【相見積り】で失敗しない
信頼できる会社の選び方

相見積りは、頼み方を少し工夫するだけで、結果が大きく変わります。
信頼できる会社を見分ける方法を説明します。

更新:2026年3月22日

監修:二級建築士 安藤 勉 | 執筆:堤 猛 (リフォーム関連書籍3冊出版)

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相見積りの取り方を少し変えるだけで、信頼できる会社を見分けやすくなります。

相見積りの本当の目的は、安い会社を選ぶことではありません。信頼できる会社を見つけることです。

そのために大切なのが、見積りの「取り方」と「最後の質問」です。

この2つで、会社の姿勢が分かります。

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【要注意】危険な見積り
不誠実な見積りの特徴

「良い見積り」とは、何にいくらかかるのかが、きちんと計算された見積りです。

しかし、中には注意が必要な見積りもあります。

よくある2つの例を紹介します。

 

極端に安い見積り

相場より極端に安い見積りは、注意が必要です。

あとから追加費用が出ることがあります。

また、見えないところで、手抜き工事が行われる場合もあります。

そのため、安さだけで決めず、見積りの内容を確認することが大切です。

 

値引き前提の見積り

最初に高い見積りを出して、あとから値引きをする会社もあります。

一見安くなったように見えても、最初の金額が高いだけの場合もあります。

そのため、値引き額ではなく、最初の見積りの内容を見ることが大切です。

実は、不誠実な見積りが出るかどうかは、

見積りを頼むときに、ほぼ決まります。

次に、誠実な見積りを出してもらう方法を説明します。

見積りは【頼み方】で変わる
適正な見積りをもらう方法

見積りは、最初の伝え方で内容が変わります。

「安くしてください」と言うと、価格だけの見積りになりやすくなります。

最初の段階で、次の5つを伝えてください。

適正な価格の見積りが出やすくなります。

 

担当者の名前で依頼

「予算が合えば、〇〇さん(名前)にお願いしたいです」

名前を添えて伝えるだけで、「この人のために頑張ろう」という気持ちを引き出しやすくなります。

 

最初から正直な金額で

「値引きのお願いはしません。最初から、これ以上下げられない金額を出してください。その金額で比較して決めます」 

余分な上乗せが入りにくくなり、適正な価格になりやすくなります。

 

責任ある工事の見積り

「責任を持って工事できる内容で、見積りお願いします」

工事の質を大切にしていることが伝わります。

業者から信頼され、しっかりした内容の見積りが出やすくなります。

 

建築士が見積り確認

「知り合いの建築士に、見積りを見てもらう予定です」

この一言で、正確で丁寧な見積りが出やすくなります。

 

相見積りは2社

「御社ともう1社だけ、見積りをお願いしています」

会社が多すぎると、安さだけを重視していると思われることがあります。

そのため、良い業者ほど離れてしまうことがあります。

 

ここまでの5つで、適正な価格の見積りを出してもらうことができます。

では次に、会社が誠実かどうかを見分ける方法です。

【最後の質問】で分かる
誠実な会社かどうか

見積りが出たときに、あえて次の質問をしてみてください。

「他社の方が少し安いのですが、どうにかなりませんか?」

このときの答え方で、会社の姿勢が分かります。

 

【要注意】すぐ値引き

「わかりました。1割安くします」

すぐに値引きできる場合は、最初の金額が高かった可能性があります。

また、見えないところで材料や手間を減らして、金額を下げる場合もあります。

注意が必要です。

 

【誠実】理由を説明

  • 工事内容を見直して再見積りする
  • これ以上は難しいと説明する

このような会社は、工事の質を守ろうとしている会社です。

その場合は、

「正直なお答えに安心しました。値引きは不要です。この内容で検討します」

と伝えると、良い関係が築きやすくなります。

値引きすると何が起きる?
【工事の質】が下がる理由

電化製品は完成した商品ですが、リフォームはこれから作る工事です。

そのため、値引きをすると、どこかで金額を調整する必要が出てきます。

その結果、次のようなことが起こる場合があります。

  • 材料が変わる・減る

  • 工事の手間が減る

  • 職人の数が減る

「安くなった」と感じても、工事の質が下がってしまうと意味がありません。

値引きではなく、最初から適正な金額を出してもらうことが大切です。

相見積りの本当の目的
金額より【会社】を見る

相見積りは、安い会社を選ぶためではありません。

信頼できる会社を見つけるためのものです。

相見積りをすると、次のことが分かります。

  • 適正価格が分かる

  • 会社の姿勢が分かる

  • 工事への考え方が分かる

  • 信頼関係が作れる

この4つを意識するだけで、相見積りの結果は大きく変わります。

正しい方法で、信頼できる1社を見つけましょう。

ただし、会社選びは見積りだけでは判断できません。

建設業許可・自社施工・見積り・保証の4つを確認することが大切です。

→ リフォームで失敗しない会社選び

次におすすめの記事

工事後の安心のために、保証の内容も必ず確認してください。

→ 保証で失敗しない会社の選び方

よくある質問
【相見積り】のポイント

Q

何社くらい比較すればいいですか?

A
2〜3社が目安です。
多すぎると比較が難しくなります。
安さ重視のお客様と思われて、良い業者ほど離れてしまうこともあります。
Q

見積りは何を比べればいいですか?

A
金額だけでなく、工事内容・使用する材料・施工方法などを確認することが大切です。
同じ金額でも、業者によって工事の質は大きく変わります。
Q

値引き交渉はした方がいいですか?

A
リフォームは「これから作る工事」のため、値引きが品質低下につながることがあります。
最初から適正な金額を出してもらうことが大切です。

まとめ|【相見積り】
会社を見抜く4つの実践

相見積りのポイントは、次の4つです。

  1. 1 安さではなく、内容を見る
  2. 2 値引きより、最初の金額を見る
  3. 3 5つを伝えて、適正価格を引き出す
  4. 4 最後の質問で、会社を見極める

これを実践するだけで、会社選びの失敗は大きく減らせます。
相見積りは、取り方を少し変えるだけで、結果が大きく変わります。

リフォームで失敗しないための基礎知識は
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ここまで、相見積りのポイントについて説明しました。

見分け方が分かっても、「この会社で本当に大丈夫かな」と迷うこともあると思います。

会社選びで迷ったときは、第三者の立場でご相談をお受けしています。

→優良工事店ネットワークについて

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