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工事中に「ここも直した方がいい」と言われたら?判断ポイントを解説

【この記事は約4分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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「壁を壊したら木材が傷んでいました。」
「配管が古いので一緒に交換した方がいいと言われました。」
「急に追加工事を勧められましたが、本当に必要なのでしょうか。」

このようなご相談をいただくことがあります。

私たちは20年以上、全国のリフォーム会社選びに携わってきました。その中でも、「工事中に予定外の工事を勧められて判断に迷った」というご相談は少なくありません。

結論から言うと、工事中に追加工事が必要になることは珍しくありません。ただし、その場で慌てて決めるのではなく、本当に必要なのかを確認して判断することが大切です。

今回は、工事中に追加工事を勧められたときの考え方をご紹介します。

工事を始めて初めて分かることがある

リフォームでは、壁や床、天井を開けてみて初めて分かる劣化があります。

例えば、

  • 木材が腐っていた
  • シロアリ被害が見つかった
  • 配管が劣化していた
  • 下地が傷んでいた

といったケースです。

これらは工事前の現地調査では確認できないこともあり、工事中に追加の提案を受けることがあります。

「今しかできない工事」か確認する

追加工事を勧められたら、まず確認したいのが「今しかできない工事なのか」という点です。

例えば、

  • 壁を閉じる前の配管交換
  • 床を張る前の下地補修
  • 屋根を解体した状態での補修

などは、後から工事をすると再び解体が必要になり、費用が高くなることがあります。

一方で、後日でも対応できる工事であれば、無理にその場で決める必要はありません。

写真や現物を見せてもらおう

「傷んでいます。」

と言われても、実際に見ていないと判断は難しいものです。

信頼できる会社であれば、

  • 写真を見せる
  • 実際の劣化箇所を案内する
  • なぜ工事が必要なのか説明する

など、根拠を示してくれます。

説明だけでなく、目で確認することで納得して判断しやすくなります。

追加費用と工期を確認する

追加工事を行う場合は、

  • いくらかかるのか
  • 工期は延びるのか
  • 工事内容は何か

を書面で確認しましょう。

口頭だけで進めると、「聞いていた金額と違う」「予定より工事が長引いた」といったトラブルにつながることがあります。

追加見積書を発行してもらい、内容を確認してから判断することが大切です。

詳しい見積りの確認方法は、こちらの記事も参考にしてください。

→【見積り】の頼み方と見極め方(約3分) 

「今すぐ決めてください」と急がれても慌てない

中には、

「今日決めないと工事できません。」

と言われることもあります。

もちろん、本当に工程上すぐ判断が必要な場合もありますが、すべてがそうとは限りません。

判断に迷ったら、

  • なぜ今日決める必要があるのか
  • 後日では対応できない理由は何か

を確認しましょう。

納得できる説明があれば判断しやすくなります。

本当の原因は会社選び

「予定外の工事を次々と勧められて不安になった。」
「本当に必要なのか分からないまま契約してしまった。」

こうしたトラブルは、追加工事そのものではなく、説明不足や情報共有不足が原因で起こることが少なくありません。

私たちが20年以上リフォーム会社選びに携わる中でも、信頼できる会社ほど、

  • 劣化の状況を写真で説明する
  • 工事が必要な理由を分かりやすく伝える
  • 追加費用を事前に明確にする
  • お客様が納得してから工事を進める

という特徴があります。

「直した方がいいですよ」と勧めるだけではなく、判断材料をきちんと提示してくれる会社を選ぶことが、後悔しないリフォームにつながります。

会社選びの流れを知りたい方へ

リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。

リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。

会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。

まとめ|追加工事は「必要な理由」を確認して判断しよう

工事中に予定外の工事を勧められることは珍しくありません。

壁や床を開けて初めて分かる劣化が見つかることもあり、追加工事が必要になるケースもあります。

大切なのは、その場で慌てて決めるのではなく、

  • なぜ必要なのか
  • 今しかできない工事なのか
  • 写真や現物で確認できるか
  • 費用や工期はどう変わるのか

を確認したうえで判断することです。

納得して工事を進めることが、満足度の高いリフォームにつながります。

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