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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォーム工事が始まると、
「契約してから営業担当が全然来なくなった。」
「現場監督しか来ないけど大丈夫?」
「契約したら放置された気がする。」
「契約前はよく来てくれたのに。」
と、不安になる方もいるのではないでしょうか。
私たちは20年以上にわたり、全国のリフォーム会社の調査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。
その中でも、
- 営業担当が工事中に来なくなった
- 契約後は現場監督だけになった
- 契約したら対応が変わった
というご相談をいただくことがあります。
結論からいうと、営業担当が毎回現場へ来る必要はありません。
しかし、大切なのは、誰が最後まで責任を持ってお客様をサポートするのかが明確になっていることです。
今回は、営業担当が工事中に現場へ来ない会社で確認したいポイントについて解説します。
営業担当が工事中に現場へ来ない会社も珍しくありません
会社によって役割分担は異なります。例えば、
- 営業担当が契約まで担当する会社
- 現場監督が工事を管理する会社
- 営業担当と現場監督が連携して対応する会社
などがあります。
そのため、営業担当が毎日現場へ来ないこと自体は、決して珍しいことではありません。
重要なのは、営業担当が来るかどうかではなく、お客様の要望が現場へ正しく伝わり、工事が適切に管理されているかどうかです。
営業も現場管理もできる担当者にはメリットがあります
私たちは、営業だけでなく現場管理まで理解している担当者のほうが、安心して任せられると考えています。
なぜなら、お客様の希望を直接聞いた担当者が現場まで理解していれば、
- お客様の要望を職人さんへ正しく伝えられる
- 現場で起こりそうな問題を事前に予測できる
- お客様に合った現実的な提案ができる
からです。また、
「こんな仕上がりになると思っていなかった。」
という認識のズレも起こりにくくなります。
営業と現場の両方を理解している担当者は、お客様と職人さんの橋渡し役として、とても大きな役割を担っています。
ただし、営業担当が現場管理も兼ねている会社だからといって、必ずしも工事中に現場へ来てくれるとは限りません。
契約後に営業担当が来なくなる会社には注意したいケースもあります
一方で、営業担当が現場管理も兼ねている会社でも、工事が始まるとほとんど現場へ来なくなるケースもあります。
営業担当の評価が契約件数や売上中心になっている会社では、新しいお客様への営業活動を優先するあまり、契約後の現場確認がおろそかになってしまうこともあります。
さらに中には、工事が始まると現場を職人さん任せにし、営業担当も現場監督もほとんど顔を出さない会社もあります。
工事が終わる頃になって営業担当が現れ、工事の確認よりも請求書の説明だけで終わってしまうケースも、私たちはこれまでのお客様相談で見てきました。
もちろん、経験豊富な職人さんだけで問題なく工事が進む現場もあります。
しかし、工事中に
「ここを少し変更したい。」
「気になることがある。」
と思っても、相談できる担当者が現場にいなければ、小さな認識のズレが積み重なり、
「こんな仕上がりになるとは思わなかった。」
という後悔につながることもあります。
本来であれば、お客様のご要望を一番理解している担当者が工事中も適切に現場へ関わることで、
- 打ち合わせ内容が正しく伝わる
- 不安や疑問を早めに解消できる
- 完成後の認識のズレを防ぎやすくなる
というメリットがあります。
そのため、営業担当が現場へ来るかどうかだけではなく、
「契約したら終わりではなく、工事が終わるまで責任を持って関わってくれる会社なのか」
という視点で会社を見ることが大切です。
契約前に確認しておきたいこと
契約前に、次のようなことを確認しておくと安心です。
- 工事中の窓口は誰になりますか
- 営業担当は現場へ来ますか
- 現場監督はどのくらい現場を確認しますか
- 困った時は誰へ連絡すればよいですか
こうしたことが明確であれば、工事中も安心して相談しやすくなります。
営業担当との信頼関係について詳しく知りたい方へ
営業担当との信頼関係は、リフォームを成功させるうえでとても大切です。
営業担当との相性や、担当変更・会社変更を検討する目安については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶営業担当と相性が合わない時は会社を変えるべき?後悔しない判断ポイントを解説
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ
営業担当が工事中に現場へ来ないこと自体は、決して珍しいことではありません。
大切なのは、
- 誰が現場を管理するのか
- お客様の要望が正しく共有されているか
- 工事が終わるまで責任を持って対応してくれるか
という点です。
営業も現場も理解している担当者であれば、お客様の希望が現場へ伝わりやすく、認識のズレも防ぎやすくなります。
一方で、契約したらほとんど現場へ来なくなり、工事を職人さん任せにしてしまうような会社には注意が必要です。
「契約するまで親切な会社」ではなく、「工事が終わるまで責任を持って対応してくれる会社か」。
その視点で会社を選ぶことが、後悔しないリフォームにつながります。
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