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対面キッチンのままでいい?夫婦2人暮らしになったら考えたいキッチンリフォーム

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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対面キッチンは人気のあるレイアウトです。

リビングを見渡せて開放感もあり、「リフォームするなら対面キッチンにしたい」という方も少なくありません。

しかし、50代・60代になって子どもが独立し、夫婦2人暮らしになった場合でも、本当に対面キッチンが最適なのでしょうか。

実は、家族構成や暮らし方が変わると、キッチンに求めるものも変わります。

そのためリフォームでは、対面キッチンが良いかどうかではなく、今の暮らしに合っているかどうかを考えることが大切です。

子どもが独立するとキッチンに求めるものも変わる

対面キッチンが広く普及した背景には、

・子どもの様子を見ながら料理できる
・家族と会話しやすい
・リビングとの一体感がある

といったメリットがあります。

子育て世代にとっては、とても相性の良い間取りです。

しかし夫婦2人暮らしになると、

・調理する量が減る
・家族が集まる機会が減る
・来客が少なくなる

など、暮らし方が変わってきます。

すると、以前ほど対面キッチンのメリットを感じなくなる場合もあります。

対面キッチンのメリットとデメリット

まずは対面キッチンの特徴を整理してみましょう。

対面キッチンのメリット

  • 開放感がある
  • リビング全体を見渡せる
  • 家族との会話がしやすい
  • 明るい空間をつくりやすい

人気が高いのはこうした魅力があるためです。

対面キッチンのデメリット

一方で、

  • キッチンまわりが見えやすい
  • 常に片付けが必要
  • 収納が不足しやすい
  • 設置スペースが大きくなる

といった点もあります。

暮らし方によっては、このデメリットが気になることもあります。

壁付けキッチンが向いている人とは?

最近は少なくなりましたが、壁付けキッチンにもメリットがあります。

例えば、

  • 夫婦2人暮らし
  • 収納を重視したい
  • 掃除をラクにしたい
  • 限られたスペースを有効活用したい

という方です。

壁付けキッチンは壁に沿って設置するため、LDKのスペースを広く活用しやすくなります。

また、背面収納やカップボードを充実させやすいという特徴もあります。

本当に大切なのはキッチンの向きではなく家事動線

リフォームでは、

「対面キッチンにするか」
「壁付けキッチンにするか」

に注目が集まりがちです。

しかし実際に暮らしやすさへ大きく影響するのは、家事動線です。

例えば、

  • 冷蔵庫の位置
  • 食器棚の位置
  • パントリーの位置
  • 配膳や片付けの動線

などです。

対面キッチンでも動線が悪ければ使いにくくなります。

反対に、壁付けキッチンでも動線が良ければ家事はスムーズになります。

まずは毎日の動きを確認してみましょう。

収納を増やしたいなら選択肢は広がる

夫婦2人暮らしになると、「見せるキッチン」よりも「片付くキッチン」を重視する方も増えてきます。

例えば、

  • 食品ストック
  • 防災用品
  • 調理家電
  • 日用品

などをすっきり収納したいという要望です。

その場合、壁付けキッチンの方が収納計画を立てやすいこともあります。

キッチン単体ではなく、収納まで含めて考えることが大切です。

50代からは「見せるキッチン」より「ラクなキッチン」

若い頃は、

・デザイン
・開放感
・おしゃれさ

を重視していた方も多いでしょう。

しかし50代・60代からは、

・掃除しやすい
・片付けやすい
・歩く距離が少ない
・腰に負担が少ない

    といったことも重要になります。

    毎日使う場所だからこそ、見た目だけではなく使いやすさも考えたいところです。

    流行ではなく今の暮らしで考える

    キッチンレイアウトに正解はありません。

    対面キッチンが向いている家庭もありますし、壁付けキッチンの方が暮らしやすい家庭もあります。

    大切なのは、

    • 今誰が暮らしているのか
    • どのように家事をしているのか
    • これからどう暮らしたいのか

    を基準に考えることです。

    流行の間取りではなく、自分たちの暮らし方に合ったキッチンを選びましょう。

    ✓ 会社選びで大切なこと

    実際にリフォームを進めるときは、どの会社に依頼するかも大切です。 会社選びでまず確認したい4つのポイントをまとめています。

    まとめ

    対面キッチンは魅力的なレイアウトですが、夫婦2人暮らしになった後も最適とは限りません。

    子どもが独立すると、家の使い方、家事の内容、収納の必要性が変わるからです。

    壁付けキッチンにも、

    • 収納を増やしやすい
    • 掃除しやすい
    • 動線を短くしやすい

    といったメリットがあります。

    大切なのは、対面か壁付けかではありません。

    ・家事動線
    ・収納計画
    ・掃除のしやすさ
    ・今後の暮らし方

    を含めて考えることです。

    50代・60代からのキッチンリフォームでは、「人気があるから」ではなく、「これからの自分たちに合っているか」を基準に選んでみてはいかがでしょうか。

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