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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォーム会社を探していると、「社員数〇〇名」という会社概要を目にすることがあります。
「社員数が多い会社の方が安心なのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
私たちは20年以上にわたり、全国のリフォーム会社の調査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。
その中でも、「社員数が多い会社の方が安心ですか?」「小さな会社でも大丈夫でしょうか?」といったご相談をいただくことがあります。
結論からいうと、社員数は会社の規模を知る参考にはなりますが、それだけで安心できる会社とは判断できません。
実際には、多くのリフォーム会社が協力業者とチームを組んで工事を行っており、社員数だけでは施工体制や技術力までは分からないからです。
今回は、社員数を見る時に確認しておきたいポイントについて、建築士の立場から分かりやすく解説します。
社員数が多い会社でも工事は協力業者と行うことがあります
リフォーム工事には、
- 大工工事
- 電気工事
- 水道工事
- 内装工事
- 左官工事
- 塗装工事
など、多くの専門職が関わります。
これらすべての職人を自社で雇用している会社はほとんどありません。
そのため、多くのリフォーム会社では、信頼できる協力業者とチームを組み、それぞれの専門職が工事を担当しています。
社員数だけでは、実際に誰が工事を行い、誰が現場を管理するのかまでは分かりません。
社員数が多い会社は営業担当が多いこともあります
社員数が多い会社を見ると、「職人もたくさんいる会社なのかな」と思われるかもしれません。
しかし、実際には営業担当や設計担当、事務スタッフなどの人数が多く、工事そのものは協力業者が担当しているケースも少なくありません。
もちろん、それが悪いということではありません。
大切なのは、社員数ではなく、工事を誰が管理し、責任を持って完成まで見届ける体制になっているかです。
大切なのは施工体制です
会社選びでは、社員数よりも施工体制を確認することをおすすめします。例えば、
- 現場を誰が管理するのか
- 協力業者との連携が取れているか
- 工事後も責任を持って対応してくれるか
といった点は、安心して工事を任せるために重要なポイントです。
施工体制について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
会社概要も確認してみましょう
会社のホームページには、会社概要が掲載されていることが一般的です。会社概要では、
- 創業年(設立年)
- 社員数
- 建設業許可の有無
- 所在地
- 代表者名
などを確認できます。
これらの情報を総合的に確認することで、その会社について理解しやすくなります。
最終的には担当者や会社全体で判断しましょう
同じ会社でも、担当者によって提案力や説明の分かりやすさは異なります。
見積り内容を丁寧に説明してくれるか、質問に誠実に答えてくれるかなど、実際に相談した時の対応も重要な判断材料です。
社員数だけではなく、
- 建設業許可があるか
- 施工体制が明確か
- 保証内容が分かりやすいか
- 安心して相談できる担当者か
などを総合的に確認することが、後悔しない会社選びにつながります。
社員数はあくまで会社の規模を知るための一つの目安です。安心して任せられる会社かどうかは、さまざまなポイントを総合的に判断しましょう。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ
リフォーム会社の社員数は、会社の規模を知るための参考になります。
しかし、社員数が多いから安心、少ないから不安とは言えません。
リフォーム工事は、多くの会社が協力業者とチームを組んで行っています。そのため、社員数よりも、施工体制や現場管理、工事後の対応などを確認することが大切です。
社員数だけではなく、建設業許可や施工体制、保証内容、担当者の対応などもあわせて確認し、総合的に判断することが、リフォームで後悔しない会社選びにつながります。
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