毎年、「JAFCA」と「Pantone」という2つの組織が2025年のトレンドカラーを打ち出しています。
JAFCA「一般社団法人日本流行色協会」
JAFCAは「JAPAN FASHION COLOR ASSOCIATION」の略で、アパレルファッション、プロダクツ&インテリア、化粧品、学校等多業種の会員により構成されたカラーデザインに関する様々な活動をしている団体です。
「JAFCA」では、長年カラーに関する知識や、各業界のネットワークを構築し、色に関するコンサルティング活動を行っています。毎年12月に「時代の色—メッセージカラー」として、翌年を象徴する色1色を発表しています。「JAFCA」が打ち出した流行色は“ホライゾングリーン”です。
JAFCAが選ぶ2025年の色
<色名>ホライゾングリーン(Horizon Green)
系統色名:モデレート・ブルーイッシュ・グリーン
PANTONE(パントン)
PANTONE(パントン)とは、アメリカのPANTONE社が開発した世界共通の色見本帳です。印刷業界だけでなくファッションやグラフィックデザイン、テキスタイルなど、さまざまな分野で活用されています。デザインにおける色の力、心理学までも活用したプログラムで、世界中のブランドと提携している組織です。
毎年12月、PANTONE社が次年度の「カラー・オブ・ザ・イヤー」を選んでいます。選ぶ基準としては、その年の人々の心や考えを表す色であり、世の中にむけた「メッセージカラー」として選定しています。
PANTONEが選ぶ2025年の色
<色名>モカ・ムース(Mocha Mousse)
その年の流行色を、リフォームのアクセントカラーに、インテリアや日常に取り入れてみるのも楽しいと思います。