最近テレビのニュース番組で、住宅を狙った強盗犯罪を頻繁にみかけるようになりました。
特に、高齢者世帯の家を狙う強盗が増えています。在宅の有無にかかわらず複数人で窓やドアを破壊し、押し入り金品を強奪、暴行を加える手口が増加しています。実は、住宅を狙った窃盗は平成16年以降減少傾向でしたが、令和4年から増加。強盗の手口の凶悪化が進む今、当事者意識を持ち、防犯の対策が必要です。
強盗対策は、まずどのような犯罪の手口があるかを知る必要があります。
警視庁の資料によると、窃盗の侵入口構成比(令和5年)では、どの形態の住宅でも「窓」と「表出入口」からの侵入が全体の7割以上となっています。
一戸建て住宅に比べ、マンションは被害件数が少ないながらも4階建て以上の共同住宅も年間1500件以上発生しているのは驚きです。

窃盗の侵入手口上位3つ
強盗が住宅に侵入する手口は様々ありますが、警察庁の情報によると、手口の上位は以下の3つです。
- 鍵の掛かっていない出入口からの侵入
- ガラス破り
- 合い鍵
ゆうネットのYouTubeチャンネルでも動画で防犯対策を解説していますのでご覧ください。
次回は、「ドアから侵入する手口と対策方法」です。