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夫婦2人暮らしならトイレは2か所必要?子ども独立後に考えたい住まいの見直し方

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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子どもが独立すると、家の使い方は大きく変わります。

その中で意外と見直されないのが、トイレの数です。

子育て中は、

  • 朝の混雑対策
  • 子どもとの使い分け
  • 来客対応

などの理由から、1階と2階にトイレがある家も増えました。

しかし、夫婦2人暮らしになった今も、そのまま2か所必要なのでしょうか。

もちろん正解は家庭によって異なります。

ただ、50代・60代からの住まいづくりでは、

「家を建てた頃の条件」で考えるのではなく、「今の暮らし方」で考えることが大切です。

今回は、夫婦2人暮らしになった後のトイレの考え方について解説します。

子育て中はなぜトイレが2か所必要だったのか

まずは、トイレが2か所必要だった理由を振り返ってみましょう。

例えば、

  • 朝のトイレ渋滞を防ぐ
  • 子どもが夜中に使いやすい
  • 来客時に気兼ねなく使える
  • 2階で過ごす家族が多い

といった理由です。

家族が4人、5人と暮らしている時期は、トイレが2か所あることで暮らしやすさが向上します。

しかし、家族構成が変われば必要な設備も変わることがあります。

子ども独立後はトイレの使い方が変わる

夫婦2人暮らしになると、

  • 朝の混雑がなくなる
  • 2階を使う機会が減る
  • 来客が少なくなる

というケースも少なくありません。

すると、「そういえば2階のトイレをほとんど使っていない」という家庭も出てきます。

以前は毎日使っていた設備でも、今の生活では必要性が変わっているかもしれません。

まずは実際にどのくらい使っているのかを確認してみましょう。

2階トイレを使わなくなると何が起こる?

使わないトイレでも管理は必要です。

例えば、

  • 掃除
  • 換気
  • 点検
  • 設備交換

などです。

また、長期間使わないと、

  • 排水トラップの水が蒸発する
  • 臭いが上がってくる

といった問題が起きる場合もあります。

「使わないけれど維持は必要」

という状態になりやすいのです。

トイレを1か所にするメリット

将来的なリフォームを考える中で、

「トイレは1か所で良いのでは」

という考え方もあります。

例えば、

  • 掃除の手間が減る
  • 設備交換費用を抑えられる
  • 管理がラクになる
  • 空いたスペースを活用できる

といったメリットがあります。

特に2階トイレをほとんど使わない場合は、一度検討する価値があります。

空いたスペースを活用する方法もある

もし2階トイレを見直す場合は、そのスペースを別の用途に活用することもできます。

例えば、

  • 収納スペース
  • クローゼット
  • 掃除用品置き場
  • 趣味の収納

などです。

夫婦2人暮らしになると、「部屋を増やす」よりも、「使いやすい収納を増やす」方が効果的なこともあります。

それでも2か所残した方が良いケース

一方で、トイレを2か所残した方が良い家庭もあります。

例えば、

  • 寝室が2階にある
  • 今後も2階中心で生活する予定
  • 来客が多い
  • 夫婦の生活時間が大きく違う

といったケースです。

また、夜中に1階まで下りずに済むことを安心と感じる方もいます。

トイレの数は、利便性と管理負担のバランスで考えることが大切です。

大切なのはトイレの数ではなく生活動線

実は重要なのは、「トイレが何か所あるか」ではなく、「今の生活動線に合っているか」です。

例えば、

  • どこで寝ているか
  • 夜中はどこを通るか
  • 将来どの階で生活するか

によって、必要なトイレの位置は変わります。

トイレ単体ではなく、生活全体の流れの中で考えることが重要です。

50代からは将来の暮らし方も考えたい

子どもが独立した後は、

家そのものを見直す時期でもあります。

例えば、

  • 1階中心の生活にする
  • 使わない部屋を整理する
  • 家事動線を短くする

といったことです。

トイレの数も同じです。

今だけではなく、10年後、20年後の暮らし方も考えながら判断すると後悔しにくくなります。

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まとめ

子どもが独立すると、トイレの使い方も変わります。

子育て中には便利だった2か所のトイレも、

・2階を使わなくなった
・朝の混雑がなくなった
・掃除や管理が負担になった

という場合には見直しの対象になることがあります。

一方で、

  • 寝室が2階にある
  • 生活時間が異なる
  • 将来も2階を使う予定

このような場合は、トイレを2か所残すメリットもあります。

大切なのは、トイレの数だけで判断しないことです。

今の暮らし方と、これからの暮らし方を踏まえながら、本当に必要な設備かどうかを考えてみましょう。

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