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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームでは、職人さんの技術がとても大切です。
大工、電気、水道、内装、塗装など、多くの専門職人さんが工事に関わります。だからこそ、「腕の良い職人さんに頼みたい」と思うのは自然なことです。
ただし、リフォーム会社を選ぶときは、職人さんの腕だけで判断しないことも大切です。
「誰が工事全体を確認するのか」「誰が職人さんへ指示を出すのか」「誰が最後まで責任を持つのか」、ここまで見ることで会社を正しく判断しやすくなります。
この記事では、職人任せの会社と現場を管理する会社の違いを説明します。
職人さんに任せること自体は悪くありません
職人さんに工事を任せること自体は、悪いことではありません。
むしろ、リフォームでは専門の職人さんの技術が不可欠です。大工工事は大工さん、電気工事は電気職人さん、水道工事は設備職人さんというように、それぞれの専門職が関わることで工事が進みます。
注意したいのは、会社が現場をチェックせずに、すべてを「職人さん任せ」にしてしまっている状態です。
会社が見ない現場は要注意
本当に注意したいのは、契約した会社が現場を見ていないことです。たとえば、以下のような状況が挙げられます。
- 職人さんへの指示がない
- 打ち合わせ内容が現場に伝わっていない
- 工事内容を会社が把握していない
- 変更や追加費用の説明がない
- 仕上がりの確認をしていない
このような場合は、お客様が困りやすくなります。
「営業担当には伝えたのに、現場では聞いていないと言われた」「職人さんに直接聞いてくださいと言われた」といった食い違いを防ぐには、会社として現場を管理しているかを契約前に確認することが大切です。
管理する会社は何を見ているのか
現場を管理する会社は、工事全体を確認します。たとえば、以下のような点を見ています。
- 工事の進み具合
- 職人さんへの指示
- 見積り通りに進んでいるか
- 変更が出たときの説明
- 仕上がりの確認
- 工事後の相談対応
職人さんの技術に任せるだけでなく、会社が工事全体を見ているかどうかが大切です。また、会社が建設業許可を持っているか?が重要になります。
契約前に確認したい4つのこと
職人任せになっていないかを知るには、契約前に質問しておくことが大切です。確認したいのは、次の4つです。
- 誰が職人さんへ指示を出すか
- 誰が仕上がりを確認するか
- 変更や追加費用は誰が説明するか
- 工事後の相談先はどこか
難しいことを聞く必要はありません。「誰が確認するのか」「誰に連絡すればよいのか」、この2つを押さえるだけでも会社の管理体制が見えやすくなります。
確認①誰が職人さんへ指示を出すか
まず確認したいのは、職人さんへ誰が指示を出すかです。質問するときは、こう聞いてみましょう。
- 職人さんへの指示は誰が出しますか?
- 打ち合わせ内容は現場に共有されますか?
- 工事前に現場担当と確認できますか?
リフォームでは、お客様の希望が現場に伝わることが大切です。口頭だけでなく、見積書や打ち合わせメモなどに残してもらえると安心です。
確認②誰が仕上がりを確認するか
次に確認したいのは、仕上がりを誰が確認するかです。
工事が終わったあと、職人さんだけで確認するのか、会社の担当者も確認するのかを聞いておきましょう。質問するときは、こう聞いてみてください。
- 工事後の確認は誰が行いますか?
- 仕上がりのチェックはありますか?
- 気になる点があれば誰に伝えますか?
仕上がり確認の流れがある会社は、安心しやすくなります。
確認③変更や追加費用は誰が説明するか
リフォームでは、工事中に変更や追加費用が出ることがあります。
たとえば、壁の中の傷みが見つかった、材料を変更したい、工事範囲を広げたいといった場合、誰が説明するのかを確認しておきましょう。質問するときは、こう聞いてみましょう。
- 変更が出た場合は誰が説明しますか?
- 追加費用が出る場合は事前に説明がありますか?
- こちらの同意なく工事を進めませんか?
追加費用は、会社側が一方的に決めるものではありません。説明を聞き、納得してから進めることが大切です。
確認④工事後の相談先はどこか
工事が終わったあとも、相談先を確認しておきましょう。
リフォームでは、工事後に気になる点が出ることがあります。そのときにどこへ連絡すればよいのか、誰が対応してくれるのかを契約前に聞いておくと安心です。質問するときは、こう聞いてみてください。
- 工事後に困ったときはどこに連絡しますか?
- 担当者が変わっても対応してもらえますか?
- 保証の窓口はどこですか?
工事後の相談先まで分かる会社は、安心しやすくなります。
私たちが現場管理で確認していること
優良工事店ネットワークでは、「現場を管理する体制があるか?」をチェックしています。たとえば、以下のような点を確認しています。
- 誰が職人さんへ指示を出すか
- 誰が工事内容を確認するか
- 変更や追加費用を誰が説明するか
- 工事後の相談先があるか
- 保証や工事後対応が分かるか
リフォームでは、職人さんの技術と会社の管理体制の両方が大切です。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|職人任せではなく管理体制を見る
リフォームでは、職人さんの技術が大切です。
ただし、職人さんの腕だけで会社を判断しないことも大切です。確認したいのは、職人さん任せになっていないかです。契約前には、次の4つを確認しましょう。
- 誰が職人さんへ指示を出すか
- 誰が仕上がりを確認するか
- 変更や追加費用は誰が説明するか
- 工事後の相談先はどこか
職人さんの技術と会社の管理体制、この両方を見ることで会社を正しく判断しやすくなります。
会社選びで迷う方へ
職人さんに任せる会社なのか、会社が管理してくれるのか、自分だけでは判断しにくいことがあります。
「この会社は現場を見てくれるのかな」
「職人さん任せにならないかな」
「工事後まで対応してくれるかな」
そう感じたときは、第三者の立場でご相談をお受けしています。
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関連する注意点は、リフォームお役立ちトピックスでも確認できます。