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雨の日でも洗濯に困らない家にしたい50代からの室内干しスペースの作り方

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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雨の日になると「洗濯物が乾かない」「洗濯物が溜まってしまう」と悩んでいませんか?

リビングに物干しを置くと邪魔になる。
浴室に干すと、お風呂のたびに移動が必要になる。

このような場合「干す場所がない」だけが原因ではありません。

私たちは20年以上、全国のリフォーム会社の調査や、お客様からのお悩み相談を受けてきました。

その経験をもとに、この記事では、50代、60代から考えたい室内干しスペースの作り方を、洗濯動線まで含めて分かりやすく解説します。

雨の日の洗濯は「干す場所」だけで考えない

室内に洗濯物を干す場合、「どこに物干しを付けるか」と考えがちです。

しかし、本当に見直したいのは、

洗う → 運ぶ → 干す → 取り込む → しまう

という一連の流れです。

干す場所だけ便利になっても、洗濯機から遠かったり、乾いた服を収納する場所が離れていたりすると、結局何度も家の中を移動することになります。

室内干しは「物干しスペース」だけではなく「洗濯動線」を考えることが大切です。

まず確認したい3つの負担

①洗濯物を運ぶのが大変

洗濯機から干す場所までの距離が長いと、濡れた洗濯物を抱えて何度も移動することになります。

特に2階まで運ぶ、廊下を長く移動する、といった動線は、負担になりやすい部分です。

まずは「洗濯機から、いつもの干し場所まで歩いてみる」ことから始めましょう。

②干す場所が生活の邪魔になる

リビングに置き型の物干しを出すと、生活スペースが狭くなります。

くつろぎスペースに洗濯物があると、見た目もよくありません。

また、人がよく通る場所の場合は、邪魔になってしまいます。

③乾いた後の片付けが大変

意外と見落としやすいのが、乾いた後です。

干す場所と収納場所が離れていると、取り込んだ洗濯物を抱えて、また別の場所へ運ぶことになります。

そのため、

「干す場所の近くにたためる場所があるか」
「よく使う衣類を近くに収納できるか」

まで考えておくと、洗濯全体がラクになります。

室内干しスペースはどこに作る?

室内干しの候補は、リビングや広縁、ランドリースペースだけではありません。

洗面所・脱衣室

洗濯機の近くに物干しを設ける方法です。

洗う→干すまでの距離を短くできるのがメリットです。

ただし、洗面所を家族が頻繁に使う場合は、洗濯物が邪魔にならない広さや配置を考える必要があります。

浴室

浴室乾燥機などを利用して、浴室で洗濯物を干す方法です。

専用スペースを新しく作らなくてもよい一方、入浴時には干した洗濯物を移動する必要があります。

「雨の日だけ使う」のか「普段から室内干しする」のかで、向き不向きが変わります。

廊下・窓際・リビングの一角

新しく部屋を作らず、今ある空間を活用する方法です。

室内物干しを必要なときだけ出せるようにすれば、普段は生活スペースとして使えます。

リフォームでは、限られた面積の中で「洗濯専用の部屋を作る」以外の方法も検討できます。

室内干しは「乾きやすさ」も確認する

室内干しでは、スペースを作るだけでなく湿気への対策も必要です。

濡れた洗濯物からは水蒸気が発生するため、換気や除湿を考えずに室内干しをすると、部屋の湿度が上がりやすくなります。

そのため、物干し場所を決めるときは、

  • 換気扇が使えるか
  • 窓を開けられるか
  • 除湿機などを置けるか
  • 洗濯物同士の間隔を確保できるか

も確認しましょう。広いランドリールームを作れば乾くとは限りません。

リフォーム前に「洗濯物の動き」を伝える

リフォーム会社に見積りを依頼するときは「ここに物干しを付けたい」とだけ伝えないことです。

例えば、

「洗濯機から干す場所まで遠くて大変」
「雨の日はリビングに物干しを置いている」
「乾いた服を2階まで運ぶのが面倒」

というように、今困っていることを伝えましょう。そのうえで、洗濯機・干す場所・収納場所の位置関係を見てもらいます。

必ずしも大掛かりなランドリールームが必要になることはありません。

今の家でどこを変えれば洗濯がラクになるのかを考えることが、リフォームでは重要です。

✓ 会社選びで大切なこと

実際にリフォームを進めるときは、どの会社に依頼するかも大切です。

会社選びでまず確認したい4つのポイントをまとめています。

まとめ|室内干しは「干す場所」より動線から考える

雨の日の洗濯をラクにするには、室内干しスペースを作るだけでは不十分です。

「洗う→干す→取り込む→しまう」の流れを確認し、移動や片付けの負担を減らせる動線から考えましょう。

リフォーム会社に相談するときも、「ランドリールームが欲しい」と設備から伝えるのではなく、「洗濯のここが大変」と具体的な困りごとを伝えることが大切です。

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