塗装は外壁や屋根だけでなく、付帯部も必要ということをご存じですか?
付帯部(ふたいぶ)とは、住宅の屋根や外壁以外の雨樋や雨戸(戸袋)、破風鼻隠し、軒天、庇、水切り板金といった部分のことです。
今、「え?そんなところまで塗装する必要あるの?」と思った方もいらっしゃるはずです。実は、附帯部も塗装する必要があります。付帯部の塗装も屋根塗装や外壁塗装と同じで、定期的にメンテナンスが必要です。
附帯部を塗装すると美観を保ち、さらには劣化を防ぐことができます。今回は、付帯部の中で、広津が選ぶ「塗装重要度ベスト3」を解説します。
この記事の目次
雨樋
塗装重要度、第3位は、雨樋です。雨樋は、屋根に落ちてきた雨水を、排水へスムーズに流すための大切な設備です。
雨樋の素材は、雨樋の素材は、塩化ビニール樹脂が一般的ですが、被覆鋼板、ガルバリウム鋼板といった金属で作られたものもあります。塩化ビニール樹脂は、赤外線の影響を受けて劣化しやすいため、長年放置しておくと割れてしまう可能性があります。
塗装をすると、紫外線から雨樋を守ることができるため、おすすめです。
軒天
塗装重要度、第2位は、軒天です。軒天(のきてん)とは、軒天井とも呼ばれ、屋根の裏側、下から見上げた部分です。ベランダや2階が飛び出た部分にも軒天があります。
軒天は、屋根の裏側部分のため、普段紫外線や雨にさらされることはありません。しかし、家を建てて10年過ぎると軒天井が傷んできます。また、軒天に雨染みが発生していることがあります。台風など横殴りの雨が降ったときに、雨水が回ることもありますが、雨漏れの可能性もあります。
軒天を塗装しても、雨漏りの根本的な解決にはなりません。雨漏りの原因を特定し、補修工事を行い、軒天の張り替えが必要です。
破風と鼻隠し
塗装重要度、第1位は、破風と鼻隠しです。破風(はふ)や鼻隠し(はなかくし)は、住宅の屋根の軒先や先端部分に張ってある板状の部材のことです。破風板と鼻隠しは、屋根の次に紫外線や雨風をさらされる部分です。経年劣化によって、塗膜のひび割れや膨れが発生します。
劣化が進行すると、見た目が悪くなるばかりか、雨水が内部に侵入し、垂木や母屋と呼ばれる屋根を支える大切な木材を腐られてしまいます。
早めのメンテナンスをすることで、雨漏りのリスクを減らし、家を健康に保つことができます。破風や鼻隠しは、家全体の中では小さな部材になりますが、見た目に大きく影響を受けるため、美観を保つため定期的に塗装が必要です。
附帯部が気になったらプロへ点検を
今回は、付帯部の中で、広津が選ぶ「塗装重要度ベスト3」を解説しました。大切な我が家を健康に保つためには、屋根塗装や外壁塗装の他、付帯部と呼ばれる、雨樋や雨戸(戸袋)、破風や鼻隠し、軒天、庇、水切り板金のメンテナンスが大切です。
水切り板金は、地面の近くにあるため、確認しやすい部分ですが、破風や鼻隠しは、高い位置にあるため、良好な状態か?確認が困難です。劣化状況が気になる方は、建築のプロに点検をオススメします。
優良工事店ネットワークでは、屋根や外壁の他、雨樋や雨戸(戸袋)、破風や鼻隠し、軒天、庇、水切り板金の無料点検を行っています。無料点検のご予約は、お電話で承っています。お気軽にお電話ください。