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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームの見積りができあがると、工事店から見積り内容や工事について説明を受けます。
この時、「自分だけで話を聞けば十分」と考える方もいらっしゃいますが、できればご家族と一緒に説明を聞くことをおすすめします。
リフォームは、ご家族全員の暮らしに関わる工事です。工事内容や金額について同じ説明を聞いておくことで、後から意見が食い違ったり、「そんな話は聞いていない」といった行き違いを防ぎやすくなります。
今回は、見積り説明を家族と一緒に聞くメリットと、確認しておきたいポイントについて解説します。
家族全員で工事内容を共有できる
リフォームは決して安い買い物ではありません。
説明を受けた本人は理解していても、ご家族には十分伝わっていないことがあります。例えば、
- なぜこの工事が必要なのか
- どこまで工事を行うのか
- なぜこの金額になるのか
- 今やらなくてもよい工事はあるのか
などを家族全員が同じ説明で聞いておくことで、後から説明し直す必要も少なくなります。
工事店に直接質問できるため、不安や疑問もその場で解消しやすくなります。
後から家族の反対が出ることを防ぎやすい
リフォームでは、
「そこまで工事しなくても良かったのでは?」
「もっと安い方法はなかったの?」
と、後から家族の意見が変わることも珍しくありません。もちろん、ご家族でよく話し合うことは大切です。
しかし、最初から一緒に説明を聞いていれば、その場で疑問を確認できるため、工事が決まってから話が戻ることを防ぎやすくなります。
契約を急ぐ必要はありません
見積り説明を受けた当日に契約する必要はありません。
一度持ち帰り、ご家族で相談してから判断しても問題ありません。
信頼できる工事店であれば、「ご家族とも相談して、ゆっくりご検討ください。」と案内してくれることが一般的です。
反対に、「今日契約すれば安くなります」と契約を急がせる場合は、一度冷静になって考える時間を持つことをおすすめします。
家族全員が参加できなくても大丈夫
仕事や予定の都合で、ご家族全員が同席できないこともあります。その場合は、
- ご夫婦のどちらか
- 将来一緒に住む予定のご家族
- リフォーム後の生活に関わる方
など、できる範囲で参加すると安心です。
また、参加できなかったご家族にも説明できるよう、見積書や提案資料をもらっておくと話し合いがスムーズになります。
見積り説明は会社選びの判断材料にもなります
見積書を見ると、どうしても金額だけに目が向きがちです。しかし、本当に確認したいのは、
- 分かりやすく説明してくれるか
- 質問しやすい雰囲気があるか
- 家族にも丁寧に説明してくれるか
- メリットだけでなく注意点も伝えてくれるか
といった対応です。見積り説明は、その会社の考え方や誠実さがよく表れる場面でもあります。
価格だけではなく、「安心して任せられる会社か」という視点でも確認してみましょう。
見積り説明は、会社選びを判断する大切な場面の一つです。見積りの依頼方法や、相見積りで会社を見極めるポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ
リフォームの見積り説明は、できるだけ家族と一緒に聞くことをおすすめします。
家族全員が工事内容や費用について同じ説明を受けることで、後からの行き違いや「聞いていなかった」というトラブルを防ぎやすくなります。
また、見積り説明では価格だけでなく、説明の分かりやすさや質問への対応なども会社選びの大切な判断材料になります。
納得できるまで説明を受け、ご家族とも十分に相談したうえで、安心して任せられる会社を選びましょう。
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