外壁塗装は、一級塗装技能士の資格が無くても工事できます。さらに、500万円未満の塗装工事であれば、建設業許可が無くても請け負えるため、やろうと思えば誰でも塗装店を始められるのです。言葉巧みに騙し、法外な金額で請け負う悪徳業者や、格安で工事を請け負い、手抜き工事をして逃げる訪問販売業者もいます。このような悪徳な業者は、建設業許可や一級塗装技能士などの資格は持っていません。
一級塗装技能士や建設業許可は実務経験が必要
一級塗装技能士の資格を取得するには、7年の実務経験が必要です。また、建設業許可は最低でも5年以上、塗装会社を健全に経営していなければ取得できません。
資格や建設業許可を確認する方法
塗装工事に関わる一級塗装技能士や、施工管理技士といった資格や、建設業許可を取得しているか事前に確認するには、見積り依頼先のホームページを確認しましょう。ホームページには、会社概要と呼ばれるページがあり、会社の住所や連絡先の他、保有資格や建設業の許可番号が書かれています。国土交通省のウェブサイトには建設業者企業情報検索システムという便利なページがあります。見積り依頼先が建設業許可を持っているか?検索、確認することができます。
建築塗装に関わる「一級塗装技能士の資格、建設業許可を取得しているか?」は、信頼できる塗装会社を選ぶための目安のひとつです。外壁塗装で失敗しないために、相見積もりの依頼先が一級塗装技能士などの資格を持っているか?建設業許可を持っているか?事前に確認しましょう。