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執筆:二級建築士 安藤勉
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「保証書が見当たりません。」
「保証期間中ですが、保証書をなくしてしまいました。」
「保証書がないと修理してもらえないのでしょうか。」
このようなご相談をいただくことがあります。
私たちは20年以上、全国のリフォーム会社選びに携わってきました。その中でも、「保証書を紛失してしまった」というご相談は決して珍しくありません。
結論から言うと、保証書をなくしたからといって、すぐに保証が受けられなくなるとは限りません。
施工会社や保証制度によって対応が異なるため、まずは落ち着いて確認することが大切です。
今回は、保証書を紛失したときの対処法をご紹介します。
まずは施工会社へ連絡しよう
保証書が見つからない場合は、最初に施工会社へ連絡しましょう。
会社によっては、
- 契約情報
- 工事履歴
- 保証内容
を社内で管理しているため、保証書が手元になくても保証内容を確認できることがあります。
工事をした年月や契約者名が分かれば、調べてもらいやすくなります。
保証書を再発行できることもある
保証制度によっては、保証書の再発行に対応している場合があります。
一方で、
- 再発行できない制度
- 再発行に手続きや時間がかかる制度
もあるため、一律ではありません。
まずは施工会社や保証会社へ相談してみましょう。
保証書がなくても役立つ書類
保証書が見つからない場合でも、次のような書類があると手続きがスムーズになることがあります。
- 工事請負契約書
- 見積書
- 工事完了書
- 引き渡し時の書類
- 設備の取扱説明書
これらの書類から、工事内容や施工日を確認できる場合があります。
メーカー保証と工事保証で対応が異なる
保証には、
- メーカー保証
- 工事保証
があります。
メーカー保証は設備メーカーが管理していることが多く、製品番号などで確認できる場合があります。
一方、工事保証は施工会社や第三者保証機関が管理していることが多く、契約情報が必要になるケースがあります。
どちらの保証なのかを確認することも大切です。
普段から書類をまとめて保管しよう
保証書は、普段使うものではないため、紛失しやすい書類です。おすすめは、
- 契約書と一緒に保管する
- 住宅関係の書類を一か所にまとめる
- スマートフォンで写真を撮っておく
ことです。データとして残しておけば、万が一原本が見つからなくても内容を確認しやすくなります。
保証制度については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
本当の原因は会社選び
保証書をなくしたときの対応は、施工会社によって差があります。
私たちが20年以上リフォーム会社選びに携わる中でも、信頼できる会社ほど、
- 工事履歴を適切に保管している
- 保証内容をすぐに確認できる
- 紛失時の対応方法を案内してくれる
- 工事後も相談しやすい体制を整えている
という特徴があります。
保証は、工事が終わってから初めて利用することも少なくありません。
だからこそ、アフターサポートまで考えて会社を選ぶことが大切です。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|保証書をなくしても慌てずに相談しよう
保証書を紛失したからといって、保証が受けられなくなるとは限りません。
施工会社や保証制度によっては、契約情報や工事履歴から保証内容を確認したり、保証書を再発行したりできる場合があります。
まずは施工会社へ相談し、保証内容を確認しましょう。
また、今後のためにも住宅に関する書類は一か所にまとめて保管しておくことをおすすめします。
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