前回のブログは、「ペットのための庭造り~ドッグラン地面」についてお話しました。
今回は、洗面所や浴室のリフォームで、気を付けたいポイントを解説します。
ペットリフォーム~洗面所・浴室
愛するペットの健康維持のために、毎日の歯磨きやブラッシング、汚れのふき取りは欠かせません。また、月に数回行うトリミングや爪切り、耳掃除、シャンプーも大切です。
水を使うペットのシャンプーを、洗面所、または浴室で行うためには、ある程度のスペースが必要です。ペットがストレスを感じないように安心できる場づくりが重要です。
ペットを洗面所でシャンプーする場合のリフォームポイント
洗面所には、洗面化粧台が付いていますが、ペットをシャンプーするためには、底面がフラットなタイプを選ぶと便利です。水の飛び散りを防ぐためには、ボウルが深いタイプがオススメです。
洗面ボウルが1つの場合、他の家族が洗面化粧台を使えないため、ダブルボウルと呼ばれる、2つボウルのあるタイプを選びましょう。
洗面化粧台の水栓は、必ずシャワータイプを選びましょう。さらにシャワーホースが伸びるタイプを選ぶとペットを洗いやすくなります。ペットケアは、水の飛び散りが多いので、洗面室の床材や壁材は水に強い素材を選びましょう。
ペットを乾かすためのテーブルや、ドライヤーのコンセントの位置も考えながらリフォームしましょう。
ペットを浴室でシャンプーする場合のリフォームポイント
中型犬や大型犬は、洗面ボウルでシャンプーすることは困難です。広い浴槽や洗い場のある浴室(ユニットバス)でシャンプーされる方も多いのではないでしょうか?シャンプーの後は、排水口に毛が溜まるため、髪の毛を集める「ヘアキャッチャー」に残ったペットの毛を集めて捨てましょう。
「ヘアキャッチャー」が付いていない浴室の場合、ペットの毛がそのまま流れてしまい、排水が詰まりやすくなります。
新しいユニットバスやシステムバスは、髪の毛が取れやすい「ヘアキャッチャー」や、皮脂汚れやシャンプー・石鹸カスなどが床に溜まりにくいタイプもあります。
ユニットバスと一緒に内窓を付けると補助金がもらえる制度もありますので、古いタイルのお風呂をお使いの場合は、お得にリフォームしましょう。
まとめ
ペットのケアをする場所の設備を充実させると、ペット自信はもちろん、ケアする側もストレスが軽減されます。最新の洗面化粧台やユニットバスは、機能が充実して家族も快適に過ごせます。「ペットのケアに手間がかかる、掃除が大変」と思われている方は、洗面所や浴室のリフォームで快適な空間をつくりましょう。