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退職後、家にいる時間が増えると何が気になる?50代から見直したい住まいの5か所

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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会社員として働いている間は、朝に家を出て、夕方から夜に帰宅する生活が中心です。

そのため、家の中にいても気づかなかった不便があるかもしれません。

ところが、退職して家にいる時間が増えると、

「この部屋、意外と寒いな」
「収納が使いにくい」
「掃除する場所が多い」

など、これまで気にならなかったことが目につくようになります。

退職後の生活を快適にするために、50代から住まいを見直しておくのも一つの方法です。

今回は、家にいる時間が増えたときに気になりやすい5つの場所を紹介します。

① 長時間過ごす「リビング」

退職後は、リビングで過ごす時間が増える方も多いでしょう。

すると、これまで気にならなかった不便が見えてきます。

例えば、

  • 冬になると足元が寒い
  • 夏は室内が暑い
  • 日中に日差しがまぶしい
  • コンセントが使いにくい
  • テレビを見る場所が限られる
  • 家具が多く、動きにくい

などです。

短時間なら我慢できても、毎日長時間過ごすとなると、ちょっとした不便がストレスになることがあります。

まずは普段座っている場所から、部屋を見渡してみましょう。

「もっと快適にできないか」と考えるだけでも、改善点が見つかります。

② 料理をする時間が増える「キッチン」

退職すると、これまで外食や仕事先で済ませていた食事を、自宅でとる機会が増えることがあります。

料理をする時間が増えれば、キッチンの使い勝手も気になってきます。

例えば、

「収納した物が取り出しにくい」
「調理スペースが狭い」
「冷蔵庫まで何度も往復する」

などです。

夫婦で料理をするようになれば、これまで気づかなかったキッチンの不便に気づくこともあります。

キッチンをリフォームするときは、設備を新しくするだけでなく、実際の料理の動線を考えることが大切です。

③ 毎日使う「トイレ・洗面所」

トイレや洗面所は、退職したから急に使いにくくなる場所ではありません。

しかし、家にいる時間が増えると、毎日何度も使う場所だからこそ、小さな不便が気になるようになります。

例えば、

  • 物を取り出しにくい
  • 掃除がしにくい
  • 洗面台の収納が足りない
  • トイレが狭い
  • 冬の寒さが気になる

などです。

すぐにリフォームする必要はありません。

まずは、毎日使う中で「面倒だな」と感じる動作を書き出してみましょう。

小さな不便を整理すると、リフォームが必要な場所も見つけやすくなります。

④ 物が気になり始める「収納・物置」

仕事をしている間は、収納の奥に何年も使っていない物があっても、そのままになりがちです。

家にいる時間が増えると、そうした物にも目が向くようになります。

「これ、いつ使ったかな?」
「同じような物がいくつもある」
「趣味の道具を置く場所がない」

ということもあるでしょう。

収納が足りないと感じても、すぐに収納を増やすのではなく、まずは物を整理してみましょう。

使っていない物を減らせば、今ある収納でも使いやすくなる場合があります。

また、よく使う物を取り出しやすい高さに移すだけでも、日常の使い勝手は変わります。

⑤ 退職後の時間を楽しむ「趣味の場所」

退職後は、仕事に使っていた時間を自分のために使えるようになります。

そこで考えたいのが、趣味やくつろぎのための場所です。

例えば、

  • 読書をする場所
  • パソコンを使う場所
  • DIYをするスペース
  • 絵を描く場所
  • 音楽を楽しむ場所
  • 家族や友人と過ごす場所

などです。

専用の部屋を新しく作る必要はありません。

使っていない子ども部屋や和室の一部などを活用する方法もあります。

「退職したら家で何をして過ごしたいか」を考えると、必要なスペースも見えてきます。

家にいる時間が増えてから気づく不便とは?

退職前は、

「家は寝るために帰る場所」

という感覚だった方もいるかもしれません。

しかし、退職すると家で過ごす時間が増えます。

すると、

「もっと日当たりのいい場所で過ごしたい」
「冬でも暖かい部屋にしたい」
「趣味の道具を広げる場所が欲しい」

など、住まいに求めるものが変わることがあります。

これは、家が古くなったからというだけではありません。

暮らし方そのものが変わったことで、家の使い方も変わるということです。

すぐにリフォームする必要はない

家の不便に気づいたからといって、すぐに大規模なリフォームをする必要はありません。

まずは、

「どこが不便なのか」
「どんなときに困るのか」
「どう変われば使いやすいのか」

を整理してみましょう。

例えば、リビングの寒さが気になるなら、窓や断熱の見直しが必要かもしれません。

収納が使いにくいなら、物を減らしたり配置を変えたりするだけで改善できる場合もあります。

不便の原因を確認してから、リフォームが必要か考えることが大切です。

将来の暮らしも一緒に考える

50代から住まいを見直すなら、退職後の生活だけでなく、その先の暮らしも考えておきましょう。

今は階段を問題なく使えていても、将来は負担になる可能性があります。

寝室やトイレ、浴室などの位置も、長く暮らすなら確認しておきたい場所です。

ただし、すべてを「老後のため」に変える必要はありません。

今の生活が便利になり、将来も使いやすいリフォームから優先すると、無理なく住まいを整えられます。

夫婦で家の使い方を話してみる

退職後は、夫婦が一緒に家にいる時間も増える可能性があります。

これまで仕事で家にいなかった時間を、夫婦でどう過ごすのかも考えてみましょう。

例えば、

「リビングは一緒に使う?」
「それぞれの趣味の場所は必要?」
「食事は一緒に作る?」
「使っていない部屋をどうする?」

などです。

住まいのリフォームは、設備を新しくするだけではありません。

これからの暮らし方に合わせて、家の使い方を変えることでもあります。

会社選びで大切なこと

実際にリフォームを進めるときは、どの会社に依頼するかも大切です。 会社選びでまず確認したい4つのポイントをまとめています。

まとめ

退職して家にいる時間が増えると、これまで気づかなかった住まいの不便が見えてくることがあります。

特に見直したいのは、

  • 長時間過ごすリビング
  • 料理をするキッチン
  • 毎日使うトイレ・洗面所
  • 物が集まりやすい収納・物置
  • 趣味やくつろぎのための場所

の5か所です。

大切なのは、退職をきっかけにすべてをリフォームすることではありません。

まずは、「家にいる時間が増えたら、どこが気になるか」を実際の生活から探してみましょう。

そのうえで、物の整理や家具の配置変更で解決できるのか、リフォームが必要なのかを考えます。

50代から住まいを見直すなら、今の快適さだけでなく、これからの暮らし方も含めて考えてみてはいかがでしょうか。

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