公開:

更新:

トイレは修理と交換どちらがお得?判断のポイントを建築士が解説

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
→詳しいプロフィールはこちら

「トイレが壊れたけれど、修理で済むのかな。」
「古くなったトイレは交換した方がいい?」
「修理と交換、どちらを選ぶ方がお得なのか知りたい。」

トイレは毎日使う設備だからこそ、故障すると生活への影響が大きくなります。

しかし、不具合が起きたからといって、必ず交換が必要とは限りません。

部品交換で直る場合もあれば、古いトイレの場合は交換した方が将来的な負担を減らせるケースもあります。

私たちは20年以上、全国のリフォーム会社選びに携わってきました。

その中で大切だと感じるのは、「修理できるか」ではなく、「これから何年使うか」を考えて判断することです。

今回は、トイレの修理と交換、それぞれがおすすめのケースについて解説します。

修理がおすすめのケース

トイレの不具合が一部分だけの場合は、修理で対応できることがあります。

例えば、

  • ウォシュレットが動かない
  • 水が止まらない
  • レバーが壊れた
  • タンク内部の部品が故障した
  • 便座だけ交換したい

といったケースです。

部品交換で改善できる場合は、トイレ全体を交換するより費用を抑えられます。

特に、便器本体に問題がなく、設置から年数が浅い場合は修理がおすすめです。

交換がおすすめのケース

次のような場合は、トイレ交換を検討した方がよいでしょう。

  • 便器にひび割れがある
  • 水漏れが続いている
  • 修理を何度も繰り返している
  • 部品が廃番になっている
  • 15年以上使用している

トイレは便座やタンク内部など、複数の部品で構成されています。

一部分を修理しても、別の箇所が故障する可能性があります。

古いトイレの場合は、交換した方が安心して長く使えることがあります。

トイレの寿命も判断材料になる

トイレの寿命は、一般的に10~15年程度が目安です。

ただし、便器そのものは陶器製の場合、割れなければ長く使用できることもあります。

一方で、

  • ウォシュレット
  • 給水部品
  • タンク内部部品
  • パッキン類

は劣化します。

そのため、10年以上使用している場合は、修理だけでなく交換も含めて検討するとよいでしょう。

修理費用と交換費用の目安

一般的な費用の目安は次のとおりです。

修理

  • タンク部品交換:約5,000~2万円
  • ウォシュレット修理:約1万~3万円
  • 水漏れ修理:約5,000~2万円

トイレ交換

  • 便器交換:約15万~40万円

※内装工事や手洗い器設置などを含む場合は、さらに費用が変わります。

故障内容によっては、修理費用と交換費用の差が小さい場合もあります。

「修理できる」と「修理した方が得」は違う

例えば、使用15年を超えたトイレでウォシュレットが故障した場合です。

ウォシュレットだけ交換すれば使える可能性はあります。

しかし、その後にタンク内部や給水部品が故障することもあります。

一方、使用5年程度のトイレであれば、一部分の修理で十分な場合が多いでしょう。

使用年数と今後の故障リスクを考えることが大切です。

交換すると節水や使いやすさも向上する

最近のトイレは、以前の製品と比べて機能が向上しています。

例えば、

  • 少ない水量で流せる節水機能
  • 掃除しやすい形状
  • 汚れが付きにくい素材
  • 自動洗浄機能
  • 節電機能

などがあります。

古いトイレを交換することで、毎日の掃除や水道代の負担を減らせる可能性があります。

修理か交換か迷ったら見積りを比較する

判断に迷う場合は、修理だけでなく交換の場合の費用も確認することをおすすめします。

比較したいポイントは、

  • 修理費用
  • 交換費用
  • 使用年数
  • 今後必要になる修理費
  • 保証内容

です。

目先の費用だけではなく、これから何年使いたいかを考えると判断しやすくなります。

見積りの比較方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【見積り】の頼み方と見極め方

信頼できる会社は修理と交換の両方を説明してくれる

私たちは20年以上、全国のリフォーム会社選びに携わってきました。

信頼できる会社には共通点があります。

それは、

  • 修理で済む場合は無理に交換を勧めない
  • 交換が必要な理由を説明する
  • 費用だけでなく将来性も考える
  • メリット・デメリットを比較して説明する

ということです。

トイレ交換は決して安い工事ではありません。

だからこそ、納得できる説明をしてくれる会社を選ぶことが大切です。

まとめ|トイレは使用年数と故障内容で判断しよう

トイレは、

修理がおすすめ

  • 故障箇所が限定されている
  • 使用年数が短い
  • 部品交換で改善できる

場合です。

交換がおすすめ

  • 10~15年以上使用している
  • 水漏れが続いている
  • 修理を繰り返している
  • 部品が手に入らない

場合です。

トイレの故障は、必ず交換が必要というわけではありません。

しかし、古いトイレを何度も修理するより、交換した方が結果的にお得になるケースもあります。

修理と交換の両方を比較し、ご家庭に合った方法を選びましょう。

会社選びで迷う方へ

リフォームで失敗しないための知識は「青本・赤本」にまとめています。

青本・赤本を無料で取り寄せる>

※NHKでも紹介された冊子です
※累計100万部発行

トイレリフォームの見積りや会社選びについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【見積り】の頼み方と見極め方
https://ykn.jp/guide/mitsumori/

TOP