リフォーム工事の前に済ませておきたいご近所への挨拶回りについて注意したい点をまとめました。
リフォーム工事中は大きな音が出たり工事車両が頻繁に出入りしたりして、近所に何かと迷惑を掛けるものです。特にマンションの場合は、資材の出し入れで頻繁にエレベーターを使用しますし、工事中の音も想像以上に離れた部屋まで伝わってしまいます。そのため近所に対する挨拶回りだけは、リフォーム工事が始まる前に確実に済ませておきたいところです。
工事前に近隣挨拶をせずに突然リフォームをはじめると、近隣の方は驚いてしまいます。ほんの小さな出来事が大きなトラブルに発展しまうこともあります。工事の大小にかかわらず、工事前の近隣挨拶はしっかり行ないましょう。
施主とリフォーム業者が一緒に挨拶
施主とリフォーム業者が別々に挨拶
リフォーム業者が単独で挨拶
などがあります。リフォーム業者が率先して挨拶回りをすることもありますが、今後の近隣の方とのお付き合いを考えますと、業者まかせではなく、自分も挨拶回りをしましょう。
近隣の方に不都合があった場合は、意外と施主には言いづらいことがあります。業者の方には声を掛けやすいこともありますのでリフォーム業者と一緒に挨拶をしておいてもよいでしょう。
近隣挨拶で伝えてくことは、次の3つです
?工事開始日~終了予定日
?工事の時間帯
?問合せ先
また、工事内容によっては、大きな音やホコリなどが出る日があります。わかる範囲で「○月○日の△時ごろから大きな音がします」「○月○日はかなりほこりがたつと思います」など、日程をお伝えするとよいでしょう。
手土産を持っていく場合は、タオルやティッシュ、ごみ袋など近隣の方に負担にならない程度のものを持っていきます。心遣い程度で十分です。リフォーム業者と一緒に回る場合は業者が準備をすることがありますので事前に確認しておきましょう。