学問の神様として全国的にも有名な太宰府天満宮(福岡県)ですが、実は今、太宰府天満宮は、いつもと少し違う姿を見せているのをご存知でしょうか?
現在、124年ぶりの大規模なご本殿の改修工事が行われており、その間、神様が移られている場所が、なんとも神秘的で未来的な『仮殿(かりでん)』なんです。

「まるで森が空中に浮かんでいるみたい!」ですよね。どこか懐かしくでも未来的な感じも受けます。そこに居るだけで、とても心地よく、でいつまでも見ていられます。
この仮殿を設計したのは、建築家の「藤本壮介氏(ふじもと そうすけ)」
自然との融合、有機的なデザイン、透明感、新しい空間の提案などが得意な藤本氏。 過去の代表作(「House N」の入れ子構造、「武蔵野美術大学図書館」の本棚の森など)
この仮殿は、単なる仮の建物ではなく、太宰府天満宮の歴史や自然と、現代建築、そして未来への願いが込められた特別な存在で、ご本殿の修復を待ちながら、この革新的な仮殿を体験できる「今」という時期の貴重さを伝える建物になっています。
仮殿が見られる期間は、2023年5月から2026年頃までの予定です。本殿の工事期間によって変動の可能性があるので、詳しくは公式HPをご覧ください。(https://www.dazaifutenmangu.or.jp/)
福岡を旅行される方は、ぜひこの貴重な機会に太宰府天満宮を訪れて、未来と自然が融合したような不思議な仮殿を体感してみてください!