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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームを検討するとき、「相見積りは何社くらい取ればいいの?」と悩む方も多いと思います。
1社だけでは比較できませんが、たくさん取れば安心というわけでもありません。
実は、比較する会社が多すぎることで、かえって判断しにくくなったり、良い提案が受けにくくなったりすることもあります。
この記事では、相見積りは何社くらいがよいのか、多く取りすぎるときの注意点、見積りを比べるときの確認ポイントを説明します。
相見積りはなぜ必要なのか
相見積りの目的は、一番安い会社を探すことではありません。本来は、
- 提案内容
- 金額
- 保証内容
- 会社の姿勢
を比較するために行います。1社だけでは、その見積りが適正なのか判断しにくいことがあります。
そのため、複数社を比較すること自体は大切です。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
おすすめは2〜3社
相見積りは、2〜3社程度がおすすめです。
2〜3社あれば、金額だけでなく、提案内容や考え方の違いも見えてきます。
また、担当者の説明の分かりやすさや、対応の丁寧さも比較できます。
5社以上になると、情報が多すぎて判断が難しくなることがあります。
相見積りが多すぎると起きること
相見積りが増えすぎると、比較が難しくなることがあります。例えば、
- 金額が大きく違う
- 提案内容が違う
- 保証内容が違う
などです。
すると、どれが良い提案なのか分からなくなり、最終的に価格だけで判断してしまうことがあります。
しかし、リフォームは工事内容や施工品質によって結果が大きく変わります。価格だけで決めることには注意が必要です。
私は20年以上にわたり、リフォーム会社の審査やお客様からの相談をお受けしていますが、価格の安さだけで決めたことを後悔するご相談は少なくありません。
大切なのは、価格だけを見るのではなく、提案や工事体制、保証、担当者の対応も含めて判断することです。
工事店も相見積りの数を見ている
全国の工事店を見ていると、相見積りそのものを嫌う会社は多くありません。
むしろ、2〜3社程度の比較は一般的です。ただし、5社、6社と増えてくると、「今回は決まらないだろう」と考える工事店もあります。
そうなると、現地調査や提案にかける時間を減らしたり、詳細な検討を行わず、高めの見積りを提出したりすることがあります。本来であれば、建物の状態や将来のメンテナンスまで考えた提案ができる場合でも、そこまで踏み込まなくなることがあります。
その結果、たくさん比較したつもりでも、本当に知りたい提案や情報が集まりにくくなることがあります。
比較したいのは金額だけではない
見積り比較で大切なのは、価格だけではありません。例えば、
- なぜその工事が必要なのか
- なぜその金額になるのか
- 将来のメンテナンスをどう考えているのか
などです。会社によって提案内容が違うこともあります。
その理由まで丁寧に説明してくれる会社は、安心材料の一つになります。
見積り比較で確認したいポイント
比較するときは、次のような点を確認してみてください。
- 工事内容
- 工事範囲
- 提案理由
- 現場管理体制
- 保証内容
- アフターサービス
見積りの金額だけを見るのではなく、「なぜその提案になったのか」まで確認することが大切です。
見積りの比べ方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
まとめ|比較する数より比較の質が大切
相見積りは、多ければ良いというものではありません。
おすすめは2〜3社です。
大切なのは、見積りの数ではなく、提案内容や説明を比較することです。
価格だけでなく、「なぜその提案なのか」まで確認することで、後悔の少ない会社選びにつながります。
会社選びで迷う方へ
見積もり比較の注意点が分かっていても、会社選びで迷うことはあります。
「この会社に任せてよいのかな」
そう感じたときは、第三者の立場でご相談をお受けしています。
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