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リフォーム契約書で見落としやすいポイント|契約前に確認したい7項目

【この記事は約4分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤 勉
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「契約書は難しい言葉が多くて、どこを見ればいいか分からない。」

「説明を受けたから大丈夫だと思って、そのまま署名してしまった。」

「契約後に追加費用が発生しないか心配。」

リフォームの契約前、このような不安を感じる方は少なくありません。

私たちは20年以上、全国のリフォーム会社選びに携わってきました。

その中でも、「契約前に確認しておけばよかった」というご相談は数多くあります。

結論から言うと、リフォーム契約書は金額だけでなく、工事内容や保証、変更時の対応まで確認することが大切です。

契約書は会社を疑うためのものではありません。

お客様とリフォーム会社がお互いに同じ認識で工事を進めるための大切な書類です。

今回は、契約前に確認しておきたいポイントをご紹介します。

リフォーム契約書は必ず読んでから署名する

リフォームでは、見積書や提案内容を確認して納得したうえで契約します。

しかし、

「担当者が説明してくれたから大丈夫。」

「細かい内容は専門家に任せよう。」

と考えて、契約書を十分確認しないまま署名してしまう方もいます。

契約後に「聞いていた内容と違う」とならないためにも、署名前の確認が重要です。

① 工事内容が見積書と一致しているか確認する

最初に確認したいのは、契約書の工事内容です。

確認するポイントは、

  • どの場所を工事するのか
  • 何を交換するのか
  • 使用する商品は何か
  • 含まれる工事は何か

です。

例えばキッチン交換の場合でも、

  • 本体価格
  • 既存キッチン撤去
  • 配管工事
  • 電気工事
  • 内装工事

など、どこまで含まれているかで内容は変わります。

見積書と契約書の内容が一致しているか確認しましょう。

② 工事金額と支払い条件を確認する

契約金額だけでなく、支払い条件も重要です。

確認したいポイントは、

  • 契約金額
  • 支払い回数
  • 支払い時期
  • 追加費用が発生する条件

です。

特に注意したいのは、「契約後に追加費用が発生する可能性がある場合」です。

どのような場合に追加費用になるのか、事前に確認しておきましょう。

③ 工事期間や完成予定日を確認する

契約書には、工事期間についても確認しましょう。

見るポイントは、

  • 着工予定日
  • 完成予定日
  • 工事期間
  • 延期した場合の対応

です。リフォームでは、天候や商品の納期などで予定が変わる場合があります。

その場合、どのように連絡や対応をするのか確認しておくと安心です。

④ 追加工事が発生した場合のルールを確認する

リフォームでは、工事中に予想外の問題が見つかることがあります。

例えば、

  • 壁内部の劣化
  • 配管の老朽化
  • 下地の補修

などです。その場合、「追加工事はいくらかかるのか」だけでなく、

  • 事前に説明があるか
  • 見積りを出してもらえるか
  • 勝手に工事されないか

を確認しましょう。

口頭だけではなく、変更内容を書面で残すことが大切です。

⑤ 保証内容を確認する

契約時には、保証内容も必ず確認しましょう。

確認したいポイントは、

  • 工事保証の期間
  • 保証対象になる範囲
  • メーカー保証との違い
  • 不具合時の連絡先

です。「保証あり」と書かれていても、何が対象なのか分からなければ、いざという時に困る可能性があります。

保証について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

→保証で失敗しない会社選び【3分】 

⑥ 契約解除やキャンセル条件を確認する

契約後に事情が変わり、キャンセルを検討する場合もあります。そのため、

  • 解約できる条件
  • 違約金の有無
  • 手続き方法

なども確認しておきましょう。

なお、訪問販売など一部の契約ではクーリングオフの対象になる場合があります。

契約方法によって条件が異なるため、分からない場合は確認することが大切です。

⑦ 口約束になっている内容がないか確認する

リフォームでは、

「ここもサービスします。」

「この部分も直します。」

「追加費用なしで対応します。」

など、会話の中で決まることがあります。

しかし、口約束は後から確認が難しくなる場合があります。

約束した内容は、

  • 見積書
  • 契約書
  • 変更書類

など、書面に残しておきましょう。

会社選びの流れを知りたい方へ

リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。

リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。

会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。

契約を急がされた場合は注意する

「今日契約なら値引きします。」

「今決めないとこの価格ではできません。」

と言われるケースもあります。

もちろん、本当にキャンペーンや商品の都合で期限がある場合もあります。

しかし、内容を十分理解しないまま契約することは避けましょう。

信頼できる会社であれば、お客様が納得して判断する時間を大切にしてくれます。

本当の原因は会社選び

契約書を確認することは大切ですが、最も重要なのは契約する会社そのものです。

私たちが20年以上リフォーム会社選びに携わる中でも、信頼できる会社ほど、

  • 契約内容を丁寧に説明する
  • 不明点を質問しやすい雰囲気がある
  • メリットだけでなく注意点も伝える
  • 書面で確認を残す

という特徴があります。

契約書は、お客様を守るためだけではなく、会社側にとっても工事内容を明確にする大切なものです。

まとめ|契約書は納得してから署名する

リフォーム契約書では、金額だけを見るのではなく、

  • 工事内容
  • 支払い条件
  • 工期
  • 追加工事の対応
  • 保証内容
  • キャンセル条件
  • 口約束の確認

を確認することが大切です。

分からない部分があれば、署名前に遠慮なく質問しましょう。

契約はリフォームのスタートです。

納得した内容で契約することが、後悔しないリフォームにつながります。

会社選びで迷う方へ

リフォームで失敗しないための知識は「青本・赤本」にまとめています。

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