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家の周りを雑草が生えないようにできる?外構リフォームの方法

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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「家の裏側や駐車場に、毎年雑草が生えて困っている」
「毎回の草むしりが大変になってきた」
「半永久的に雑草が生えない対策方法ってあるの?」

家の周りに雑草が生えて困っている

防草シートや砂利、コンクリートなどを施工すれば、雑草が生えにくい状態にできますが、雑草を完全になくせるとは限りません。

この記事では、家の周りの雑草を減らす外構リフォームの方法と、工事前に確認したい注意点を解説します。

家の周りの雑草を減らす4つの方法

雑草対策には、主に次の4つの方法があります。

方法特徴注意点
防草シート+砂利草むしりの負担を減らしやすい隙間や砂利の上から雑草が生えることがある
コンクリート舗装土が露出せず、掃除しやすい排水計画と下地工事が必要
固まる土土に近い見た目に仕上がるひび割れや劣化が生じる場合がある
レンガ・タイル・石を敷く見た目を楽しみながら歩きやすい通路をつくれる継ぎ目から雑草が生えることがある

1. 防草シートの上に砂利を敷く

家の裏側や、普段あまり歩かない狭い通路では、防草シートと砂利を組み合わせる方法があります。

防草シートは、地面に光が届くのを抑え、雑草の成長を防ぐための材料です。

はじめに雑草を取り除いて地面を整え、防草シートを敷いた上に砂利を敷きます。

ただし、シートの継ぎ目や建物との隙間から雑草が生えることがあります。

また、砂利の間に土や落ち葉がたまると、その上から雑草が生える場合もあります。

草むしりを減らしたいものの、コンクリートで全面を固めたくない場合に向いています。

2. コンクリートで舗装する

家の周りをコンクリートで舗装すると、土が露出する部分を減らせます。

砂利のように足元が動かず、掃き掃除もしやすくなるため、通路として利用する場所にも向いています。

ただし、コンクリートで覆っても、目地やひび割れなどから雑草が生える場合があります。

また、雨水が地面に浸透しにくくなるため、排水を考えた施工が必要です。

3. 固まる土を施工する

固まる土は、土のような見た目を残しながら、表面を固める舗装材です。

庭の雰囲気を大きく変えずに雑草を減らしたい場合に選択肢になります。

薄く施工したり、下地が不安定だったりすると、十分な効果が得られない場合があります。

4. レンガ・タイル・石を敷く

玄関まわりや庭へ続く通路には、レンガや屋外用タイル、石を敷く方法もあります。

色や形を選べるため、雑草対策をしながら家の外観に合った通路をつくれます。

ただし、レンガや石の継ぎ目に土がたまると、雑草が生えることがあります。

また、下地が不十分だと、敷いた材料が沈んだり、段差ができたりする場合があります。

雨の日に滑りにくい材料を選び、歩きやすく仕上げることが大切です。

家の周りにはどの方法がおすすめ?

雑草対策は、場所の使い方によって選ぶことが大切です。

家の裏側や狭い通路

普段あまり歩かない場所なら、防草シートと砂利が選択肢になります。

ただし、エアコンの室外機や給湯器などの点検が必要な場所では、作業する人が安全に通れるようにしておきましょう。

毎日歩く通路

玄関から駐車場、物干し場などへ移動する通路には、レンガ・タイル・石を敷く、またはコンクリートの舗装が候補になります。

砂利は歩くと足元が動くため、歩きにくさを感じる場合があります。

小さな段差は、つまづきや、転倒する危険があるため、毎日歩く場所は、歩きやすい仕上げ材がおすすめです。

室外機や設備が多い場所

室外機や給湯器、排水ますなどがある場所では、将来の点検や修理を考えて雑草対策する必要があります。

コンクリートで庭を覆ってしまうと、解体することが困難になります

設備を固定する部分や点検口をふさがず、必要な作業スペースを残すことが重要です。

雑草対策の工事前に注意したいこと

1. 雨水が建物側にたまらないようにする

家の周りをコンクリートなどで舗装すると、雨水の流れが変わることがあります。

特に、建物に向かって地面が低くなっている場合は注意が必要です。

雨水が基礎周辺にたまると、湿気や水の浸入につながるおそれがあります。

そのため、必要に応じて地面に勾配を設けたり、排水溝を設置したりします。

防草シートも、水を通す製品だからといって、必ず水たまりを防げるわけではありません。

2. 基礎の換気口や点検口をふさがない

2000年(平成12年)以前に建った木造住宅は、基礎に床下換気口が設けられていることがあります。

砂利やコンクリートを施工するときは、換気口をふさがないようにしましょう。

また、外壁の下端や基礎の周りには、湿気や雨水への対策が施されています。

家の周りの地面を高くする場合は、既存の基礎や外壁との高さ関係を確認しましょう。

3. 排水管や排水ますの点検ができるようにする

家の周りには、排水管や雨水ます、水道管などが埋まっていることがあります。

コンクリートで舗装する際、排水ますのふたまで埋めてしまうと、将来の清掃や修理が難しくなります。

また、工事で地面を掘る際に、埋設管を傷つけないよう注意が必要です。

配管の位置を確認し、点検できる状態を残しましょう。

4. 防草シートは隙間をつくらない

防草シートを敷いても、端や継ぎ目に隙間があると雑草が生えることがあります。

特に、建物の基礎沿いや配管、室外機の脚まわりは隙間ができやすい場所です。

また、地面に雑草の根が残っていると、再び生えてくることがあります。

施工前の除草と整地、シートの端の処理が重要です。

雑草対策の外構リフォーム費用は何で変わる?

費用は、施工する面積だけでなく、地面の状態や仕上げ方法によって変わります。

工事内容費用が変わる理由
除草・整地雑草の量、根の除去、地面の凹凸
防草シート・砂利面積、材料の種類、砂利の厚さ
コンクリート舗装下地、舗装の厚さ、排水工事
固まる土・平板材料、下地、仕上げ方法
残土処分掘削する深さ、土の量
設備まわりの工事排水ますや配管の調整

この他、家の裏側などの狭い場所では、重機が入れず手作業が増えることもあります。

見積もりでは、材料費だけでなく、除草・整地・残土処分・排水工事まで含まれているか確認しましょう。

✓ 会社選びで大切なこと

実際にリフォームを進めるときは、どの会社に依頼するかも大切です。

会社選びでまず確認したい4つのポイントをまとめています。

雑草対策はDIYでもできる?

防草シートと砂利は、比較的DIYに取り組みやすい方法です。

ただし、雑草の除去や地面の整地、シートの固定が不十分だと、早い段階で雑草が生えることがあります。

また、家の周りは排水管などが埋まっていることがあるため、固定ピンを打つ位置にも注意が必要です。

コンクリート舗装や排水勾配の調整が必要な場合は、専門業者に相談する方がよいでしょう。

家の周りの雑草対策でよくある質問

Q1. 防草シートと砂利を敷けば、雑草は生えなくなりますか?

雑草を大幅に減らせる可能性がありますが、完全に生えなくなるわけではありません。

シートの隙間や、砂利の上にたまった土から雑草が生えることがあります。

施工方法と、その後の簡単な清掃や点検が大切です。

Q2. 家の周りを全部コンクリートにしても大丈夫ですか?

建物や敷地の条件に合えば施工できます。

ただし、雨水の排水や基礎の換気口、排水ますの点検などを妨げないようにする必要があります。

特に、舗装によって地面の高さや雨水の流れが変わる場合は注意しましょう。

Q3. 家の周りの雑草対策は、砂利とコンクリートのどちらがよいですか?

普段あまり歩かない場所では、防草シートと砂利が選択肢になります。

一方、毎日歩く通路や掃除のしやすさを重視する場所では、コンクリートが向いている場合があります。

施工費用だけでなく、歩きやすさや将来の手入れも比較しましょう。

まとめ|雑草対策は場所の使い方と排水を考えて選ぶ

家の周りの雑草は、防草シートや砂利、コンクリートなどを施工することで、生えにくくできます。

ただし、どの方法でも雑草を完全になくせるとは限りません。

普段あまり使わない家の裏側には防草シートと砂利、毎日歩く通路にはコンクリートなど、場所に合わせて選ぶことが大切です。

また、家の基礎まわりでは、雨水の排水や床下換気、排水設備の点検を妨げないようにする必要があります。

まずは雑草に困っている場所を確認し、どこまで手入れを減らしたいか整理しましょう。

リフォーム会社には、雑草対策だけでなく、排水や建物への影響も含めて提案してもらうことが大切です。

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