外壁塗装を長持ちさせる
塗料と工事の確認ポイント
【この記事は約3分で読めます】
外壁塗装では「良い塗料を使えば長持ちする」と思われる方も多いと思います。しかし、塗装の寿命は、塗料だけでは決まりません。
この記事では、外壁塗装を長持ちさせるために、契約前に確認したい塗料と工事のポイントを説明します。
外壁塗装を長持ちさせるには
【工事内容】が大切です
塗装は、料理に似ています。良い材料を使っても、調理が雑ならおいしくならないように、外壁塗装も、良い塗料を使うだけでは長持ちしません。
塗料の塗りかた、乾燥時間、塗る回数によって、仕上がりや塗装の寿命は変わります。良い塗料は、正しく工事してこそ性能を発揮します。
塗料は何を選べばいい?
外壁塗装では、シリコン塗料やラジカル塗料がよく使われています。価格と耐久性のバランスがよく、一般的な住宅ではよく選ばれる塗料です。
一方で、フッ素塗料や無機塗料のように、耐久性がひときわ高い塗料もあります。ただし、価格も高くなるため、必ずしも一番お得とは限りません。
建物は、年月とともに少しずつ動きます。そのため、壁そのものにひび割れが起きると、高性能な塗料を使っていても、塗装にもひびが出ることがあります。
大切なのは、高い塗料を選ぶことではありません。家の状態や予算に合う塗料を選ぶことです。
そして、なぜその塗料がよいのかを説明してくれる会社かどうかが大切です。塗料選びにも、会社の考え方が表れます。
外壁塗装を長持ちさせるために
契約前に確認したい3つのこと
外壁塗装で大切なのは、塗料メーカーが決めた塗り方を守って、正しく工事することです。
契約前に確認したいのは、次の3つです。
| ① 塗る回数・乾燥時間を守るか
② 塗料を正しく薄めるか ③ 塗料の缶数と工事写真を確認できるか |
①②は、塗料メーカーの指定どおりに工事するための確認です。
③は、工事中に見えにくい部分を写真や記録で確認するためのもので、公共工事でも行われています。
この3つは、きちんと工事する会社ほど大切にしています。この3つを確認するだけでも、きちんと工事する会社かどうかを見分けやすくなります。
① 塗る回数・乾燥時間を守るか
外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。また、塗料ごとに、次の工程へ進むまでの乾燥時間も決められています。
塗る回数や乾燥時間を守らないと、塗膜の厚みが足りなかったり、十分に乾かないまま塗り重ねたりして、長持ちしにくくなることがあります。
契約前に、メーカー指定の塗る回数と乾燥時間を守ることを確認しておきましょう。

② 塗料を正しく薄めるか
外壁塗装の塗料は、多くの場合、水やシンナーで薄めて使います。ただし、どれくらい薄めるかは、塗料ごとに決められています。
必要以上に薄めると、塗料がサラサラになり、塗りやすくなります。その結果、作業時間を短くできたり、少ない塗料で広い面積を塗れたりします。この場合、塗膜が薄くなり、長持ちしにくくなることがあります。
信頼できる会社は、目分量ではなく、計測器などを使い、決められた割合を守って塗料を使います。
契約前に、メーカーの指定どおりに塗料を使うかどうか、確認しておきましょう。

③ 塗料の缶数と工事写真を確認できるか
約束どおりの塗料を、必要な量だけ使っているかを確認するためのポイントです。
見積書に、使用する塗料の缶数を書いてもらえるか確認しましょう。缶数が分かると、必要な量の塗料を使う予定かどうかを確認しやすくなります。
あわせて、工事写真を残してもらえるかも確認しておくと安心です。たとえば、次のような写真です。
| ・工事前の新品の缶
・使い終わった空き缶 ・残った塗料 ・下塗り、中塗り、上塗りの様子 |
これにより、約束どおりの塗料を、必要な量だけ使ったかを確認しやすくなります。この方法は、公共工事でも行われている手抜き予防の基本です。
契約前に確認することで、きちんと工事する会社かどうかも見分けやすくなります。

次に確認したいこと
【保証内容】の確認ポイント
ここまで、塗料と工事の確認ポイントを見てきました。しかし、外壁塗装では、工事中のすべてを自分で見守ることはできません。数年後に不具合が起こることもあります。
だからこそ、契約前に保証の内容まで確認しておくことが大切です。
【工事保証】まで確認できれば、外壁塗装の会社選びで見るべき大切な基準がそろいます。
外壁塗装の3つの注意点を
まとめて確認したい方へ
外壁塗装では、塗料と工事だけでなく、見積書や保証内容もあわせて確認することが大切です。
この3つをまとめて確認したい方は、こちらをご覧ください。
会社選びの基本を確認したい方へ
外壁塗装も、リフォーム工事の一つです。会社選びの基本は共通します。まだ見ていない方は、こちらもご覧ください。
手元で読み返したい方へ
外壁塗装で失敗しないためのポイントを、無料冊子「青本・赤本」にもまとめています。塗装会社の選び方、見積書、塗料と工事、保証内容まで分かりやすく紹介しています。