【相見積り】で失敗しない
信頼できる会社の選び方
相見積りは、頼み方を少し工夫するだけで、結果が大きく変わります。
信頼できる会社を見分ける方法を説明します。
相見積りの取り方を少し変えるだけで、信頼できる会社を見分けやすくなります。
相見積りの本当の目的は、安い会社を選ぶことではありません。信頼できる会社を見つけることです。
そのために大切なのが、見積りの「取り方」と「最後の質問」です。
この2つで、会社の姿勢が分かります。
リフォームで失敗しないための知識は、こちらにまとめています。
→ 失敗しないリフォーム知識
【要注意】危険な見積り
不誠実な見積りの特徴
「良い見積り」とは、何にいくらかかるのかが、きちんと計算された見積りです。
しかし、中には注意が必要な見積りもあります。
よくある2つの例を紹介します。
極端に安い見積り
相場より極端に安い見積りは、注意が必要です。
あとから追加費用が出ることがあります。
また、見えないところで、手抜き工事が行われる場合もあります。
そのため、安さだけで決めず、見積りの内容を確認することが大切です。
値引き前提の見積り
最初に高い見積りを出して、あとから値引きをする会社もあります。
一見安くなったように見えても、最初の金額が高いだけの場合もあります。
そのため、値引き額ではなく、最初の見積りの内容を見ることが大切です。
実は、不誠実な見積りが出るかどうかは、
見積りを頼むときに、ほぼ決まります。
次に、誠実な見積りを出してもらう方法を説明します。
見積りは【頼み方】で変わる
適正な見積りをもらう方法
見積りは、最初の伝え方で内容が変わります。
「安くしてください」と言うと、価格だけの見積りになりやすくなります。
最初の段階で、次の5つを伝えてください。
適正な価格の見積りが出やすくなります。
担当者の名前で依頼
「予算が合えば、〇〇さん(名前)にお願いしたいです」
名前を添えて伝えるだけで、「この人のために頑張ろう」という気持ちを引き出しやすくなります。
最初から正直な金額で
「値引きのお願いはしません。最初から、これ以上下げられない金額を出してください。その金額で比較して決めます」
余分な上乗せが入りにくくなり、適正な価格になりやすくなります。
責任ある工事の見積り
「責任を持って工事できる内容で、見積りお願いします」
工事の質を大切にしていることが伝わります。
業者から信頼され、しっかりした内容の見積りが出やすくなります。
建築士が見積り確認
「知り合いの建築士に、見積りを見てもらう予定です」
この一言で、正確で丁寧な見積りが出やすくなります。
相見積りは2社
「御社ともう1社だけ、見積りをお願いしています」
会社が多すぎると、安さだけを重視していると思われることがあります。
そのため、良い業者ほど離れてしまうことがあります。
ここまでの5つで、適正な価格の見積りを出してもらうことができます。
では次に、会社が誠実かどうかを見分ける方法です。
【最後の質問】で分かる
誠実な会社かどうか
見積りが出たときに、あえて次の質問をしてみてください。
「他社の方が少し安いのですが、どうにかなりませんか?」
このときの答え方で、会社の姿勢が分かります。
【要注意】すぐ値引き
「わかりました。1割安くします」
すぐに値引きできる場合は、最初の金額が高かった可能性があります。
また、見えないところで材料や手間を減らして、金額を下げる場合もあります。
注意が必要です。
【誠実】理由を説明
- 工事内容を見直して再見積りする
- これ以上は難しいと説明する
このような会社は、工事の質を守ろうとしている会社です。
その場合は、
「正直なお答えに安心しました。値引きは不要です。この内容で検討します」
と伝えると、良い関係が築きやすくなります。
値引きすると何が起きる?
【工事の質】が下がる理由
電化製品は完成した商品ですが、リフォームはこれから作る工事です。
そのため、値引きをすると、どこかで金額を調整する必要が出てきます。
その結果、次のようなことが起こる場合があります。
-
材料が変わる・減る
-
工事の手間が減る
-
職人の数が減る
「安くなった」と感じても、工事の質が下がってしまうと意味がありません。
値引きではなく、最初から適正な金額を出してもらうことが大切です。
相見積りの本当の目的
金額より【会社】を見る
相見積りは、安い会社を選ぶためではありません。
信頼できる会社を見つけるためのものです。
相見積りをすると、次のことが分かります。
-
適正価格が分かる
-
会社の姿勢が分かる
-
工事への考え方が分かる
-
信頼関係が作れる
この4つを意識するだけで、相見積りの結果は大きく変わります。
正しい方法で、信頼できる1社を見つけましょう。
ただし、会社選びは見積りだけでは判断できません。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の4つを確認することが大切です。
→ リフォームで失敗しない会社選び
次におすすめの記事
工事後の安心のために、保証の内容も必ず確認してください。
→ 保証で失敗しない会社の選び方
よくある質問
【相見積り】のポイント
Q
何社くらい比較すればいいですか?
多すぎると比較が難しくなります。
安さ重視のお客様と思われて、良い業者ほど離れてしまうこともあります。
Q
見積りは何を比べればいいですか?
同じ金額でも、業者によって工事の質は大きく変わります。
Q
値引き交渉はした方がいいですか?
最初から適正な金額を出してもらうことが大切です。
まとめ|【相見積り】
会社を見抜く4つの実践
相見積りのポイントは、次の4つです。
- 1 安さではなく、内容を見る
- 2 値引きより、最初の金額を見る
- 3 5つを伝えて、適正価格を引き出す
- 4 最後の質問で、会社を見極める
これを実践するだけで、会社選びの失敗は大きく減らせます。
相見積りは、取り方を少し変えるだけで、結果が大きく変わります。
ここまで、相見積りのポイントについて説明しました。
見分け方が分かっても、「この会社で本当に大丈夫かな」と迷うこともあると思います。
会社選びで迷ったときは、第三者の立場でご相談をお受けしています。
→優良工事店ネットワークについて