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執筆:二級建築士 安藤勉
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「家具は全部移動しなければいけませんか?」
「荷物が多くて置く場所がありません。」
「住みながらでもリフォームできますか?」
このようなご相談をいただくことがあります。
私たちは20年以上、全国のリフォーム会社選びに携わってきました。その中でも、住みながらリフォームをされる方から多く寄せられるのが、「荷物はどうすればいいですか?」という質問です。
結論から言うと、工事の規模によって荷物の置き場所は変わります。事前に計画しておくことで、工事も生活もスムーズに進められます。
今回は、リフォーム中の荷物の置き場所についてご紹介します。
小規模な工事なら別の部屋へ移動することが多い
トイレや洗面台の交換、1部屋だけの内装工事などであれば、家具や荷物を工事しない部屋へ移動するだけで対応できることが多くあります。
職人さんが大型家具の移動を手伝ってくれる場合もありますが、事前に確認しておきましょう。
また、貴重品や壊れやすいものは、ご自身で移動しておくと安心です。
水まわりのリフォームは荷物の整理が重要
キッチンや浴室などのリフォームでは、収納している物を一度すべて取り出す必要があります。例えば、
- 食器
- 調理器具
- 食品
- 洗剤
- タオル
などです。工事期間中に必要なものだけをまとめておくと、生活しやすくなります。
この機会に使わない物を整理すると、新しい設備へスムーズに収納できます。
大規模リフォームでは一時保管を利用することも
全面リフォームや複数の部屋を同時に工事する場合は、自宅だけでは荷物を置くスペースが足りなくなることがあります。
その場合は、
- トランクルーム
- レンタル収納
- 引越し会社の一時預かりサービス
などを利用する方法があります。
工事期間が長い場合は、費用も含めて早めに検討しておくと安心です。
家具の移動範囲は工事会社へ確認しよう
会社によって対応範囲は異なります。例えば、
- タンス
- 冷蔵庫
- 食器棚
- ソファ
などの大型家具は、移動を手伝ってもらえる場合があります。
一方で、ピアノや金庫などの重量物は専門業者が必要になることもあります。
「どこまで対応してもらえますか?」と現地調査の際に確認しておきましょう。
ダンボールにラベルを貼ると片付けが楽になる
荷造りをするときは、
- キッチン用品
- 洗面用品
- 寝室
- リビング
など、部屋ごとにラベルを貼っておくことをおすすめします。
また、「すぐ使うもの」と「工事が終わるまで使わないもの」を分けて梱包すると、工事中の生活が快適になります。
少しの工夫で、荷物を戻す作業もスムーズになります。
後悔しないために確認したい質問
工事前には、次のようなことを確認しておきましょう。
- 「家具の移動はお願いできますか?」
- 「荷物はどこまで片付ければいいですか?」
- 「工事中も使える収納はありますか?」
- 「一時保管サービスを紹介してもらえますか?」
- 「荷造りはいつまでに終えればいいですか?」
工事内容や見積りについて確認したいポイントは、こちらで詳しく解説しています。
本当の原因は会社選び
「荷物を全部移動しなければならず大変だった。」
「どこまで片付ければいいか分からなかった。」
こうしたトラブルは、事前の打ち合わせ不足が原因で起こることが少なくありません。
私たちが20年以上リフォーム会社選びに携わる中でも、信頼できる会社ほど、
- 荷物の移動範囲を事前に説明する
- 家具の養生を丁寧に行う
- 工事中の生活を考えて工程を組む
- 必要に応じて一時保管の方法も提案する
という特徴があります。
工事だけでなく、お客様が普段どおり生活できるよう配慮してくれる会社を選ぶことが、満足度の高いリフォームにつながります。
まとめ|荷物は「どこへ置くか」を事前に決めておこう
リフォーム中の荷物は、工事の規模によって置き場所が変わります。
小規模な工事なら別の部屋への移動で対応できることが多く、大規模な工事ではトランクルームや一時保管サービスを利用することもあります。
工事が始まる前に荷物の置き場所や家具の移動方法を確認し、必要な物だけを取り出しやすくしておくことで、住みながらのリフォームも快適に進められます。
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