浴室リフォームの工期はどのくらい?事前に知っておきたいこと

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執筆:二級建築士 安藤勉
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浴室リフォームを検討している方から、「お風呂の工事は何日くらいかかりますか?」というご質問をいただくことがあります。

特に浴室は毎日使う場所です。

そのため、「工事中はお風呂に入れないの?」「何日くらい銭湯に通うことになるの?」と不安に感じる方も少なくありません。

私たちは全国で20年以上、リフォーム会社の審査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。その中でも、「お風呂が使えない期間が予想以上だった」というご相談があります。

今回は、浴室リフォームの工期の目安や、工期が延びる理由、事前に確認しておきたいポイントについて説明します。

浴室リフォームの工期は工事内容によって変わる

浴室リフォームといっても、工事内容はさまざまです。例えば、

  • ユニットバスを新しいユニットバスへ交換
  • タイル張りの浴室をユニットバスへ変更
  • 浴室と洗面所を同時に改修

では必要な工事が大きく異なります。そのため、工期も大きく変わります。

まずは自宅の工事内容がどのケースに当てはまるのか確認することが大切です。

工事内容ごとの工期の目安

ユニットバス同士の交換なら3~5日程度

現在のユニットバスを新しいユニットバスへ交換する工事であれば、比較的短期間で完了することが多いです。

現場状況や設備によって前後一般的には3~5日程度が目安です。

在来浴室からユニットバスへの変更は5~7日程度

昔ながらのタイル張り浴室をユニットバスへ変更する場合は、解体工事の後に、ユニットバスを設置する土間コンクリート工事が必要です。

そのため、一般的には5~7日程度、期間が必要になります。

洗面所も同時に工事する場合は1週間以上かかることもある

浴室リフォームと一緒に洗面所も改修するケースは少なくありません。

その場合は、洗面所の床や壁のリフォーム、洗面化粧台の交換、壁紙張り替え工事も加わるため、1週間以上かかることがあります。

予定工期よりも長くなる理由

見積り時の予定より工期が延びるケースもあります。

解体後に下地の傷みが見つかる

浴室は湿気の多い場所です。

解体後に、木材の腐食、シロアリ被害、下地の劣化などが見つかることがあります。

その場合は補修や補強工事が必要になります。

配管工事が追加になる

浴室リフォームでは給水管や給湯管、排水管の状態が問題になることがあります。

古い住宅では、「このまま使うより交換した方が安心です」と提案されるケースもあります。

その結果、工期が延びることがあります。

断熱工事が必要になる

近年は寒さ対策として断熱工事を行うケースも増えています。

特に冬場のヒートショック対策を考える場合は、壁や床の断熱、窓リフォームなどが追加されることがあります。

工事中に困りやすいこと

お風呂が使えなくなる

当然ですが、工事期間中は浴室が使えません。そのため、

  • 近くの銭湯
  • スーパー銭湯
  • 親族の家

などを利用する必要があります。

特に高齢の方は移動手段も考えておく必要があります。

洗面所も使いにくくなることがある

浴室と洗面所は隣接していることが多いため、工事内容によっては洗面所も一時的に使いにくくなることがあります。

騒音や職人の出入りがある

解体工事では、特に大きな音が発生します。

また、複数の職人が出入りするため、在宅予定の方は事前に把握しておくと安心です。

工期そのものより事前確認が大切

浴室リフォームで後悔する方の多くは、「工期が長かったこと」ではなく、「聞いていた話と違ったこと」に不満を感じています。例えば、

  • お風呂が使えない期間を知らなかった
  • 追加工事で予定が変わった
  • 洗面所まで工事範囲に入ると思わなかった

などです。そのため、「何日かかるか」だけではなく、「どのような工程になるのか」も確認することが大切です。

後悔しないために確認したい質問

  • 「工事期間は何日ですか?」
  • 「お風呂が使えない期間は何日ですか?」
  • 「洗面所は使えますか?」
  • 「工期が延びる可能性はありますか?」
  • 「追加工事が必要になるケースはありますか?」
  • 「工事前に準備することはありますか?」

こうした質問への説明が分かりやすいかどうかも、会社選びの判断材料になります。

また、工期や工事範囲は見積り内容にも関係します。

見積りで確認したいポイントは、こちらで詳しく解説しています。

→ 見積りの注意点と会社の見極め方【3分】 

本当の原因は会社選び

浴室リフォームで工期に関するトラブルが起きる原因は、工事期間そのものではないことが少なくありません。実際には、

  • 工事内容の説明不足
  • 追加工事の説明不足
  • 生活への影響の説明不足

が原因になっていることがあります。信頼できる会社は、

  • 工期の目安
  • お風呂が使えない期間
  • 追加工事の可能性
  • 工事中の過ごし方

について事前に説明してくれます。

だからこそ、価格だけでなく説明の分かりやすさも大切な判断基準になります。

会社選びの流れを知りたい方へ

ここまでの内容は、会社選びで確認したいことの一部です。

建設業許可・自社施工・見積り・保証の
【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。

会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。

まとめ|工期だけでなく生活への影響も確認しよう

浴室リフォームの工期は、工事内容によって異なります。

ユニットバス交換なら数日で終わることもありますが、在来浴室からのリフォームや補修工事が必要な場合は1週間以上かかることもあります。

また、工事期間中はお風呂が使えなくなるため、事前の準備も大切です。

後悔しないためには、「何日かかるのか」だけでなく、「その間どのように生活するのか」も含めて確認しておくことをおすすめします。

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