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執筆:二級建築士 安藤勉
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「給湯器が故障したらメーカーへ連絡するのでしょうか。」
「工事した会社が来るのでしょうか。」
「保証を使いたいとき、誰へ連絡すればいいのか分かりません。」
このようなご相談をいただくことがあります。
私たちは20年以上、全国のリフォーム会社選びに携わってきました。その中でも、「保証を受けたいけれど、どこへ連絡すればいいか分からない」というご相談は少なくありません。
結論から言うと、最初の連絡先は工事を依頼した会社がおすすめです。
不具合の原因を確認したうえで、工事保証なのかメーカー保証なのかを判断してもらえるためです。
今回は、保証対応の流れについてご紹介します。
まずは工事会社へ相談するのがおすすめ
不具合が起きたときは、まず施工会社へ連絡しましょう。例えば、
- 水漏れしている
- お湯が出ない
- ドアの開閉が重い
- 壁紙がはがれてきた
など、原因が分からない段階でメーカーへ直接連絡すると、施工会社へ連絡するよう案内されることもあります。
施工会社であれば、不具合の内容を確認し、適切な対応先を判断できます。
設備の故障はメーカーが対応することも
給湯器やキッチン、トイレなどの設備機器に初期不良や製品不具合がある場合は、メーカー保証の対象となることがあります。この場合は、
- メーカーのサービス担当
- メーカー指定の修理会社
が訪問するケースが一般的です。
部品交換や修理もメーカーが行うことが多くあります。
施工不良は工事会社が対応する
次のような不具合は、工事保証の対象になることがあります。
- 水漏れが施工方法に原因がある
- クロスが施工後すぐにはがれた
- 建具の取付けに不具合がある
このような場合は、施工会社が現地を確認し、必要に応じて補修を行います。
原因によってはメーカーと施工会社が連携して対応することもあります。
自分で判断しなくても大丈夫
「これはメーカー?」「それとも工事会社?」と悩む必要はありません。
原因が分からない場合は、施工会社へ相談すれば、保証内容を確認したうえで適切な窓口へつないでもらえることが多くあります。
無理に自分で判断して別々に連絡するよりも、スムーズに対応してもらえるでしょう。
保証書や契約書を確認しよう
連絡するときは、
- 保証書
- 契約書
- 工事完了書
などを手元に準備しておくと、対応がスムーズです。
また、不具合の状況を写真や動画で記録しておくと、説明もしやすくなります。
保証制度について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
本当の原因は会社選び
「メーカーへ電話したら施工会社へと言われた。」
「施工会社へ電話したらメーカーへと言われた。」
このような”たらい回し”になると、不安になります。
私たちが20年以上リフォーム会社選びに携わる中でも、信頼できる会社ほど、
- 不具合の窓口を一本化している
- 原因を確認して適切な担当へつなぐ
- メーカーとの調整も代行する
- 工事後の相談にも迅速に対応する
という特徴があります。
保証内容だけでなく、「困ったときに相談しやすい会社かどうか」も会社選びの重要なポイントです。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|迷ったら、まず工事会社へ連絡しよう
リフォーム後に不具合が発生した場合は、工事保証なのかメーカー保証なのかを自分で判断する必要はありません。
まずは工事を依頼した会社へ相談すれば、不具合の原因を確認し、必要に応じてメーカーと連携しながら対応してもらえることが多くあります。
万が一に備えて、保証書や契約書は大切に保管し、気になる症状があれば早めに相談しましょう。
会社選びで迷う方へ
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