キッチンリフォームの工期はどのくらい?事前に知っておきたいこと

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執筆:二級建築士 安藤勉
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キッチンリフォームを検討している方から、「工事は何日くらいかかりますか?」というご質問をいただくことがあります。

特に毎日使う場所だからこそ、「その間、料理はどうするの?」と不安に感じる方も少なくありません。

私たちは全国で20年以上、リフォーム会社の審査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。その中でも、「思ったより工事が長かった」というご相談があります。

今回は、キッチンリフォームの工期の目安や、工期が延びる理由、事前に確認したいポイントについて説明します。

キッチンリフォームの工期は工事内容によって変わる

まず知っておきたいのは、キッチンリフォームの工期は一律ではないということです。

同じ「キッチンリフォーム」でも、

  • キッチン本体だけ交換する工事
  • 壁紙や床も張り替える工事
  • キッチンの位置を移動する工事

では、必要な作業が大きく異なります。そのため、「キッチンリフォームは何日です」と一概に言うことはできません。

大切なのは、自分の工事内容ではどれくらいの期間が必要なのかを確認することです。

工事内容ごとの工期の目安

キッチン交換のみなら1~3日程度

既存のキッチンを撤去し、新しいキッチンを設置するだけであれば、比較的短期間で工事できることがあります。

一般的には1~3日程度が目安です。

ただし、キッチンの種類や現場状況によって前後することがあります。

内装工事も行う場合は3~5日程度

キッチン交換とあわせて、

  • 壁紙の張り替え
  • 床の張り替え
  • 天井や壁の補修

などを行う場合は工期が長くなります。この場合は3~5日程度が目安になることが多いです。

せっかくキッチンを新しくするなら、周辺の内装も一緒にきれいにしたいと考える方も少なくありません。

レイアウト変更を伴う場合は1週間以上かかることもある

例えば、

  • 壁付けキッチンを対面キッチンへ変更
  • キッチンの位置を移動
  • 間取りを変更

などの工事では、配管や電気工事も必要になります。そのため、1週間以上かかることもあります。

大規模な工事になるほど、工期は長くなる傾向があります。

工期が長くなることがある理由

見積り段階では数日と説明されていても、状況によって工期が延びることがあります。

解体後に補修工事が必要になる

キッチンを撤去してみると、

  • 下地の傷み
  • 水漏れの跡
  • 木材の腐食

などが見つかることがあります。安全に工事を進めるためには補修が必要になる場合があります。

その結果、工期が延びることがあります。

配管や電気工事が追加になる

工事中に、

  • 古い配管の劣化
  • 電気容量不足
  • 配線の不具合

などが判明することもあります。その場合は追加工事が必要になることがあります。

設備の納期が遅れる

近年は改善されていますが、設備機器の納期が長くなることもあります。

工事そのものではなく、商品が届くまで待つことでスケジュールが変更になるケースもあります。

工事中に困りやすいこと

工期だけでなく、工事期間中の生活についても考えておくことが大切です。

キッチンが使えなくなる

当然ですが、工事中はキッチンが使えません。

そのため、外食、お弁当、電子レンジ中心の食事など考える必要があります。

特に数日間にわたる工事では事前の準備が大切です。

冷蔵庫や家具の移動が必要になる

工事前には、冷蔵庫、食器棚、収納家具などを移動する場合があります。

どこまでリフォーム会社が対応してくれるのかも確認しておきましょう。

騒音や職人の出入りがある

解体や設置工事では騒音が発生します。

また、工事期間中は大工さん、電気職人、設備の職人の出入りもあります。

在宅で過ごす予定の方は事前に理解しておくと安心です。

工期そのものより事前確認が大切

キッチンリフォームで後悔する方の多くは、工期そのものではなく、「聞いていた話と違った」と感じることです。例えば、

  • 荷物移動が大変だった
  • キッチンが使えない期間が長かった
  • 追加工事で予定が変わった

などです。そのため、「何日かかるか」だけではなく、「なぜその日数なのか」も確認することが大切です。

信頼できる会社は、工事工程や注意点について事前に説明してくれます。

後悔しないために確認したい質問

  • 「工事期間は何日ですか?」
  • 「キッチンが使えない期間は何日ですか?」
  • 「工期が延びる可能性はありますか?」
  • 「追加工事が発生する可能性はありますか?」
  • 「工事前に準備しておくことはありますか?」
  • 「家具や冷蔵庫の移動は誰が行いますか?」

こうした質問に分かりやすく答えてくれるかどうかも、会社選びの判断材料になります。

工期や工事範囲は見積りにも関係します。

見積りで確認したいポイントは、こちらで詳しく解説しています。

→ 見積りの注意点と会社の見極め方【3分】 

本当の原因は会社選び

キッチンリフォームで工期に不満を感じる方の多くは、工事期間そのものより説明不足に不満を感じています。

私たちがお受けする相談でも、

  • 聞いていたより長かった
  • 説明がなかった
  • 追加工事の話を聞いていない

というケースは少なくありません。信頼できる会社は、

  • 工期の目安
  • 工事内容
  • 追加工事の可能性
  • 生活への影響

について事前に説明してくれます。

そのため、価格だけでなく、説明の分かりやすさや担当者の対応も確認することが大切です。

会社選びの流れを知りたい方へ

ここまでの内容は、会社選びで確認したいことの一部です。

建設業許可・自社施工・見積り・保証の
【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。

会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。

まとめ|工期だけでなく工事内容も確認しよう

キッチンリフォームの工期は、工事内容によって大きく変わります。

キッチン交換だけなら数日で終わることもありますが、レイアウト変更や内装工事を伴う場合は1週間以上かかることもあります。また、解体後の状況によって追加工事が必要になることもあります。

そのため、「何日かかるのか」だけでなく、「なぜその工期なのか」を確認することが大切です。

後悔しないためには、工事内容や工期について丁寧に説明してくれる会社を選ぶことをおすすめします。

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