ペットと快適に暮らすポイント「室温調整と専用出入り口の設置」 | 優良工事店ネットワーク(ゆうネット)|リフォーム会社・外壁塗装業者選びの専門家

ペットと快適に暮らすポイント「室温調整と専用出入り口の設置」

前回のブログは、ペットと快適に暮らすために「床と壁材選び・音と臭い対策」について解説しました。今回は、ペットのストレスを軽減するための部屋の温度調整とペット専用の出入口について解説します。

ペットは、人間に比べると体温調節が苦手です。夏場や冬場の他、季節の変わり目は特に注意が必要です。部屋の温度を一定に保つため、一年中エアコンをつけっぱなしという家も多いのではないでしょうか?せっかく夏場にエアコンで部屋を冷やしても、断熱性能が低ければ電気代が高くなってしまいます。冬場の暖房も同様です。

部屋の温度を一定に保つには?

ペットが暮らす部屋の温度を一定に保つには、床や壁、天井材の裏側に断熱材が敷きこまれているか?窓の断熱ができているか?が最も重要です。

床や壁、天井の断熱

2020年以降の新築は、高気密高断熱な住宅が義務付けられているため、床や壁、天井裏にもしっかり断熱材が敷きこまれています。しかし、義務付けられる前の戸建て住宅は、家を建てるハウスメーカーや工務店が決めた仕様で断熱計画がなされています。さらに2000年以前の戸建て住宅となると、床、壁、天井すべて断熱材が敷きこまれた家は少ない傾向です。

冬場に、エアコンや暖房器具で部屋を温めても、なかなか温まらない!という場合は、床や壁、天井の断熱工事がおすすめです。

窓の断熱「内窓・二重窓」

熱の出入りの7割が窓サッシからと言われています。床や壁、天井の断熱工事をしても、窓から熱が出入りする状態であれば、意味がありません。アルミ製の窓ガラスでガラスも1枚の場合は、高断熱仕様の窓サッシへリフォームしましょう。既存の窓はそのままで、内側の枠にもうひとつ窓を取り付ける「内窓・二重窓」と呼ばれる窓を取り付けることで、断熱性能を上げることができます。

「内窓・二重窓」の取り付けは、国から補助金、助成金が受け取り、お得にリフォームすることも可能です。「内窓・二重窓」リフォームすると、気密性が向上し、防音効果も期待できます。近隣への防音対策としても人気のリフォームです。

床暖房の設置

冬場は、床が冷たくなり、厚底靴下や、あったかいスリッパを履きます。ペットは素足のままです。床暖房を付けると、床からポカポカと温まるため、ペットはもちろん、私たちも快適に過ごせます。床暖房には、電気式と温水式があります。

床暖房を設置するにあたり、一点注意しないといけないのが、低温火傷です。低温火傷は、40~60度の低温で発生する火傷です。床暖房の上で、長時間座っていると、低温火傷を引き起こす可能性がありますので、設定温度は35度位に下げて使いましょう。

ペット専用の出入口の設置

ペットは、お気に入りの場所があり、いつも過ごしている部屋とは違うときはドアを開けなければなりません。毎回、人が開け閉めするのは大変ですし、ペットにとってもストレスが溜まります。ドアを常に開けっ放しにすると、熱が出入りして電気代がかかってしまいます。

ペット専用の出入口を付けると、人が開け閉めせずに、ドアを開けっ放しにしなくて済みます。ペットが好きな時間に出入りできるため、扉や壁を叩いたり、引っかいたりすることがなくなり、ストレスが軽減できます。また、ペットがドアに身体を挟む事故も防ぐこともできます。

ペット専用の出入口は、最初からドアに付いたものや、後付けでペットドアを付ける方法もあります。

まとめ

今回は、ペットのストレスを軽減するためにの部屋の温度調整とペット専用の出入口について解説しました。ペットと一緒に楽しく暮らすために、リフォームで改善しましょう。ペットリフォームが得意な工務店へ相談するのがおすすめです。優良工事店ネットワークには、ペットリフォームが得意な工事店も全国各地にいます。お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

光角

癒しグッズ集めが趣味の光角です。一消費者としてリフォームに役立つ情報をお届けします。

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