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大きな冷蔵庫はまだ必要?夫婦2人になったキッチンの見直し方

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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子どもが独立して夫婦2人になると、キッチンの使い方も変わってきます。

以前は家族4人分の食材を買っていたのに、

「最近は冷蔵庫がいつも余っている」
「大きな冷蔵庫を持て余している」

と感じることもあるでしょう。

そこで気になるのが、

「夫婦2人なら、もっと小さな冷蔵庫でいいのでは?」

ということです。

確かに、家族が減れば必要な食材の量も変わります。

しかし、夫婦2人だから小型冷蔵庫で十分とは限りません。

まとめ買いや作り置き、冷凍保存をよくする家庭なら、大きな冷蔵庫が便利な場合もあります。

冷蔵庫を見直すときは、人数だけでなく、普段の買い物や食材の保存方法から考えてみましょう。

夫婦2人になったら、大きな冷蔵庫は必要?

冷蔵庫の大きさを決めるとき、まず確認したいのが食材の買い方です。

例えば、週に1回まとめて買い物をする家庭なら、多くの食材を一度に収納します。

作り置きのおかずや冷凍食品を多く使う家庭も、ある程度の容量が必要です。

一方、近所のスーパーへこまめに買い物へ行くなら、冷蔵庫に大量の食材を入れておく必要はありません。

つまり、冷蔵庫の容量は、

「何人で暮らしているか」

だけでなく、

「どのくらい買って、どのように保存するか」

で変わります。

大きな冷蔵庫を残すメリット

まとめ買いができる

買い物へ行く回数を減らしたい家庭では、大きな冷蔵庫が役立ちます。

肉や魚、野菜などをまとめて購入しても収納しやすくなります。

重い荷物を何度も運ぶ負担を減らせる点もメリットです。

作り置きを収納しやすい

夫婦2人になると、毎日の食事を簡単に済ませたい日も増えてきます。

作り置きのおかずを保存しておけば、食事の準備を楽にできます。

大きめの冷蔵庫なら、鍋や保存容器を入れるスペースも確保しやすくなります。

冷凍保存を活用できる

冷凍室が大きい冷蔵庫なら、肉や魚、野菜、冷凍食品などを保存しやすくなります。

料理をする時間がない日に、冷凍しておいた食材を使うこともできます。

冷蔵庫を小さくするメリット

キッチンを広く使える

冷蔵庫はキッチンの中でも大きなスペースを占める家具です。

小型の冷蔵庫に変えれば、その分だけ圧迫感を減らせる場合があります。

キッチンリフォームで冷蔵庫の位置まで見直せば、通路を広くできることもあります。

食材をため込まなくなる

冷蔵庫が大きいと、

「まだ入るから買っておこう」

と、食材を増やしてしまうことがあります。

容量を小さくすることで、必要な量だけ購入するきっかけになる場合もあります。

食材を把握しやすくなる

冷蔵庫の奥に食材が埋もれてしまうと、賞味期限を忘れてしまうことがあります。

容量を見直して中身を整理すると、

「何が入っているか分かる冷蔵庫」

にしやすくなります。

夫婦2人でも大きな冷蔵庫が必要な家庭

夫婦2人だからといって、必ず冷蔵庫を小さくする必要はありません。

次のような家庭では、現在の容量を維持する方法もあります。

週に1回まとめ買いする

買い物の回数を減らすために、食材をまとめて購入する家庭です。

冷蔵室だけでなく、冷凍室の容量も確認しましょう。

作り置きをする

数日分のおかずをまとめて作るなら、保存容器を入れるスペースが必要です。

冷凍保存をよく使う

肉や魚だけでなく、ご飯やパン、野菜などを冷凍する家庭もあります。

この場合、冷蔵室より冷凍室の容量が重要になることがあります。

家で料理することが多い

外食が少なく、毎日料理する家庭では、夫婦2人でも食材の使用量が多くなります。

「2人だから小型」と決めず、実際の使い方を確認しましょう。

小さな冷蔵庫でも十分な家庭

反対に、次のような家庭なら、小型化を検討しやすいでしょう。

買い物へこまめに行く

必要な物をその都度購入するなら、大量に保存する必要はありません。

外食が多い

家で食事をする回数が少なければ、冷蔵庫に入れる食材も少なくなります。

作り置きをしない

その日に食べる分だけ料理するなら、大容量の冷蔵庫が必要ない場合があります。

今の冷蔵庫に空きが多い

「いつも半分以上空いている」

という状態なら、容量を見直すきっかけになります。

ただし、買い替える前に、冷凍室を含めた収納量を確認しておきましょう。

冷蔵室だけでなく「冷凍室」を確認する

冷蔵庫を選ぶとき、冷蔵室の大きさだけを見てはいけません。

最近は冷凍保存を活用する家庭も多くあります。

例えば、

  • 肉や魚
  • 冷凍食品
  • ご飯
  • パン
  • 作り置き
  • 野菜

などです。

「冷蔵室は小さくてもいいけれど、冷凍室は大きいほうがいい」

という家庭もあります。

現在の冷蔵庫で、冷蔵室と冷凍室のどちらが足りないのか確認してみましょう。

60代からは「取り出しやすさ」も重要

冷蔵庫の容量だけでなく、使いやすさも確認したいポイントです。

例えば、

「上段ま手でが届くか」
「奥の物を取り出しやすいか」
「重い物を無理なく持ち上げられるか」

などです。

大型冷蔵庫は収納量が多い一方で、背の高さや奥行きによっては、上段や奥の物が取り出しにくい場合があります。

容量を減らすことより、必要な物を取り出しやすくすることを優先してもよいでしょう。

冷蔵庫の前のスペースも見直す

冷蔵庫本体だけでなく、扉を開けたときのスペースも確認しましょう。

冷蔵庫の前に通路がある場合、扉を開けると人の動線をふさいでしまうことがあります。

キッチンリフォームをするなら、

  • 冷蔵庫の位置
  • 扉の開く方向
  • キッチンとの距離
  • 通路の幅
  • 食材を運ぶ動線

なども確認しておきましょう。

冷蔵庫を小さくするだけでなく、位置を変えることで使いやすくなる場合もあります。

冷蔵庫を買い替える前に「中身」を整理する

新しい冷蔵庫を選ぶ前に、現在の冷蔵庫の中を整理してみましょう。

まず、何が入っているか全部確認します。

そして、

「よく使う物」
「たまに使う物」
「ほとんど使っていない物」

に分けます。

賞味期限が切れている物や、長期間使っていない食材が多ければ、冷蔵庫の容量よりも中身の整理が先かもしれません。

整理した後の量を基準にすれば、必要な容量も判断しやすくなります。

キッチンリフォームと一緒に見直す方法もある

キッチンをリフォームするタイミングなら、冷蔵庫も含めて配置を考えることができます。

例えば、

「冷蔵庫を少し小さくして通路を広くする」
「冷蔵庫の位置を変えて料理の動線を短くする」
「食器棚との距離を近づける」

などです。

冷蔵庫だけを買い替えるより、キッチン全体の使い方を見直せるのがメリットです。

ただし、冷蔵庫はキッチン本体より後に買い替える可能性もあります。

将来の買い替えも考えて、設置スペースにはある程度余裕を持たせておくと安心です。

✓ 会社選びで大切なこと

実際にリフォームを進めるときは、どの会社に依頼するかも大切です。 会社選びでまず確認したい4つのポイントをまとめています。

「夫婦2人だから小型」ではなく、暮らし方で決める

冷蔵庫を小さくするか迷ったら、次の質問に答えてみましょう。

  • 買い物は週に何回する?
  • まとめ買いする?
  • 作り置きをする?
  • 冷凍保存をよく使う?
  • 家で料理することが多い?
  • 今の冷蔵庫はいつもいっぱい?
  • 反対に、空いていることが多い?

これを確認すれば、必要な容量が見えてきます。

夫婦2人だから小型冷蔵庫。

という決め方ではなく、

「自分たちの生活に必要な大きさ」

を基準に選びましょう。

まとめ

子どもが独立して夫婦2人になったからといって、大きな冷蔵庫が必ず不要になるわけではありません。

まとめ買いや作り置き、冷凍保存をする家庭なら、大きな冷蔵庫が便利な場合があります。

一方、買い物へこまめに行き、食材をあまりため込まない家庭なら、小型化によってキッチンをすっきりさせられることもあります。

60代からのキッチンでは、容量だけでなく、

「取り出しやすいか」
「冷凍室は足りるか」
「冷蔵庫の前を安全に通れるか」

といった使いやすさも確認しましょう。

冷蔵庫を買い替える前に、まず今の中身と買い物の習慣を見直してみてください。

「夫婦2人だから小さくする」のではなく、
「これからの暮らしに必要な大きさを選ぶ」

ことが、キッチンを快適にするポイントです。

キッチンリフォームをするなら、冷蔵庫だけでなく、収納や食洗機、吊戸棚なども含めて全体のバランスを考えると、より使いやすいキッチンにしやすくなります。

リフォーム会社には、現在のキッチンで不便に感じていることと、これからの暮らし方を伝えたうえで、複数のプランを比較するとよいでしょう。

FAQ

Q. 夫婦2人なら冷蔵庫は小さくしたほうがいいですか?

必ずしも小さくする必要はありません。

まとめ買いや作り置き、冷凍保存をする家庭では、大きめの冷蔵庫が便利な場合があります。

買い物や料理の習慣から判断しましょう。

Q. 夫婦2人暮らしで冷蔵庫を小さくするメリットは?

キッチンの圧迫感を減らしたり、食材をため込みにくくしたりできることです。

中身を整理するきっかけにもなります。

Q. 夫婦2人なら冷凍庫は小さくても大丈夫?

冷凍保存をどの程度使うかによって変わります。

肉や魚、作り置き、冷凍食品などを多く保存する家庭では、冷凍室の容量を優先したほうがよい場合があります。

Q. 60代から冷蔵庫を選ぶときの注意点は?

容量だけでなく、食材の取り出しやすさも確認しましょう。

上段や奥まで無理なく手が届くか、重い物を持ち上げやすいかなども実際に確認すると安心です。

Q. キッチンリフォームのときに冷蔵庫の位置も変えられますか?

間取りや設備の状況によっては変更できます。

ただし、冷蔵庫の大きさだけでなく、扉の開閉や通路、キッチンとの距離なども合わせて検討する必要があります。

Q. 冷蔵庫を小さくする前に何を確認すればいいですか?

現在の冷蔵庫の中身を整理し、普段どのくらい食材を買っているか確認しましょう。

特に冷凍室をどの程度使っているかも確認しておくことが大切です。

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