リフォームの見積りの注意点
相見積り・値引き・

安すぎる金額の確認ポイント



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リフォームでは、同じ工事でも、会社によって見積り金額が大きく変わることがあります。


相見積りで注意したいのは、金額だけで比較しないことです。見積りを比べる目的は、安い会社を選ぶことではありません。適正な価格を知り、信頼できる会社を見つけることです。


そのために大切なのは、次の3つです。

  1. 会社への伝え方
  2. 比べ方
  3. 最後の質問

この3つで、信頼できる会社を見分けやすくなります。

更新:2026年6月29日

執筆:堤 猛 (リフォーム関連書籍3冊出版) | 監修:二級建築士 安藤 勉

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相見積りで注意したい
安すぎる金額と大幅値引き

「良い見積り」とは、何にいくらかかるのかが、きちんと計算された見積りです。しかし、中には注意が必要な見積りもあります。よくある2つの例を紹介します。

 

注意① 極端に安い見積り

相場より極端に安い見積りは、注意が必要です。あとから追加費用が出ることがあります。また、必要な工程や材料が省かれている場合もあります。そのため、安さだけで決めず、見積りの内容を確認することが大切です。

 

注意② 値引き前提の見積り

最初に高い見積りを出して、あとから値引きをする会社もあります。


一見安くなったように見えても、最初の金額が高めに設定されている場合もあります。そのため、値引き額ではなく、最初の見積りの内容を見ることが大切です。


このような見積りになるかどうかは、見積りを頼むときの伝え方によって変わることがあります。


次に、適正な見積りを出してもらいやすくする頼み方を説明します。

適正な見積りを出してもらう
5つの伝え方

見積りは、最初の頼み方で内容が変わることがあります。「安くしてください」と言うと、安さだけの見積りになりやすくなります。


そうならないように、最初の段階で、次の5つを意識して伝えておきましょう。安さだけでなく、工事内容をふまえた見積りを出してもらいやすくなります。

 

① 担当者の名前で依頼する

「予算が合えば、〇〇さん(名前)にお願いしたいです」


名前を添えて伝えましょう。単なる価格比較ではなく、その担当者に真剣に相談していることが伝わりやすくなります。

 

② 最初から正直な金額を

  お願いする

「値引きのお願いはしません。最初から、これ以上下げられない金額を出してください。その金額で比較して決めます」


このように伝えるだけで、余分な値引きを前提にした見積りではなく、最初から根拠のある金額を出してもらいやすくなります。

 

③ 責任を持って

    工事できる内容で依頼する

「責任を持って工事できる内容で、見積りお願いします」


安さだけでなく、工事内容や品質も重視していることが伝わります。そのため、必要な工程や材料を含めた見積りを出してもらいやすくなります。

 

④ 建築士など第三者に

    見てもらう

「見積り内容は、建築士など第三者にも見てもらう予定です」


第三者に見てもらう予定があることを伝えると、工事内容や金額の根拠について、より丁寧な説明を受けやすくなります。

 

⑤ 相見積りは2社程度にする

「御社ともう1社だけ、見積りをお願いしています」


見積りを依頼する会社が多すぎると、安さだけで比較しているように受け取られることがあります。相見積りは多く取りすぎず、信頼できそうな会社を絞って依頼しましょう。



ここまでの内容を伝えておくと、安さだけでなく、必要な工事をふまえた適正な見積りを出してもらいやすくなります。


では最後に、会社の姿勢を見分ける方法をご紹介します。

見積り後に確認したい
値引きへの対応

見積りが出たときに、あえて次の質問をしてみてください。

他社のほうが少し安いのですが、

どうにかなりませんか?

このときの答え方で、会社の姿勢が分かります。

すぐに大幅値引きする会社

すぐに大幅な値引きに応じる場合は、安くできる理由を確認しておきましょう。値引きによって、工事内容や使用する材料が変わる場合もあるため、金額だけで判断しないことが大切です。

 

理由を説明してくれる会社

次のような対応をする会社は、工事内容や金額の根拠をきちんと説明しようとしていると考えられます。

  • 工事内容を見直して再見積りする
  • これ以上は難しいと説明する

この場合は、


正直に説明していただき、安心しました。無理な値引きは必要ありません。この内容で検討します。」


と伝えると、良い関係が築きやすくなります。

値引きで注意したい
工事内容への影響

家電品は完成した商品ですが、リフォームはこれから作る工事です。そのため、値引きをすると、どこかで金額を調整する必要が出てきます。

その結果、次のようなことが起こる場合があります。

  • 使用する材料が変わる
  • 工事にかける時間が短くなる

「安くなった」と感じても、工事の質が下がってしまうと意味がありません。値引きではなく、最初から適正な見積りを出してもらうことが大切です。

まとめ|相見積りでは

金額より会社の姿勢を見る

相見積りは、安い会社を選ぶためではありません。適正価格の目安を知り、信頼できる会社を見つけるためのものです。


リフォームの見積りでは、次の4つを確認しておきましょう。

  1. 極端に安い見積りに注意する
  2. 値引き前提の金額に注意する
  3. 5つの伝え方で、適正な見積りを依頼する
  4. 最後の質問で、会社の姿勢を確認する

金額だけで判断せず、正しい方法で信頼できる1社を見つけましょう。

次に確認したいこと

会社選びの【4つの基準】

見積りは、会社の姿勢を見分けるための大切な確認ポイントです。ただし、見積りだけで会社を判断することはできません。あわせて確認したい基準は、次の4つです。

① 建設業許可

② 自社施工

③ 見積り

④ 保証



次に確認したい【保証】

見積りを確認したら、最後に【保証】の内容も見ておきましょう。


リフォームでは、工事のあとに不具合が出ることがあります。そのときの対応は、会社の保証内容によって変わります。


どのような場合に保証されるのかまで、契約前に確認しておくことが大切です。

→ 保証で失敗しない会社選び【約3分】

 

【4つの基準】を
まとめて確認したい方へ

建設業許可・自社施工・見積り・保証をあわせて見ることで、リフォーム会社を判断しやすくなります。

→ 会社選びの4つの基準を見る【約2分】

 

手元で読み返したい方へ

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