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食洗機は60代からでも必要?夫婦2人なら小型で十分?選び方と注意点

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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キッチンリフォームを考えるとき、食洗機を付けるか迷う人も多いのではないでしょうか。

特に60代になると、

「夫婦2人なのに食洗機は必要?」
「今から付けても使うの?」
「小型のタイプで十分なのでは?」

と考えることもあります。

食洗機は、食器洗いの負担を減らせる便利な設備です。

一方で、設置場所や収納スペースが必要になります。

また、食洗機に入れられない食器や調理器具は、手洗いが必要です。

そのため、夫婦2人なら必ず小型、というわけではありません。

大切なのは、人数ではなく、普段どれくらいの食器を使うかです。

食洗機は60代からでも必要?

食洗機を使うメリットは、食器を洗う作業を減らせることです。

食後に食器を一つずつ洗う代わりに、食洗機へ入れて運転できます。

食器を洗う時間だけでなく、立ったまま洗い物を続ける負担を減らせる点もメリットです。

毎日の家事を少しでも楽にしたい人なら、60代からの導入も十分検討できます。

ただし、食洗機がすべての洗い物をしてくれるわけではありません。

食器を並べたり、洗浄後に片づけたりする作業は残ります。

「食器洗いが完全になくなる設備」ではなく、「洗い物の負担を減らす設備」と考えると分かりやすいでしょう。

夫婦2人暮らしで食洗機を使うメリット

食後の片づけが楽になる

食後の洗い物を食洗機に任せられるため、シンクに向かう時間を減らせます。

夕食後にゆっくり過ごしたい人にも向いています。

手洗いする食器を減らせる

食器の種類によっては、食洗機でまとめて洗えます。

毎日の洗い物が多い家庭ほど、便利さを感じやすくなります。

キッチンに立つ時間を減らせる

食器洗いは毎日の作業です。

1回の作業が短くても、積み重なると負担になります。

食洗機を使えば、食後の家事を効率化できます。

食洗機がなくても困らない家庭もある

一方で、すべての家庭に必要とは限りません。

例えば、

  • 使う食器が少ない
  • 料理をあまりしない
  • 食後すぐに手洗いする
  • 食器洗いを負担に感じていない
  • キッチンが狭い

という家庭です。

この場合、食洗機を設置するより、収納や作業スペースを優先したほうが満足できることもあります。

「便利そうだから付ける」のではなく、自分たちが本当に使うかを考えましょう。

夫婦2人なら小型の食洗機で十分?

夫婦2人なら、小型タイプが合う家庭もあります。

ただし、人数だけで決めるのはおすすめできません。

例えば同じ夫婦2人でも、

「朝食と夕食だけ簡単に料理する家庭」

と、

「毎日しっかり料理して、鍋や調理器具も多く使う家庭」

では、必要な容量が違います。

確認したいのは、1日に使う食器の量です。

小型が向いている家庭

  • 食器をあまり使わない
  • 料理が簡単
  • 食器をこまめに洗う
  • キッチンのスペースが限られている
  • 食洗機を初めて使う

このような家庭なら、小型タイプでも使いやすいでしょう。

大きめが向いている家庭

  • 毎日料理をする
  • 食器をまとめて洗いたい
  • 鍋や調理器具も洗いたい
  • 来客が多い
  • 夕食後にまとめて片づけたい

この場合、小型では入りきらず、結局手洗いする物が増える可能性があります。

食洗機は「何人用」だけで選ばない

食洗機を選ぶときは、「夫婦2人だから○人用」と人数だけで判断しないことが大切です。

例えば、

朝食で使う食器。
昼食で使う食器。
夕食で使う食器。
さらに鍋や調理器具。

こうした物をどのタイミングで洗いたいのかを考えてみましょう。

「1日分をまとめて洗いたい」のか、
「食事ごとに洗いたい」のかでも、必要な容量は変わります。

ビルトインと卓上型、どちらがいい?

食洗機には、大きく分けてビルトインタイプと卓上型があります。

ビルトインタイプ

キッチンのキャビネットなどに組み込むタイプです。

キッチンの中に収まるため、見た目がすっきりします。

作業台を占領しにくいのもメリットです。

一方、設置にはキッチンのサイズや給排水などの確認が必要です。

後から設置する場合は、工事内容も確認しましょう。

卓上型

キッチンのカウンターなどに置いて使用するタイプです。

大規模なキッチンリフォームをしなくても導入しやすい場合があります。

ただし、本体を置くスペースが必要です。

作業台が狭くなることもあるため、実際の設置場所を確認しておきましょう。

60代からは「使いやすさ」も確認する

食洗機を選ぶときは、容量だけでなく、出し入れのしやすさも重要です。

例えば、

「扉を開けたときに体をぶつけないか」
「食器を入れるときに無理な姿勢にならないか」
「食器を取り出しやすいか」

などを確認しましょう。

毎日使う設備だからこそ、操作方法も含めて実物を確認することをおすすめします。

食洗機を付けると収納は減る?

ビルトインタイプを設置する場合、キッチンの収納スペースとの関係を確認する必要があります。

食洗機を入れることで、キャビネットの一部がなくなる場合があります。

「食器洗いは楽になったけれど、収納が足りなくなった」

ということにならないよう、現在収納している物を確認しておきましょう。

特に、吊戸棚を撤去するリフォームと同時に行う場合は注意が必要です。

吊戸棚と食洗機の両方を見直すなら、キッチン全体の収納量を確認しましょう。

キッチンリフォームで食洗機を付けるときの注意点

どこに何を収納するか決める

食洗機を設置する前に、食器や調理器具の収納場所を考えます。

食洗機から食器棚までの距離が遠いと、片づけが面倒になることもあります。

給排水の工事を確認する

ビルトインタイプでは、給水や排水などの工事が必要になります。

キッチンの状態によって工事内容が変わるため、事前に確認しましょう。

扉の開閉スペースを確認する

食洗機の扉を開けたとき、通路をふさがないか確認します。

特にキッチンが狭い場合は重要です。

食洗機に入れられない物もある

食器の材質や形状によっては、食洗機に適さない物があります。

お気に入りの食器や特殊な調理器具などを多く使う家庭では、手洗いが残ることも考えておきましょう。

✓ 会社選びで大切なこと

実際にリフォームを進めるときは、どの会社に依頼するかも大切です。 会社選びでまず確認したい4つのポイントをまとめています。

食洗機を付けるか迷ったら「1日の洗い物」を確認

迷ったときは、実際に1日にどれくらい洗い物があるか確認してみましょう。

朝、昼、夜に使う食器を並べてみます。

さらに、鍋やフライパン、調理器具なども加えます。

そのうえで、

「これを毎日食洗機に入れたい」

と思う量を確認します。

この量が分かれば、必要な容量も考えやすくなります。

夫婦2人だから小型で十分とは限りません。

逆に、食器が少なければ、大容量の食洗機を選ぶ必要もありません。

まとめ

食洗機は、60代からでも十分検討できる設備です。

食後の洗い物を減らし、キッチンに立つ時間を短くできることがメリットです。

ただし、夫婦2人だから小型で十分とは限りません。

必要な容量は、

「何人で暮らしているか」

だけでなく、

「どれくらい料理をするか」
「1日にどれくらい食器を使うか」
「鍋や調理器具も洗いたいか」

によって変わります。

また、食洗機を設置すると収納スペースが減る場合もあります。

キッチンリフォームでは、食洗機だけを見るのではなく、収納や作業スペース、動線まで含めて計画しましょう。

60代からのキッチンは、「最新設備を付けること」よりも、「毎日の家事が無理なく続けられること」が大切です。

今の洗い物の量と家事の負担を確認して、自分たちに合った食洗機を選びましょう。

リフォームを依頼するときは、食洗機の希望だけでなく、現在のキッチンで困っていることも業者に伝えると、より具体的な提案を受けやすくなります。

FAQ

Q. 60代から食洗機を付けても遅くありませんか?

遅くありません。

毎日の食器洗いを負担に感じているなら、60代からでも導入するメリットがあります。

ただし、現在の洗い物の量やキッチンの広さを確認してから選びましょう。

Q. 夫婦2人なら小型の食洗機で十分ですか?

食器が少ない家庭なら、小型タイプでも十分な場合があります。

一方、料理をよくする家庭や、鍋・調理器具まで洗いたい家庭では、小型では足りない可能性があります。

Q. 食洗機を付けるとキッチンの収納は減りますか?

ビルトインタイプでは、設置する場所によって収納スペースが減る場合があります。

食洗機を設置した後の収納量まで確認しておきましょう。

Q. 食洗機は手洗いより楽ですか?

食器をセットしたり、洗浄後に片づけたりする作業は残ります。

それでも、食器を一つずつ洗う作業を減らせるため、負担軽減につながる場合があります。

Q. ビルトインと卓上型ならどちらがおすすめですか?

どちらが良いかは、キッチンの広さやリフォームの予定によって変わります。

キッチンを交換する予定があるならビルトイン、既存キッチンを大きく変えずに導入したいなら卓上型など、条件を比較して選びましょう。

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