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執筆:二級建築士 安藤勉
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「石油給湯機の交換は何日くらいかかりますか?」
「灯油タンクも交換するのでしょうか?」
石油給湯機を長年使用している方から、このようなご質問をいただくことがあります。
石油給湯機は、ガス給湯器とは異なり灯油を燃料とするため、給湯機本体だけでなく灯油タンクや給油配管の状態も確認しながら工事を行います。
私たちは全国で20年以上、リフォーム会社の審査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。その中でも、「灯油タンクの交換が必要になった」「冬場で交換まで数日待った」というご相談は少なくありません。
今回は、石油給湯機交換の工事時間や交換までの日数、工事が長くなるケースについて説明します。
石油給湯機交換の工事は3〜5時間程度が目安
一般的な石油給湯機の交換工事は、3〜5時間程度で完了することが多くあります。
既存の石油給湯機を撤去し、新しい機器を設置した後、試運転を行って正常にお湯が出ることを確認します。
通常であれば、その日のうちにお湯を使えるケースがほとんどです。
ただし、
- 給湯専用
- 追い焚き機能付き
- 暖房付
など、機種によって工事内容は多少異なります。
交換までの日数は在庫や季節で変わる
工事時間は半日程度でも、交換までの日数は状況によって異なります。
在庫があれば比較的早く交換できる
一般的な機種で在庫がある場合は、数日以内に交換工事ができることがあります。
早めに相談すれば、希望日に工事を依頼しやすくなります。
冬場は依頼が集中しやすい
寒い時期は給湯設備の故障が増えるため、
- 工事予約が混み合う
- 商品の入荷待ちになる
- 希望日に工事できない
ことがあります。冬本番を迎える前に点検や交換を検討すると安心です。
特殊な機種は取り寄せになることもある
暖房機能付きや特殊な設置条件の機種は、取り寄せになることがあります。
その場合は交換までの日数が長くなるケースもあります。
石油給湯機交換の流れ
古い石油給湯機を撤去する
まず既存の石油給湯機を取り外します。
作業前には灯油や電源を安全に停止し、必要に応じて灯油配管も取り外します。
新しい石油給湯機を設置する
新しい機器を設置し、
- 給水配管
- 給湯配管
- 追い焚き配管(ある場合)
- 灯油配管
- 電源配線
を接続します。
試運転をして工事完了
最後に試運転を行い、
- 正常に燃焼するか
- お湯が出るか
- 水漏れや灯油漏れがないか
を確認して工事完了です。
工事時間が長くなることがあるケース
灯油配管が劣化している
長年使用している住宅では、灯油配管の劣化や傷みが見つかることがあります。
安全のため、配管交換を提案されるケースもあります。
灯油タンクの交換が必要になる
灯油タンクが腐食していたり、老朽化している場合は、タンクも交換した方が良いことがあります。
その場合は通常より工事時間が長くなります。
配管や基礎の補修が必要になる
給水・給湯配管の劣化や設置基礎の補修が必要になる場合もあります。
追加工事が発生すると、その分工事時間も延びることがあります。
工期そのものより事前確認が大切
石油給湯機交換で後悔する方の多くは、「工事時間」ではなく、「追加工事が必要になること」について十分に説明を受けていなかったことに不満を感じています。例えば、
- 灯油配管を交換することになった
- 灯油タンクも交換が必要だった
- 交換まで数日待つことになった
というケースです。そのため、「工事は何時間ですか?」だけではなく、「追加工事の可能性はありますか?」も確認しておくことが大切です。
後悔しないために確認したい質問
- 「今の機種は在庫がありますか?」
- 「最短で工事できる日はいつですか?」
- 「灯油タンクはそのまま使えますか?」
- 「灯油配管の交換は必要ですか?」
- 「追加工事が必要になる可能性はありますか?」
- 「工事当日にお湯は使えるようになりますか?」
こうした質問に丁寧に答えてくれる会社であれば、安心して工事を任せやすいでしょう。
見積りで確認したいポイントは、こちらで詳しく解説しています。
本当の原因は会社選び
石油給湯機交換でトラブルになる原因は、工事時間そのものではなく、事前説明が不足しているケースが少なくありません。
私たちがお受けする相談でも、
- 追加工事について聞いていなかった
- 灯油タンク交換が必要だと後から分かった
- 保証内容の説明がなかった
というケースがあります。信頼できる会社は、
- 工事内容
- 交換までの日数
- 追加工事の可能性
- 保証内容
まで分かりやすく説明してくれます。
価格だけでなく、説明の丁寧さや対応力も会社選びでは重要なポイントです。
ここまでの内容は、会社選びで確認したいことの一部です。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の
【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|工事は半日程度でも早めの交換がおすすめ
石油給湯機交換の工事は、一般的には3〜5時間程度で完了し、その日のうちにお湯が使えるケースがほとんどです。
一方で、交換までの日数は在庫状況や工事予約の混雑、機種によって異なります。
また、灯油配管や灯油タンクの劣化が見つかった場合は、追加工事が必要になることもあります。
後悔しないためには、「工事時間」だけでなく、
「交換時期」
「追加工事の可能性」
「灯油タンクや配管の状態」
まで事前に確認しておくことが大切です。
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