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外壁塗装後にコーキングがすぐ割れた原因は?補修が必要なケースや対処法を建築士が解説

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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外壁塗装が終わって間もないのに、

「コーキングにひび割れがある。」
「塗装したばかりなのに割れてきた。」
「施工不良ではないの?」

と不安になる方は少なくありません。

外壁塗装後にコーキングが割れる原因は一つではなく、経年劣化だけでなく、施工方法や材料の選定が影響している場合もあります。

ただし、小さなひび割れでも、すぐに施工不良と判断することはできません。

この記事では、外壁塗装後にコーキングが割れる主な原因や、補修が必要なケース、工事会社へ相談するポイントについて解説します。

コーキングの役割とは?

コーキング(シーリング)は、外壁材のつなぎ目や窓まわりの隙間を埋めるための材料です。

主な役割は、

  • 雨水の侵入を防ぐ
  • 外壁の動きを吸収する
  • 建物の防水性を保つ

ことです。

ゴムのような弾力があるため、建物の動きに合わせて伸び縮みします。

外壁塗装後にコーキングが割れる主な原因

コーキング自体が劣化していた

塗装だけを行い、古いコーキングを交換していない場合は、劣化が進んでいることがあります。

表面はきれいでも、時間の経過とともにひび割れが目立つことがあります。

特に築15年以上で一度もコーキングを交換していない住宅では、このケースが少なくありません。

コーキングの打ち替えではなく増し打ちだった

コーキング工事には、

  • 打ち替え
  • 増し打ち

の2つの方法があります。

増し打ちは既存のコーキングの上から新しい材料を充填する方法です。

既存部分の劣化が進んでいると、新しいコーキングだけでは十分に性能を発揮できず、割れが生じることがあります。

施工箇所によっては増し打ちが適している場合もありますが、外壁の目地では打ち替えが選ばれることが多くあります。

コーキングが十分に硬化する前に塗装した

コーキングは施工後、十分に硬化する時間が必要です。

十分に硬化する前に塗装すると、コーキングの動きに塗膜が追従できず、表面にひび割れが生じることがあります。

コーキングを作っているメーカーから硬化するまでの時間が決められています。工程を守ることは、長持ちする塗装につながります。

建物の動きによる影響

住宅は気温や湿度の変化、地震、風などによってわずかに動いています。

その動きにコーキングが追従できないと、ひび割れが発生することがあります。

特に日当たりの良い外壁では、温度変化が大きくなりやすいため注意が必要です。

すぐ補修した方がよいケース

次のような場合は、早めに工事会社へ相談しましょう。

  • コーキングが大きく割れている
  • 隙間が見えている
  • コーキングが剥がれている
  • 雨水が入りそうな状態
  • 施工後数か月以内に多数のひび割れが発生した

防水性が低下している可能性があるため、放置はおすすめできません。

細かなひび割れなら様子を見る場合もある

表面だけに細かなひび割れが見られる場合は、すぐに雨漏りにつながるとは限りません。

塗膜だけが割れているケースもあるため、原因を確認することが大切です。

自己判断せず、施工した工事会社に点検してもらいましょう。

割れを放置するとどうなる?

コーキングの割れを放置すると、

  • 雨水が侵入する
  • 外壁内部が傷む
  • 雨漏りの原因になる
  • 外壁材の劣化が進む

などのリスクがあります。

小さな割れでも、早めの点検・補修が建物を長持ちさせるポイントです。

保証期間も確認しよう

施工後間もない時期にコーキングが割れた場合は、保証の対象になる可能性があります。

工事会社へ相談する際は、

  • いつ頃気付いたか
  • 割れている場所
  • 写真

を用意しておくと、状況を伝えやすくなります。

保証内容は契約によって異なるため、保証書も確認しておきましょう。

会社選びは4つの基準で判断

信頼できる塗装会社は、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。

会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。

信頼できる工事会社は原因を調査してから補修する

優良な工事会社は、ひび割れを見つけてもすぐに補修するのではなく、まず原因を調査します。

例えば、

  • コーキング自体の劣化
  • 施工方法
  • 建物の動き
  • 塗料との相性

などを確認したうえで、適切な補修方法を提案してくれます。

原因を特定せずに表面だけ補修すると、同じ不具合を繰り返すこともあります。

工事後の保証について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

→保証で失敗しない会社選び【3分】 

まとめ

外壁塗装後にコーキングがすぐ割れる原因は、

  • 古いコーキングの劣化
  • 増し打ちによる影響
  • 硬化不足
  • 建物の動き
  • 材料の相性

など、さまざまです。

表面だけの細かなひび割れなら大きな問題ではないこともありますが、隙間が開いていたり、施工後間もなく多数の割れが発生したりした場合は、早めに工事会社へ相談しましょう。

また、コーキング工事の方法や保証内容を丁寧に説明してくれる工事会社を選ぶことが、外壁塗装で後悔しないための大切なポイントです。

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