前回のブログ記事に続き今回は「冬の省エネポイント」です。
基本的な省エネの考え方は夏季と同様ですが、冬季の方が夏季より月に千円~五千円程度(世帯人数で異なる)電気代が高くなる調査結果(総務省家計統計調査)があり決して軽視できません。
その主な理由は、室内外の気温差が大きくなること、日照時間が短くなることです。地域により異なりますが、例えば夏の場合、外気温が35℃、屋内を環境省推奨の28℃とした場合7℃の気温差、冬で外気温8℃、屋内が20℃の時12℃差となり、夏より冬の方がより温度差が大きくなります。温度差を解消するためエアコンなど暖房器具を動かすため、電気消費量が増加します。また、冬場は日照時間が短くなり、照明を使う時間が長くなります。
冬場、家庭における電気使用割合は、暖房が33%(うちエアコンは17%)と夏季と同様トップで、冷蔵庫(15%)とまりますが、これに給湯(12.6%)が続く点が夏季と異なります。
このことから、適切な暖房方法の選定と断熱化リフォーム、それと同時に効率的な給湯機導入も検討したいものです。おすすめは電気温水器からエコキュートへの交換です。エコキュートは電気温水器に比べ電気代が3分の1以下となりランニングコストが安くなります。
以上、冬場の光熱費対策をお伝えしましたが、費用や商品選定に悩まれるのではないかと思いますがご心配には及びません。エコキュートの導入費用については昨年に引き続き国からの補助金の支給が予定されています。今回触れた断熱窓や、高機能な省エネ効果の高いエアコン、エコキュートは補助金対象となります。ゆうネットブログでも補助金の最新情報をお伝えしますので楽しみに。
買い替え予定のエアコンやエコキュート、ガス給湯器や石油温水機器が「どれだけ省エネ商品か?」検索できる便利な「省エネ型商品情報サイト」があります。製品区分ごとにエネルギー消費効率、省エネ基準達成率や、代表的な機能等を一覧表に整理してます。
経済産業省:資源エネルギー庁「省エネ型商品情報サイト」
https://seihinjyoho.go.jp/