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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームを相談しようと思っても、リフォーム相談前に何を準備すればよいか迷うことがあります。
「まだ工事内容が決まっていない」
「どこまで話せばいいか分からない」
「相談だけでも大丈夫かな」
このように感じる方も多いと思います。
結論から言うと、リフォーム相談前に、完璧な計画を作る必要はありません。
大切なのは、何に困っているのか。なぜリフォームしたいのか。これからどう暮らしたいのか。
ここを整理しておくことです。
この記事では、リフォーム相談前に準備しておきたいことを分かりやすく説明します。
相談前に完璧な計画を作る必要はありません
リフォーム会社に相談するには、悩みを整理し、細かく決めておかなければいけないと思う方もいると思います。
でも、最初から完璧に決める必要はありません。
- 「キッチンを替えたい」
- 「浴室が寒い」
- 「段差が気になる」
- 「実家が古くなって心配」
このくらいでも大丈夫です。
むしろ、最初から工事内容を決めすぎると、本当に必要なリフォームが見えにくくなることもあります。
相談前は、工事内容よりも、困りごとや目的を整理しておきましょう。
準備①リフォームしたいきっかけを整理する
まず、相談の準備として整理しておきたいのは、「リフォームしたいと思ったきっかけ」です。たとえば、
- 浴室が寒くてつらい
- キッチンが使いにくい
- 階段や段差が心配
- 雨漏りが気になる
- 実家が古くなって不安
- これからも長く住みたい
きっかけを伝えると、工事の目的が分かりやすくなります。
「何を直したいか」だけでなく、「なぜ直したいのか」と相談先に伝えると、希望に合った提案につながりやすくなります。
準備②困っていることを書き出す
次に、困っていることを書き出しておきましょう。
小さなことでも大丈夫です。リフォーム相談で何を伝えるべきか迷ったら、まずは以下のようなどんなことに困っているかをメモしてみてください。
- 冬になると浴室が寒い
- トイレまでの移動が不安
- 収納が足りない
- 床が沈む感じがする
- 窓まわりが暑い、寒い
- 掃除がしにくい
- 親が一人で暮らしていて心配
リフォームでは、困りごとを整理すると、必要な工事が見えやすくなります。
全部をきれいにまとめる必要はありません。思いつくままにメモしておくだけでも、相談しやすくなります。
準備③希望する工事と目的を分けて考える
相談前には、希望する工事と目的を分けて考えることも大切です。
たとえば、「外壁を遮熱塗料で塗りたい」という希望があったとします。しかし、本当の悩みは「夏の暑さを何とかしたい」ということかもしれません。
その場合、塗装だけでなく、窓の断熱や日よけ対策など、別の方法が適している可能性もあります。
また、「浴室を新しくしたい」という希望でも、本当の目的は寒さを改善することかもしれません。
リフォームでは、希望している工事と本当に必要な工事が異なる場合もあります。相談するときは、「これをしたい」だけでなく、「こう困っている」と伝えることが大切です。
準備④気になる場所の写真を撮っておく
相談前に、気になる場所の写真を撮っておくと便利です。
写真があると、現状を正確に伝えやすくなります。撮っておきたいのは、次のような場所です。
- リフォームしたい場所
- 傷みがある場所
- 雨漏り跡
- 床や壁の気になる部分
- 段差や階段
- 水まわり
- 外壁や屋根の気になる部分
スマートフォンの写真で大丈夫です。全体が分かる写真と、気になる部分の近い写真を両方撮っておくと伝わりやすくなります。
準備⑤予算の目安を考えておく
リフォーム相談では予算の目安も考えておきましょう。正確な金額でなくても大丈夫です。
「できればこのくらいで考えたい」
「上限はここまでにしたい」
「まず概算を知りたい」
このような伝え方で構いません。予算を共有することで、工事内容の優先順位を考えやすくなります。
また、相談後は見積り内容をしっかり確認することも重要です。
ただし、予算だけで工事内容を決めるのは注意が必要です。必要な工事を削りすぎると、後から不具合や追加費用につながることもあります。
予算と必要な工事のバランスを相談しながら考えましょう。
準備⑥家族の意見を確認しておく
リフォームでは、家族の意見も大切です。
特に、実家のリフォームや親の住まいのリフォームでは、家族の考えが分かれることがあります。
- 本人は今のままでよいと思っている
- 子どもは安全面が心配
- 家族で予算感が違う
- 誰が窓口になるか決まっていない
- 将来も住むのか、売却も考えるのか
こうした点を事前に少し話しておくと、相談が進めやすくなります。
すべてを決める必要はありません。ただ、誰が主に相談するのか、どのくらいの範囲で考えるのかは、確認しておくと安心です。
準備⑦不安なことをメモしておく
リフォーム相談前には、不安なこともメモしておきましょう。リフォームでは、分からないことがあって当然です。
- この工事は本当に必要か
- どのくらい費用がかかるか
- 追加費用は出るか
- どの会社に頼めばよいか
- 工事後の保証はあるか
- 住みながら工事できるか
- しつこい営業電話がないか
このような不安です。相談の場になると、聞こうと思っていたことを忘れてしまうこともあります。事前にメモしておくと、落ち着いて相談しやすくなります。
私たちが相談で大切にしていること
優良工事店ネットワークでは、工事内容だけをお聞きするのではなく、「なぜリフォームしたいのか」を大切にしています。
たとえば、「キッチンを替えたい」というご相談でも、本当は収納不足が悩みかもしれません。「外壁を塗りたい」というご相談でも、本当は夏の暑さ対策が目的かもしれません。
希望する工事だけでなく、困りごとや暮らし方までお聞きすることで、より適した方法を考えやすくなります。
また、ご本人の同意なく工事店へ情報を伝えることはありません。まずは第三者の立場でご相談をお受けしています。
ここまでの内容は、会社選びで確認したいことの一部です。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の
【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|相談前は困りごとを整理する
リフォーム相談前に、工事内容を完璧に決める必要はありません。準備しておきたいのは、次の7つです。
- リフォームしたいきっかけ
- 今困っていること
- 希望する工事と目的
- 気になる場所の写真
- 予算の目安
- 家族の意見
- 不安なこと
大切なのは、「何をしたいか」だけでなく、「なぜそうしたいのか」を伝えることです。
困りごとや目的を整理しておくと、より合った提案を受けやすくなります。
まず相談だけしたい方へ
リフォームの無料相談は、工事内容が決まってからでなくても大丈夫です。
「何から考えればよいか分からない」
「この工事が必要か知りたい」
「どの会社に頼めばよいか不安」
そう感じたときは、第三者の立場でご相談をお受けしています。
電話でも、WEBでも、お名前なしでもご相談いただけます。
※営業の電話はありません。
リフォームで失敗しないための知識は「青本・赤本」にまとめています。
※NHKでも紹介された冊子です
※累計100万部発行
関連する注意点は、リフォームお役立ちトピックスでも確認できます。