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執筆:二級建築士 安藤勉
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キッチン、浴室、トイレ、洗面台など、水まわりのリフォームを考える方は多いと思います。
ショールームで新しい設備を見ると、デザインや使いやすさに目がいきます。機器選びも大切ですが、「水漏れがないか?」「下地が傷んでいないか?」など見えにくい部分まで確認できる会社が心強いです。
この記事では、水まわりリフォーム会社を選ぶときに確認したいポイントを説明します。
水まわりリフォームは見えない部分も大切
水まわりリフォームでは、見た目のきれいさだけでなく、見えない部分の確認が大切です。
たとえば、浴室を新しくする場合、床下や壁の中に傷みがあることがあります。
キッチンや洗面台では、古い配管や水漏れ跡が見つかることもあります。トイレも、床の下地が傷んでいる場合があります。
水まわりは、水を使う場所です。そのため、小さな水漏れや湿気が、下地の傷みにつながることがあります。
会社選びでは、設備の提案だけでなく、見えない部分まで説明してくれるかを確認しましょう。
確認①配管や下地の状態を見てくれるか
まず確認したいのは、配管や下地の状態です。
水まわりのリフォームでは、古い設備を外したあとに、配管や下地の傷みが分かることがあります。
質問するときは、こう聞いてみましょう。
- 配管の状態も確認してもらえますか?
- 床や壁の下地に傷みがある場合はどうなりますか?
- 古い配管を交換する必要はありますか?
- 工事中に傷みが見つかった場合は説明がありますか?
水まわりに慣れている会社は、設備交換だけでなく、その周りの状態も確認してくれます。
確認②水漏れや腐食の可能性を説明してくれるか
水まわりでは、水漏れや腐食の可能性も確認しましょう。
特に、築年数が古い家では、見えない部分に傷みがある場合があります。たとえば、以下のような箇所です。
- 床下の腐食
- 壁の中の傷み
- 配管まわりの水漏れ跡
- 浴室まわりの下地の傷み
- 洗面所やトイレの床の傷み
大切なのは、傷みがあるかどうかだけではありません。
傷みが見つかったときに、どのように説明してくれるかです。
- 写真を見せてくれるか。
- 補修が必要な理由を説明してくれるか。
- 追加費用が出る場合に、事前に相談してくれるか。
ここを確認しておきましょう。
確認③見積りに補修費や処分費が含まれているか
水まわりリフォームでは、見積りの中身も大切です。
設備本体の金額だけを見ると、安く見えることがあります。ただし、実際には、設備以外にも費用がかかります。
たとえば、以下のような費用です。
- 既存設備の撤去
- 処分費
- 配管工事
- 下地補修
- 内装工事
- 電気工事
- 養生費
- 清掃費
契約前に、見積りに何が含まれているかを確認しましょう。「一式」と書かれている場合は、中身を説明してもらうことが大切です。見積りの見方は、こちらでも説明しています。
確認④追加費用が出る場合を事前に説明してくれるか
水まわりリフォームでは、工事を始めてから、追加費用が出ることがあります。
たとえば、古い設備を外したあとに、下地の傷みが見つかった場合です。また、配管の劣化が分かり、交換が必要になることもあります。
追加費用が出ること自体が、すべて悪いわけではありません。
大切なのは、どんな場合に追加費用が出るのかを、契約前に説明してくれるかです。
質問するときは、こう聞いてみましょう。
- 追加費用が出る可能性はありますか?
- 出るとしたら、どんな場合ですか?
- 金額が変わる前に説明してもらえますか?
- こちらの同意なく工事を進めませんか?
確認⑤キッチン・浴室・トイレなど近い実績があるか
水まわりリフォームでは、自分の工事に近い実績があるかも確認しましょう。
水まわりといっても、工事内容はさまざまです。
- キッチン交換
- 浴室リフォーム
- トイレ交換
- 洗面台交換
- 配管を含む工事
- 段差解消
- バリアフリー工事
- 古い家の水まわり改修
会社によって、得意な工事は違います。施工事例やホームページで、自分が考えている工事に近い実績があるかを確認してみましょう。
確認⑥工事後の保証や相談先があるか
水まわりリフォームでは、工事後の対応も大切です。
水漏れや排水の不具合など、工事後に気になる点が出ることがあります。
そのときに「どこへ相談すればよいか?」「保証の対象はどこまでか?」契約前に確認しておきましょう。
質問するときは、こう聞いてみてください。
- 工事後に困ったときはどこに連絡しますか?
- 水漏れが出た場合は保証の対象ですか?
- 保証の対象外になる場合はありますか?
- 担当者が変わっても対応してもらえますか?
保証は、年数だけでなく中身を見ることが大切です。保証については、こちらでも説明しています。
安い設備交換だけで判断しない
水まわりリフォームでは、安い設備交換だけで判断しないことも大切です。
もちろん、費用を抑えることは大切です。
ただし、設備本体の価格だけで比べると、本当に必要な工事が見えにくくなります。
安く見える見積りでも、下地補修や配管工事が含まれていない場合があります。
反対に、少し高く見えても、必要な補修や工事後対応まで含まれていることもあります。
大切なのは、設備の価格ではなく、見積りの中身を見ることです。
私たちが水まわりリフォームで確認していること
優良工事店ネットワークでは、水まわりリフォームでも、設備の提案力だけで判断していません。
見ているのは、工事全体の中身です。
たとえば、
- 配管や下地の状態を確認できるか
- 水漏れや腐食の可能性を説明できるか
- 必要な補修が見積りに入っているか
- 追加費用の可能性を事前に説明できるか
- 自分の工事に近い実績があるか
- 工事後の保証や相談先があるか
こうした点を確認しています。
水まわりリフォームで大切なのは、新しい設備を入れることだけではありません。「見えない部分まで確認できる会社か?」を見ることが大切です。
ここまでの内容は、会社選びで確認したいことの一部です。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の
【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|水まわりは見えない部分まで確認できる会社へ
水まわりリフォームでは、設備のデザインや価格だけで会社を決めないことが大切です。
確認したいのは、次の6つです。
- 配管や下地の状態を見てくれるか
- 水漏れや腐食の可能性を説明してくれるか
- 見積りに補修費や処分費が含まれているか
- 追加費用が出る場合を事前に説明してくれるか
- キッチン・浴室・トイレなど近い実績があるか
- 工事後の保証や相談先があるか
水まわりリフォームで大切なのは、新しい設備を入れることだけではありません。
配管や下地など、見えない部分まで確認できる会社かを契約前に見ておきましょう。
会社選びで迷ったら
水まわりリフォームは、設備選びだけでも迷いやすいものです。
さらに、配管や下地、追加費用、保証まで考えると、自分だけでは判断しにくいことがあります。
「この見積りで大丈夫かな」
「配管や下地まで見てもらえるのだろうか?」
「工事後に水漏れが出たらどうしよう」
そう感じたときは、第三者の立場でご相談をお受けしています。
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関連する注意点は、リフォームお役立ちトピックスでも確認できます。