【この記事は約2分で読めます】
執筆:二級建築士安藤勉
リフォーム会社を探すとき、リフォームの一括見積りサイトや相談窓口を利用する方法があります。
どちらも会社選びを助けてくれる仕組みですが、役割は同じではありません。
一括見積りサイトは、複数の会社から見積りを取り、比べやすい仕組みです。一方、相談窓口は、どの会社を選べばよいか、不安を整理しながら相談できる仕組みです。
どちらが良い悪いではなく、目的に合わせて選ぶことが大切です。この記事では、リフォームの一括見積りと相談窓口の違いや、利用する際の注意点など、使う前に確認したいポイントを説明します。
一括見積りサイトと相談窓口は役割が違います
一括見積りサイトと相談窓口は、どちらもリフォーム会社探しに使われますが、役割が違います。
一括見積りサイトは、複数社を比較したい方に向いています。相談窓口は、会社選びや工事内容の不安をまず整理したい方に向いています。
たとえば、「複数社の金額を比べたい」なら、リフォーム会社を比較する一括見積りサイトが便利な場合があります。
一方で、「どんな工事が必要か分からない」「どの会社に相談すればよいか不安」という場合は、リフォームの相談窓口の方が合うこともあります。
一括見積りサイトは複数社を比較しやすい仕組み
一括見積りサイトは、一度の入力で複数の会社に見積り依頼ができる仕組みです。複数社を比べたい方にとっては、手軽で便利な方法です。
見積り金額や提案内容を比べることで、相場感を知りやすくなるメリットもあります。
ただし、リフォームの一括見積りを利用するときの注意点として、入力した情報が複数の会社に共有される仕組みであることが挙げられます。そのため、各社から直接連絡が来ることがあります。
見積りを比べるときは金額だけで判断せず、工事内容、保証、追加費用、現場管理まであわせて確認することが大切です。
相談窓口は会社選びの不安を整理しやすい仕組み
相談窓口は、いきなり複数社へ見積りを依頼する前に、不安を整理しやすい仕組みです。
たとえば、次のような場合に相談しやすい方法です。
- どんな工事が必要か分からない
- どの会社に相談すればよいか迷う
- 見積りを見ても自分で判断できるか心配
- 一括見積りを利用すると電話が多くなりそうで苦手
相談窓口では、会社を紹介するだけでなく、会社選びの基準や、契約前に確認したいことを相談できる場合があります。
ここで大切なのは、その窓口が「どこまで関わってくれるか」です。一般的な一括見積りサービスとの違いとして、紹介して終わりなのか、紹介後や工事後も相談できるのかを事前に確認しておきましょう。
確認①何社に情報が伝わるのか
サービスを使う前に、自分の個人情報が何社に伝わるのかを確認しましょう。
一括見積りサイトでは、複数社に情報が共有されることがあります。複数社を比較できる良さはありますが、一度に何社からも連絡が来ると負担に感じる方もいます。
確認したいのは、次のような点です。
- 何社に情報が伝わるのか
- 紹介前に本人の同意があるのか
- 紹介先を自分で選べるのか
- 個人情報がどこまで伝わるのか
- 断ったあとも連絡が続かないか
不安な方は、申し込み前によく確認しておきましょう。
確認②電話営業があるのか
一括見積りサイトで不安になりやすいのが、電話営業です。
「入力したら、すぐに電話が来た」「営業の連絡がしつこいのではないか」と不安になり、相談をためらってしまう方もいます。
詳しくお話を伺うために電話が必要なこともあり、電話連絡がすべて悪いわけではありません。しかし、希望しない営業があるかどうかは事前に確認しておくと安心です。
- 電話ではなくメールで相談できるか
- 連絡方法を選べるか
- 本人の同意なく工事店に情報を伝えないか
- 断ったあとすぐに連絡を止められるか
これらを確認しておくことで、ストレスなく会社探しを進められます。
確認③自分で比較できる内容か
複数の会社から見積りが届いたとき、それが「自分で比較できる内容かどうか」も重要です。
見積りは、合計金額だけを比べても分かりにくいことが多々あります。
- 工事範囲が違う
- 使う材料が違う
- 保証内容が違う
- 追加費用の説明が違う
- 現場管理の体制が違う
こうした違いがあると、単純に金額だけでは比べられません。見積りを比較するときは、何が含まれているかをしっかり確認しましょう。
確認④紹介後も相談できるのか
一括見積りサイトや紹介サービスを使うときは、紹介された後も相談できるかを確認しましょう。
紹介されたあとに、次のような不安が出ることがあります。
- この見積りの内容で大丈夫か
- 追加費用は出ないか
- 担当者の説明が分かりにくい
- 契約してよいか迷っている
このようなとき、サービス側(第三者)にも相談できるのか、それとも紹介後は会社同士で直接やり取りするだけなのかは、大きな違いです。
確認⑤工事後まで相談できるのか
リフォームは、工事が終わったあとも大切です。工事後に不具合や気になる点が出たとき、工事店だけに相談する仕組みなのか、相談窓口にも相談できるのかを確認しておきましょう。
工事後の安心は、保証があるかどうかだけではありません。困ったときに「誰へ相談できるか」も非常に大切です。
私たちが相談窓口で大切にしていること
優良工事店ネットワークでは、ご本人の同意なく、工事店へ情報を伝えることはありません。また、希望しない営業電話も行いません。
まずは、お客様の不安やご要望を伺います。そのうえで、必要に応じて、第三者の立場で工事店をご紹介します。紹介前には、建設業許可、リフォーム実績、工事後の対応などをしっかりと確認しています。
また、ご紹介後も必要に応じてご相談をお受けしています。リフォームでは、会社を紹介することだけでなく「紹介後の安心」も大切だと考えているためです。
ここまでの内容は、会社選びで確認したいことの一部です。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の
【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|比較したいのか、相談したいのかで選ぶ
一括見積りサイトと相談窓口は、役割が違います。
- 一括見積りサイト:複数社を比較しやすい仕組み
- 相談窓口:会社選びや工事内容の不安を整理しやすい仕組み
どちらが良い、悪いではありません。大切なのは「自分が何をしたいのか」です。複数社を比べたいのか、まず不安を相談したいのか、工事後まで相談できる安心がほしいのか。
使う前には、次の5点を確認し、目的に合った方法を選びましょう。
- 何社に情報が伝わるのか
- 電話営業があるのか
- 自分で比較できる内容か
- 紹介後も相談できるのか
- 工事後まで相談できるのか
会社選びで迷う方へ
一括見積りサイトを使うべきか、相談窓口に相談するべきか迷う方は少なくありません。
「何社からも電話が来るのは不安」「自分で見積りを比べられるか心配」「まずは相談だけしてみたい」
そう感じたときは、第三者の立場でご相談をお受けしています。
電話でも、WEBでも、お名前なしでもご相談いただけます。
※営業の電話はありません。
リフォームで失敗しないための知識は「青本・赤本」にまとめています。
※NHKでも紹介された冊子です
※累計100万部発行
関連する注意点は、リフォームお役立ちトピックスでも確認できます。