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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォーム会社を選ぶ時、価格や会社の知名度を重視する方は多いと思います。
しかし、実際に工事を進めるうえで大きく影響するのが、営業担当です。同じ会社でも、担当者によって提案内容や満足度が変わることもあります。
今回は、信頼できる営業担当を見極めるポイントについて説明します。
話が上手な人が良い営業担当とは限らない
営業担当というと、話が上手で説明が分かりやすい人をイメージするかもしれません。
もちろん、説明が分かりやすいことは大切です。しかし、話が上手なことと、良い提案ができることは別です。
大切なのは、お客様に合った提案をしようとしているかどうかです。
良い営業担当はお客様の話を聞く
全国の工事店を見ていると、信頼できる営業担当ほど、工事の説明より先に、お客様の話を聞いています。例えば、
- なぜリフォームを考えたのか
- 何に困っているのか
- 何を優先したいのか
- 将来どのように暮らしたいのか
などです。お客様を知らなければ、本当に合った提案はできません。
だからこそ、良い営業担当ほど、まず聞くことを大切にしています。
質問が多い担当者は信頼できることもある
現地調査や打合せで、質問が多い担当者に出会うことがあります。
すると、「営業だから色々聞かれているのかな」と感じる方もいるかもしれません。しかし、全国の工事店を見ていると、信頼できる担当者ほど質問が多い傾向があります。
なぜなら、お客様の状況や希望を理解しなければ、本当に合った提案はできないからです。
- 家族構成
- 暮らし方
- 困っていること
- 将来の予定
- 予算
などを丁寧に確認しているのは、売り込みのためではなく、提案のためであることも少なくありません。
反対に、ほとんど質問がなく、最初から商品説明ばかり始まる場合は、少し注意して見てみるとよいでしょう。
自社の話ばかりになっていないか
少し注意したいのが、お客様の話より、自社の話が中心になっている場合です。例えば、
- 今だけキャンペーンです
- この商品が人気です
- 他社より安いです
- 早く契約した方がお得です
といった説明が続くケースです。もちろん、商品説明が悪いわけではありません。
ただし、お客様の状況を聞く前から、工事内容が決まっているような提案は注意が必要です。
都合の悪い話もしてくれるか
良い営業担当は、メリットだけを説明しません。例えば、
- 追加工事の可能性
- 工期が延びる可能性
- 将来のメンテナンス費用
なども説明します。全国の相談を見ていると、トラブルになるケースの多くは、工事そのものよりも説明不足です。
都合の悪い話もしてくれる担当者は、信頼しやすいと言えるでしょう。
現地調査でも違いが見える
営業担当の違いは、現地調査でも見えてきます。良い営業担当ほど、建物だけではなく、お客様のことも知ろうとします。
逆に、現地調査なのに、自社の商品説明ばかりしている場合は、少し注意した方がよいかもしれません。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|売り込みよりヒアリング
良い営業担当は、話が上手な人ではありません。
お客様の話を聞き、状況を理解し、本当に合った提案を考えている人です。確認したいポイントは、次の5つです。
- お客様の話をよく聞くか
- 質問が多いか
- 自社の話ばかりになっていないか
- 都合の悪い話もしてくれるか
- お客様に合った提案をしているか
営業担当を見る時は、売り込みよりも、ヒアリングの内容を見てみましょう。
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