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キッチンの高さは変えられる?身長に合わせた高さの決め方

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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「今のキッチンは低くて腰がつらい」
「妻にはちょうどいいけれど、夫には低すぎる」
「キッチンを交換するとき、高さも変えられる?」

システムキッチンでは、ワークトップの高さを選べる商品があります。

一般的な目安として「身長(cm)÷2+5cm」という計算式がありますが、これはあくまで目安です。

同じ身長でも、腕の長さや料理の仕方などによって使いやすい高さは変わります。

そのため、計算だけで決めず、実際のキッチンで高さを確認することが大切です。

キッチンの高さはリフォームで変えられる?

キッチンを交換するなら、現在とは違う高さのワークトップを選ぶことが可能です。

キッチンを作るメーカーによって選べる高さは異なりますが、80cm、85cm、90cmなどから選ぶことができます。

さらに、82.5cmや87.5cmなど、より細かく高さを選べる商品もあります。

今のキッチンの高さが合わない場合は、キッチン本体の交換を含めてリフォーム会社に相談しましょう。

身長からキッチンの高さを計算する方法

キッチンの高さを決めるときの目安として、「身長(cm)÷2+5cm」という計算式があります。

例えば、

身長150cm → 約80cm

身長160cm → 約85cm

身長170cm → 約90cm

が目安になります。

ただし、この数字をそのまま採用すればよいわけではありません。

メーカーも、身長に対する高さはあくまで目安としており、実際にショールームなどで高さを確認することを案内しています。

キッチンが低すぎると何が起こる?

キッチンが低いと、調理するときに前かがみになりやすくなります。

特に、野菜を切る、下ごしらえをするなど、ワークトップの上で長時間作業するときに高さの違いを感じやすくなります。

「昔は気にならなかったのに、最近キッチンが使いづらい 」

という場合は、現在のキッチンの高さが負担になっていないか確認してみましょう。

キッチンの高さが合わないことで、腰や膝に負担がかかり、痛めてしまう可能性もあります。

高ければ高いほど使いやすいわけではない

反対に、キッチンを高くすればよいというわけでもありません。

高すぎると、包丁を使うときに腕を上げるような姿勢になり、作業しにくく感じることがあります。

特に、鍋やフライパンを使う作業では、シンクの作業とは高さの感じ方が変わります。

そのため、「腰がつらいから、とにかく高くする」という決め方は避けたほうがよいでしょう。

身長を基準にしながら、普段どんな料理をするのかまで考えることが大切です。

夫婦で身長が違う場合はどうする?

夫婦2人でキッチンを使う場合、身長が違うことがあります。

例えば、夫は90cmが目安、妻は85cmが目安という場合です。

このとき、どちらか一人だけの身長に合わせて決めるのではなく、実際に使う時間や作業内容を考えて決めます。

料理を主にする人が決まっているなら、その人の使いやすさを優先する方法があります。

2人とも頻繁に料理をするなら、2人で実際に高さを確認して、どちらも無理の少ない高さを探すことが重要です。

「夫婦の平均身長」で決めるより、実際に2人が使って確認するほうが確実です。

キッチンの高さは「シンク」と「コンロ」で感じ方が違う

同じワークトップでも、作業内容によって高さの感じ方は変わります。

シンクでは、食材を洗ったり、下ごしらえをしたりします。

一方、コンロでは鍋やフライパンを使います。

そのため、ショールームで確認するときは、ただ立って天板の高さを見るだけでは十分ではありません。

実際に包丁を使う姿勢や、シンクで作業する姿勢をイメージしてみましょう。

普段使っているスリッパなども含め、できるだけ自宅に近い状態で確認すると、高さを決める材料になります。

今のキッチンの高さが合わないときに確認すること

キッチンをリフォームするときは、現在の高さを測っておきましょう。

そのうえで、次のことを整理します。

  • 現在の高さは何cmか
  • 低いと感じるのか、高いと感じるのか
  • どの作業で負担を感じるのか
  • 主に誰がキッチンを使うのか
  • 夫婦2人とも使うのか
  • よく作る料理は何か

「高さを85cmにしたい」と伝えるだけでなく、
「野菜を切るときに前かがみになる」
「洗い物をするときに腰がつらい」

など、現在困っていることを伝えましょう。

そうすれば、単に高さを変更するだけでなく、キッチン全体の使い方を含めて検討できます。

リフォーム会社には「高さの根拠」を確認する

キッチンの高さを提案されたら、「なぜこの高さをすすめるのですか?」と確認してみましょう。

身長から計算した目安なのか。

実際にショールームで体感した結果なのか。

夫婦2人の使い方を考えた高さなのか。

理由が分かれば、提案された高さが自分たちに合っているか判断しやすくなります。

また、選べる高さは商品によって異なるため、希望する高さの商品が選べるかも確認しましょう。

✓ 会社選びで大切なこと

実際にリフォームを進めるときは、どの会社に依頼するかも大切です。

会社選びでまず確認したい4つのポイントをまとめています。

まとめ|キッチンの高さは「体感」で決める

キッチンの高さは、リフォームで変更できます。

身長から高さを決める場合は、「身長(cm)÷2+5cm」という計算式が目安になりますが、この数字はあくまで目安です。

身長が同じでも、体格や料理の仕方、キッチンを使う人によって使いやすさは変わります。

特に夫婦2人でキッチンを使う場合は、どちらか一人の身長だけで決めないことも大切です。

リフォーム前に現在のキッチンでどの作業がつらいのかを整理し、ショールームなどで実際の高さを体感してみましょう。

「身長に合う高さ」だけを探すのではなく、「自分たちが無理なく作業できる高さ」を探すこと。

それが、キッチンの高さを決めるときのポイントです。

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