前、『まだ早すぎる』と正直に伝えてくれた職人の知識と技術、そして仕事への情熱に信頼を寄せて、今回改めてご依頼くださいました。毎日作業状況の写真付きで報告があったり、色がなかなか決まらない相談にギリギリまで乗ってくれたりと、丁寧な対応に非常に満足されています。

悩んだ分、仕上がりは「感動もの」とのお言葉をいただき、次のメンテナンス時期での再依頼も希望されています。

外壁塗装工事|カッコ良すぎて、自分の家とは思えない!

BEFOREAFTER

1階部分の外壁の色を焦茶色に変更し、全体が上品で落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

破風(屋根の端の部分)と軒天(軒裏の部分)をブラックで統一することで、全体のデザインが引き締まり、スタイリッシュなアクセントになっています。

お客様からは、「期待以上にキレイに仕上げて頂いた!」と大変ご満足いただきました。

とくに1階部分の外壁の焦茶色がお気に入りで、「カッコ良すぎて、自分の家とは思えないくらい」という感動のお言葉をいただいています。

ご近所の方からも「キレイになりましたね」と声をかけられ、嬉しさを感じられた事例です。

外壁張り替え工事|職人さん達のチームワークが素晴しかった

BEFOREAFTER

外壁には写真からも分かるほど大きなひび割れが多数見受けられ、0.3mm以上の深いクラックも多く確認できました。これらは構造クラックの可能性が高く、外壁塗装のみでは十分なメンテナンスが難しい状態でした。

そこで今回は、建物の安全性をしっかり確保するため、古い外壁材を取り払って新しい外壁を施工する張り替え工事を実施。下地や柱など構造部分の状態を確認したうえで、外壁の張り替え工事を行いました。また、外壁材を取り外すタイミングで、下地や柱などの構造部分の状態もあわせて確認しています(※張り替え工事に伴うスケルトンリフォーム)。

外壁は白と黒のツートーンカラーで仕上げ、耐久性の向上だけでなく、外観デザインも一新。落ち着きのあるモダンな印象の住まいへと生まれ変わりました。

お客様は、複数社を比較する中で提案内容や細かな気配りに安心感を持ち、工事の丁寧さや職人同士のチームワークにも満足されていました。

外壁リフォームの費用を抑える方法

費用を抑えたいからといって「安さ」だけで選ぶと、手抜き工事などでかえって高くついてしまうこともあります。

ここでは、品質を落とさずに補助金の活用や会社選びの工夫で賢く無駄なコストを削減する方法をご紹介します。

他の工事と同時施工する

外壁リフォームの費用を賢く抑えるなら、屋根の塗装や補修など、他の工事とまとめて行うのが最も効果的です。

これらの工事は「足場の設置費用」がかかり、別々の時期に行うとその度に費用が必要になるためです。

これらを一度のタイミングで済ませてしまえば、足場代が1回分で済みますし、職人の出張費や諸経費も節約できるため、結果として総額を大きく減らすことができます。

補助金や助成金を活用する

外壁リフォームの費用は、お住まいの自治体が提供する補助金や助成金制度を利用することで抑えられる場合があります。

とくに、地球温暖化対策として行われる、断熱性の高い塗料など省エネにつながる工事が対象となる可能性があります。ただし、補助金・助成金制度は、原則として工事の契約や着工をする「前」に申請書を出し、受理されなければなりません。

お住まいの自治体のホームページで制度の内容や申請条件を確認し、対象となるリフォームを行う場合は積極的に活用を検討しましょう。

ただし、自治体や国が定めた予算に達すると補助金・助成金制度そのものの受付が終了してしまう場合もあるため、早めの確認をおすすめします。

火災保険が使えるか調べる

外壁リフォームの費用は、ご加入の火災保険でまかなえる可能性があります。

台風や突風、ひょうなどの自然災害によって外壁が損傷した場合、修理費用が保険の対象となる場合があるからです。

ただし、単に年月による傷み(経年劣化)は保険の対象外となるため、注意が必要です。そのため、まずはご加入の保険証券を確認し、どのような損傷が補償されるのかを調べておきましょう。

保険の適用について不明な点がある場合は、地域のリフォーム会社に相談することで、適切なアドバイスをもらえる場合があります。

リフォーム会社の閑散期を狙う

外壁リフォームの費用は、工事を依頼する時期 によって変動する場合があります。春や秋は気候が安定しているため、多くのリフォーム会社が忙しくなる「繁忙期」です。

この時期は職人の手配が難しく、追加の人件費が発生して料金が高くなりやすい 傾向があります。

一方で、職人の予定に余裕がある閑散期に依頼すると、比較的 手頃な料金で工事を依頼できる可能性が高くなります。

とくに自社の職人を抱えるリフォーム会社は、閑散期でも人件費が発生するため、価格交渉にも柔軟に応じてもらえることがあります。

そのため、もし急ぎでなければ、外壁工事の閑散期とされる12月から2月(真冬)、もしくは6月から8月(梅雨・真夏)に依頼するのがおすすめです。

値切り交渉をする(過度な交渉は控えましょう)

外壁リフォームの費用について、値引き交渉をすること自体は可能です。しかし、実際にどこまで費用を下げてもらえるかは、リフォーム会社の経営方針や提案内容によって大きく異なります。また、交渉に全く応じない会社も存在します。

その場合、過度な値切り交渉は、工事の品質を落とす原因になったり、リフォーム会社との関係を悪くしたりする可能性があるため禁物です。

相場を理解した上で、節約できる箇所や端数などを相談するなど、常識の範囲内での交渉に留めるようにしましょう。

定期的にメンテナンスする

外壁の劣化がひどくなってから修繕を行うと、工事が大掛かりになり、その分費用も高額になってしまいます。そのため、費用を抑えるためには、定期的に点検とメンテナンスを行うことがとても大切です。

点検の目安としては、3年~5年に1回程度、最低でも10年前後で1回はリフォーム会社のような専門業者に点検してもらいましょう。

とくに、シーリング材や外壁材の継ぎ目、窓枠周りなどは傷みやすい箇所なので、

1年に1回は、セルフチェックを行い、これらの部分にひび割れや亀裂がないかを念入りに確認しましょう。小さな傷みであれば早めに補修すれば、大きな出費を防ぎ、家を長持ちさせることができます。

外壁リフォームの会社選びのポイント

外壁リフォームの成功は、すべて「会社選び」にかかっています。

ここでは、 悪質な業者を避け、地域にある誠実な優良店を見つけるために、 プロが教える「信頼できる会社を見極めるチェックポイント」をご紹介します。

地元で活動している自社施工業者か

外壁リフォームの品質と価格を確保するためには、工事を下請けの会社に丸投げせず、自社の職人が直接施工する会社(自社施工業者)を選ぶことが非常に重要です。

以下の表で、自社施工会社と、下請けに丸投げする業者の違いを確認しましょう。

項目自社施工会社下請けに丸投げする会社
リフォーム費用自社で工事するため、中間マージンがなく費用が抑えやすい下請けに依頼するため中間マージンが発生し、費用が高くなりやすい
工事の品質自社の職人が施工するため、技術のばらつきが少なく品質が安定依頼先の職人によって技術レベルが違い、品質に差が出やすい
担当者との連携担当者と職人の距離が近く、要望がすぐに現場へ伝わる下請けを挟むため伝達が遅くなり、話が伝わりにくい場合がある
保証・対応のスピード自社で工事・管理しているため、不具合時の対応が早い手配に時間がかかり、対応が遅れることがある

地元に根ざし、自社で一貫して施工を行う業者は、品質管理が徹底されており、工事後も長く付き合える安心感があります。検討しているリフォーム会社がどちらのタイプに当てはまるのかはしっかりと確認しておきましょう。

許可や資格を持っているか

実は、リフォーム会社は 免許や資格がなくても始められるため、工事の経験がない「素人」でもリフォーム会社を名乗れてしまいます。

だからこそ、信頼できる会社を選ぶには、適切な免許や資格を持っているかを確認しましょう。

まずは「建設業の許可」を持っているかの確認です。

建設業の許可を持っている会社は、国や都道府県が定めた基準をクリアしています。経験のある担当者がいることや、安定した経営をしていることが確認されているため、リフォームを任せる際のひとつの安心材料になります。

塗装工事の場合は、職人の技術と経験を示す 「塗装技能士」の国家資格 を持つ会社に依頼するとより安心です。

資格を持つ職人がいることで、施工の品質が高く、トラブルも防ぎやすくなります。

保証・アフターサービスは充実しているか

外壁リフォームを依頼する際は、アフターサービスと保証の内容を必ず確認しましょう。

外壁の塗装は、施工して数年後にひび割れや塗膜のはがれといった不具合が出ることがあります。

そのため、施工後の保証がしっかりしているリフォーム会社を選ぶことで、万が一のトラブル時も安心です。

保証の対象範囲や期間が明確であるか、保証期間が長いかどうかに注目しましょう。例えば外壁塗装の自社保証の場合1〜10年が保証期間の目安となります。

また、定期点検サービスを提供しているリフォーム会社は、工事後も家の状態を見守ってくれます。定期点検の頻度は一般的に1年、3年、5年ごとが目安です。このような長期的なサポートをしてくれる会社は、より信頼性が高いです。

現場調査が丁寧か

外壁リフォームの会社選びにおいて、現場調査(下見)の丁寧さは、後の工事の品質に直結する非常に重要な判断基準です。信頼できる会社は、目視だけでは終わらせません。

チェックポイントメリット
ドローンや赤外線カメラの活用肉眼では見えない高所のひび割れや、雨漏りにつながる傷んだ箇所を正確に発見し、後の追加費用を予防可能。
詳細な「診断報告書」の提出口頭だけでなく、写真付きの書面で劣化状況と必要な工事が確認でき、ごまかしのない誠実な会社か判断が可能。
専門用語を使わない説明あなたの質問に真摯に耳を傾け、「なぜこの工事が必要なのか」を分かりやすく理解させてくれるため、安心して依頼可能。

丁寧で詳細な現場調査と、それに基づく分かりやすい報告書は、見積もりや契約に至るまでのスムーズなコミュニケーションの基盤となり、信頼できるリフォーム会社を見極める最大のポイントです。

契約を急かす・大幅値引きをする業者は避ける

外壁リフォームでは、専門的な知識を持たない消費者を狙った悪徳業者の被害が今も後を絶ちません。
「今すぐ修理しないと危険」「今日だけの特別価格」といった不安をあおるセールストークや、相場とかけ離れた大幅値引きで契約を急がせるのが典型的な手口です。

こうした業者は、契約後に高額な追加費用を請求したり、手抜き工事を行ったりするケースもあります。とくに、工事前の全額先払いを求めてくる場合は、詐欺の可能性が高いので注意が必要です。

もし訪問営業などで少しでも不審に感じたら、すぐに契約せず複数のリフォーム会社に見積もりを依頼し、金額や内容を比較しましょう。
また、具体的な詐欺の手口や防止策については、関連記事の「リフォーム詐欺への注意点」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q.なぜ外壁リフォームが必要なのですか?

A.建物の傷みを抑えたり、建物の見た目を美しくしたりするためにも外壁リフォームは重要です。また、もし外壁から室内に雨漏りが発生している場合、放置すると健康被害につながる可能性もあります。家族の健康を守るためにも外壁リフォームを検討しましょう。

Q.外壁リフォームが必要かどうかはどう判断すれば良いですか?

A.外壁に色褪せやチョーキング現象などの劣化症状が出ていないかを確認しましょう。劣化の程度によっては緊急を要する場合もあります。

Q.外壁リフォームの種類を教えてください。

A.外壁塗装工事、外壁の重ね張り工事、外壁の張り替え工事などの種類があります。工事によって費用も異なるため、依頼するリフォーム会社に詳細な見積もりを出してもらって確認しましょう。

Q.外壁リフォームで失敗しないためにはどうすれば良いですか?

A,信頼できるリフォーム会社を探すことが重要です。また、色の失敗をしないようにシミュレーションをしたり、景観条例や景観ガイドラインを確認したりといったことも必要です。

Q.外壁リフォームの費用を抑える方法はありますか?

A.他の工事と同時施工を行なって足場代を節約したり、補助金・火災保険の活用がおすすめです。また、リフォーム会社を選ぶ際には必ず2〜3社で比較検討することも忘れずに。

まとめ

この記事では、外壁リフォームの費用相場から、工事の種類、そして失敗しないための業者選びのポイントまでを解説しました。

外壁は、あなたの家を雨や風から守る「生命線」です。色あせやひび割れなどの小さな劣化サインを見逃さず、適切な時期にリフォームを行うことが、家の寿命を延ばす最も大切な方法です。

費用面で不安がある方も、相見積もりや補助金制度の活用など、賢くコストを抑える方法があります。

そのため、信頼できる地元の自社施工会社を見つけ、適正な価格で高品質なリフォームを実現しましょう。

「うちの外壁は大丈夫かな?」と少しでも不安を感じたら、まずは専門会社に相談し、無料の診断を受けてみてください。

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