これまで建設業許可業者は、ネットで検索&閲覧できましたが、2025年(令和7年)4月1日から、一級建築士、二級建築士、木造建築士の情報がインターネットで検索、閲覧可能になりました。
建築士名簿・建築士事務所登録簿閲覧システム
https://icba.kenchikugyousei-db.jp/knjt01/
令和4年6月3日、デジタル臨時行政調査会「デジタル原則に照らした規制の一括見直しプラン」と、令和4年6月7日閣議「デジタル社会の実現に向けた重点計画」でアナログ規制の見直しによるものです。
建築士第1号が気になったので、試しに検索してみました。都道府県ごとに第1号の建築士が表示されています。
氏名をクリックするとより詳しい情報を確認することができます。

建築士閲覧可能情報
- 氏名
- 建築士区分
- 登録都道府県
- 建築士登録番号
- 登録年月日
- 管理建築士講習修了年月日
- 定期講習履歴情報
この他、過去に建築士法に違反した行為によって懲戒処分された記録も閲覧可能です。これまで、懲戒処分や、監督処分、免許の取り消し情報は、都道府県ごとに公告されていましたが、検索が可能に。登録簿閲覧システムでは、建築士事務所の情報の検索、閲覧が可能です。
消費者を騙す悪徳業者の中には、建築士の資格を持っていないのに名刺に「建築士」と書く業者もいますので、注意が必要です。新築やリノベーション、リフォームを依頼したい業者から受け取った名刺に、建築士や設計事務所と書かれていた場合、ちゃんと免許を持っているか?確認できますね。